ソーラーアーク
今日のお話は、ウインドサーファーの友人の<バタヤン>だ。
バタヤンという名前の人物だ。
ん? ちょっと待てよ?
バタヤンの名前は何だっけ?
<小幡>が姓で、そのあとは何だっけ?
ま、いっか・・
(参照;2006、3月7日)
何を、やった人かと云えば、
冒頭の写真、<
ソーラーアーク>をデザインした人だ。
その
バタヤン、今年、イタリアに行った。
なんでも、世界的な賞を受賞したそうだ。
私的な役者の世界では、アカデミー賞と云うのがある。
それに匹敵するのが、
デザイン部門でのデザイナー賞が、
イタリアは、ミラノで催されるらしいのだ。
世界一のデザイナーが、表彰されるのだ。
ドロロロロ~~~~!
ドラムドローと共に、見事<金賞>に輝いたのは、
誰を隠そう、日本人の<バタヤン>であった!
日本一なのではない、
世界一のバタヤンだ。
遡る事・・その数ヶ月前、
バタヤンと共に、正月、南の島のコテージにいた。
そのコテージ内で、私が釣り上げた魚を、
みんなに食べさせる為に、策を練っていた。
魚は5~6種類ある。
何はともあれ、刺身を作る。
それぞれの刺身が
何という名前の魚かを、定かにする為に・・
イシマル「バタヤン!それぞれの刺身に、魚の名前を書いて!」
唐突に命令を受けたバタヤンが、紙とマジックで、
レイアウトを思考し始める。
なんたって、
デザインの超プロである。
超がいっぱい付くプロである。
カツオ、マグロ、カワハギ、ツムブリ、カンパチ、etr
紙に名前を書いていく。
バタヤン『いしまるさん、これで、エエかなあ?』
そのレイアウトを見たイシマル、返す言葉で、
イシマル「駄目じゃ~ん、やり直してくれるぅ~」
何が気に入らなかったのか、
バタヤンが時間を掛けてレイアウトした作品を
ケナシたのだ。
ケナサレた、バタヤン・・
更に、時間を掛けて、やり直しに汗を流したのだ。
バタヤン『いしまるさん、これで、エエかなあ?』
イシマル「うん、ま、いいでしょ、ご苦労さんネ」
ご苦労さんネ、と言われたバタヤン、その3ヵ月後、
世界のデザイナーの憧れの、金賞を受賞する事になる。
ごめんねバタヤン、アカデミー賞なんか全く無縁のアホ役者に
指図をされて・・
ああせい、こうせい、このへたくそ・・・