「ヒラメだあ!」
海の上に浮かんだ船の上で、喜びの声を挙げる.
そうそう簡単に釣れない、高級魚ヒラメが釣れた喜びに、
思わず、歓喜のガッツポーズで、酔いしれる。
今日の話は、常連の釣り人だけではなく、
初めて釣りに出かけたアナタにも降りかかるお話です。
<ビギナーズラック>と云う昔からあるラッキー言葉がある。
分かり易く表現すると、
初めてチャレンジしたアナタに、
なぜか、最高の魚が釣れるのだ。
『うっひゃぁ~釣れたぞう、ヒラメじゃあ~!』
ヒラメと云えば、
《ヒラメの薄造り》
《ヒラメのエンガワ》
《ヒラメのムニエル》
美味しさにかけては、メダリストである。
よし・・仮の話だ。
そのヒラメが釣れたと、大騒ぎをしたアナタ。
その夜、友人を集めて、ヒラメ料理をふるまった。
ところが!
物知り顔の友人の一人が、ニヒルにつぶやくのだ。
ははぁ~ん、こいつは、<
カレイ>だね。
ガアア~~~ン!
ヒラメだと思っていた魚が、実はカレイだと言うのだ。
<
おつう>が、隣の部屋で、カタコンカタコン・・
じぇったい見ないで下さいね!・・と言いながら、
実はカレイだったのだ。
与平(
よひょう)は、傷つき驚いた。
そこで、本日の命題だ。
「ヒラメとカレイは、どこで見分けるのですか?」
ふむ、その見分け方は、とても簡単なのだが、
敢えて、私は教えない。
人生には、生涯、知らない方が良い事もあるのだ!
ちなみに、カナダでは、ヒラメの超特大(2m級)を
《
オヒョウ》と呼ぶ。
与平(
よひょう)と、何か関連があるのだろうか?
教えないと言ったが、やはり教えよう。
ヒラメだかカレイだかの、白い部分を皿に付けて置く。
ハラワタが入っている部分を自分側に持ってくる。
その時、顔が左にくれば、ヒラメ。
右にくれば、カレイ。
覚え方として、
<左ヒラメ、右カレイ>と呼ぶ。
では、最後の写真はどちらでしょう?