世界一のカルデラ 阿蘇
昔から不思議で解らない事がある。
誰も説明してくれない事柄がある。
ボクシングで一番強い人を、何と呼びますか?
<チャンピオン>
それは知っている。
しかし、ボクシング界には、<1位>という立場の人がいる。
例えば、バンタム級1位がいる。
でも、彼は、1位のくせに、最も強いワケではない。
その上にチャンピオンがいるのだ。
別人なのだ。
1位よりチャンピオンの方が強いのだ。
この制度って、何だろう?
1位の人を、チャンピオンと何故呼ばなかったのだろう?
例えば、オリンピックでは、1位の選手を金メダリストと呼ぶよね。
金メダルとって大喜びしたら、その上にチャンピオンがいた・・
なんて事になったら、がっかりだよね。
「イシマルさんそれはね、チャンピオンに挑戦する順位の
1位なんですよ」
はい、そうですか。
でも、納得出来ません。
ボクシング以外のスポーツでも、みんな1位に挑戦してますよ。
確かに、1位に特別な愛称をつけたものが多い。
相撲の場合、<横綱>だ。
でも、敢えて番付すると、横綱は1位だ。
スポーツ以外でも、例えば将棋の1位は<名人>だ。
私の知る限り、トップの選手及び、チームは、
1位=チャンピオンである。
なのに、ボクシング界だけは、特別なキングを拵えたのだ。
学校の先生の一番偉い人が、教頭だと思っていたら、
<校長>にペコペコしているのを、見つけた時に似ている。
会社の一番偉い人は社長に決まっていると思っていたら、
ある時、<会長>が現れて、びっくりするした時に似ている。
病院の院長に、大切な相談に行ったところ、
決定権は<理事長>にあると言われた時の衝撃に似ている。
日本の首相が、
ある国の首相と会談しているニュースを見ていたら、
横に、その国の<大統領>が映っていた時の混乱に似ている。
中国のカブトムシ