<枕>は重要だ。
枕にはこだわりたい。
枕次第で、次の日が決まるかもしれない。
枕次第で、人生が左右されるかもしれない。
大袈裟ですか?
いえいえ、何たって、あなたの頭を支えている
枕ですぞ。
枕にこだわらなくて、何にこだわるというのだ!
人生の三分の一は、枕と共に、過ごしているのだ。
その割には、
枕にお金を使わなさ過ぎでないだろうか?
家の玄関に何百万円も投資しておきながら、
枕の値段が何百円というのは、いかがなものだろうか?
滅多に使わないゴルフ道具に何十万円も、投げ捨てながら、
枕の値段を、ネギルのは、いかがなものだろうか?
はっきり言います。
枕の値段は安過ぎる。
安過ぎるから、
その産業に参入する新企業が現れないのかもしれない。
もっともっと、
素晴らしく眠れる枕が開発されても良い筈だ。
寝汗もかかず、
鼾もかかず、
歯軋りもしなくて済む
進化した枕が、そろそろ現れてもおかしくない筈だ。
そんな素晴らしい枕が現れたなら、
少々お値段張っても、欲しいに決まっている。
も一回言いますよ。
あなたは自家用車に、
人生の三分の一を乗っけてますか?
多分、乗っけてないでしょ。
だのに、その自動車に大金を使っているでしょう。
ところが、あなたの頭は、乗せられているのですよ、
人生の三分の一を枕に。
旅の多い私は、枕を持ち歩いている。
所謂、<マイ枕>
ビーズがぎっしり詰まったマイ枕。
持ち歩くには、重すぎる一品。
カバンに入れるには、かさばり過ぎる一品。
そこで、私は、新たに参入する枕企業に提案する。
<
カバンがそのまま、枕に変貌する>
そんな、マクラを作って頂きたい。
そんな、カバンを作って頂きたい。