先日、シイタケのボタギの話をしたよね。
今日は、チェーンソーを抱えて、タケノコ狩りである。
伊豆の山中にイシマル探検隊はタコノコを求めて、
分け入った。
結果から言おう。
タケノコは採れなかった。
と云うより、見つからなかった。
理由は簡単。
我らの前に、イノシシが、夜のうちに、鼻をクンクンやって、
見つけて、みんな掘り起こして、食っちまうのである。
しょうがない、
我らに出来る事は、竹林を整備する事しかない。
バルルルルル~
チェーンソーがケタタマシイ音を立てる。
直径20㎝を超えるモウソウ竹。
すくすくと20m以上伸びたモウソウ竹。
片っぱしから、切り倒してゆく。
バキバキと音を立てて、竹が倒れる。
一本の重さは、恐らく
100㎏を越えているだろう。
チェーンソーを扱っている私にとって、初めての竹狩りである。
皆さん、知ってますか?
竹は倒れる時、他の竹に引っ掛っ掛るのです。
しょうがねえなあ~ってんで、
引っ掛かられた竹を、更に切るのだ。
すると、その
2本の竹が、その更に先の竹に引っ掛かるのだ。
しょうがねえなあ~ってんで、
その先に引っ掛かれた竹を、更に切るのだ。
てな具合に、竹伐りの戦いが続いていた時に、
恐ろしい事件は起こった。
大量のこんがらがった竹の真下でチェーンソーを扱っていた私。
ギエエエエ~~ン!
その私をみんな(隊員)が見ていた。
隊員1「あっ、竹が倒れる!」
隊員2「危ない!」
隊員3「やばい、死んじゃう!」
隊員4「逃げろ!」
チェーンソーの轟音で、隊員の悲鳴が聞こえなかった私。
突然、後頭部に凄まじい衝撃が襲った!
ドギャ~~ン!
100㎏の物体が私を直撃した・・
隊員1はその時、悲惨な光景が甦ったそうだ。
「映画トワイライトゾーンでビッグモローが
ヘリコプターに巻き込まれるシーン」
しかし、イシマル君は、結構丈夫である事が解った。
直径20cm、100㎏の竹に直撃されて、
なんなく立ち上がり、よみがえってきたのである。
しかも、まだ、
バリバリと音を立てるチェーンソーを振りまわしながら・・
隊員2も、凄惨なシーンが甦ったそうだ。
「
ターミネーター・・」