先日、石老山に登った折、大きな岩の下
におかしなモノを見つけた。
岩の下が、えぐれている場所に、
木でツッカエ棒をしているのである。
木と云ったって、私の腕より細い枝である。
いっぽう岩の大きさはと云うと、
一辺20メートルはあろうかという巨岩だ。
重さは、想像すら出来ない。
曙、数千人分はありそうだ。
(こういう時、例えに使われた
曙本人は、喜ぶのだろうか?)
さて、先ほどの枝の横に、よく見ると、
更に細い枝が立てかけてある。
どうやら、岩が倒れてくるのを防ごうとした子供達の仕業らしい。
直径1センチにも満たない細枝が、ずらっと立てかけられている。
いや、つっかい棒をしている。
私も、一本、つっかえ棒を入れさせて貰った。
その一瞬、
アレを思い出してしまった。
山や河原に行くと、
道しるべに、
石を積み上げてある場所がある。
最初に誰かが、石山を築くと、
後から来た人が、石を一個乗せていくのだ。
それが、積もり積もって、大きなケルンが出来てゆく。
霧などが出た時の、道しるべになる。
戻って、<つっかえ棒>
こんな、細い棒をつっかえた所で、何の役にも立ちはしない。
ほとんどシャレの世界である。
じゃあ、これならどうだろう?
っと、頑張った写真がコレだ。
一生やってろ!