カテゴリ:その他( 1922 )
1000グラムのサバが
e0077899_873563.jpg
 「いちキロ!」
いちキログラムのサバが、行きつけのスーパーに転がっていた。
1000gではないか!
最近、サバの魚体は、小型化に向かっている。
本人が好んで向かっているのではなく、
大きくなる前に、収穫されるので、
デカクなるユトリがない。

いちキロ!
素敵な響きによせられ、
慌てて買い求めたサバを、三枚におろし、
すぐさま塩を振る。
目的は、シメサバである。
普段、私のシメサバの作り方は、浅ジメである。

一時間の塩。
30分の酢

しかし、いちキロのサバを見た途端、
急きょ、こころを入れ替えた。
大き過ぎて、塩も酢も入らない。
よって、たっぷり時間をかける。
2時間の塩に、8時間の酢。
すると・・・

鼻がきく仲間が訪ねてくるではないか。
ツッシーだ。
「デカイ鯖をシメたんですって?」
『でかいヨ~でも、なんで知ってるの?』
「だって・・・」
どうやら、私が触れ回ったらしい。

「え~~~コレですかぁ~!」
手のひらの厚みを超える分厚い刺身だ。
ゴクリッ
日本酒は最高の奴を用意したかんネ。
トクトクトク

しかして、食らいついたツッシー。
「ああぁあ、うまいぃ・・ああぁうまいぃ~」
その感想を聞きながら、食らいついた私。
『ああぁあ、うまいぃ・・ああぁうまいぃ~』

しまった、慌てすぎて、鯖専用皿に盛るのを忘れた。
e0077899_861556.jpg
   サバ専用皿に盛ってみました
by ishimaru_ken | 2017-12-11 05:48 | その他
カユイ所ございませんか?
e0077899_1683779.jpg
 美容院における10数年来の悩みは、
いまだとけていない。

美容院で、シャンプーして貰っている。
仰向けに横たわっている。
どちらかと云えば、眠ってしまいたいひとときである。

「カユイ所、ございませんか?」
女性の声が聞こえる。
カユイ所・・・あるにはある。
あるんだが・・どうやってその場所を指摘したらいいだろう?

仮に、私の頭が地球儀だとすると、
地球が横たえられている。
右の眉が日本だとすると・・・
南米のチリの辺りがカユイ。

さあ、ここからが問題。
その場所をどうやって伝えるか?
地球儀を持ち出すのは、ややこしくなるので、
前後左右で説明しようとする。
左耳の後ろのちょいとの辺りがカユイです」
ところが・・・
立っている彼女の頭の軸と、
寝ている私の頭の軸は、ベクトル方向が違っている。
数学用語でいうところの、
《ねじれ平行線》の関係だ。

<後ろ>という単語は、どちらの方向になるのか?
<下>という単語は、どちらを指しているのか?

『この辺りですか?』
かきながら、言ってくれる。
「いや、もう少し右」

今、<右>と言ったが、
右とはどちらの方向だろう?
彼女にわかるだろうか?
先ほどの地球儀を持ち出せば、
右とは、経度が少なくなる方向だと説明できるが、
彼女には、余計にわからなくなるに決まっている。

その上、《かかれる》という行為は、
カユミが助長される誘発剤でもある。
かかれるとカユイ地帯が広がる。
「他にカユイところはございませんか?」
はいはい、カユイ所だらけになりましたでございます。
出来ましたら、チリからアルゼンチンに入り、
ウルグアイを経て、
ブラジルまで越境していただきたい!
そのあげく、南米大陸をグジャグジャにして貰っても結構。
もうこうなったら、指じゃなく、
アサリ堀りの熊手で、ガリガリお願いしますです、はい!
e0077899_16641100.jpg

by ishimaru_ken | 2017-12-07 06:05 | その他
ツッシーの修理屋さん
e0077899_958214.jpg
 ある屋上に、バーベーキューのマシンが置かれてあった。
壊れて使えないと言う。
そこに、スックと立ち上がったのが、ツッシーだ。
やおらマシンの前に立ち、しばしガチャゴチャやっていた。
すると・・

「はい、なおりました」
『え~ずっと壊れていて、誰も修理できなかったのに!』

ツッシーは、たいがいのモノをなおしてしまう。
別に、そのマシンの専門家ではない。
むしろ、初めて触る機械であったりする。
しかし・・
観察をくりかえし、アッチを外し、コッチを覗き込み、
ソッチからアプローチし、
ああだ、こうだやっているウチに、
壊れた原因を探し出す。
とにかく、あきらめない。

「もういいよ、ツッシー」
声をかけても、没頭しているのか、顔をあげる気配すらない。
この体質は、宇宙飛行士に向いているかもしれない。
そうだ!
あの真っ白なジグソーパズル(宇宙飛行士養成用)を、
ツッシーにクリスマスプレゼントしてみよう。
彼なら、絶対あきらめずに、解いてしまうかもしれない。
いや、やめておこう。
ただでさえ、忙しい仕事をしているツッシーだ。
そのプレゼントのセイで、仕事に支障が出る。

よし、彼の車の隅っこに、こっそり隠しておこう。
e0077899_958421.jpg

by ishimaru_ken | 2017-12-06 05:57 | その他 | Comments(0)
紙粉砕シュレッダー
e0077899_10321595.jpg
 コレは、《手動シュレッダー》である。
手で廻して、紙を粉々にする。

会社などでは、電気がこの作業を行なう。
しかし、家庭では、手動が幅をきかせている。
実は、手動・・
これが、楽しい。
ストレス発散になる。

まず、ゴミを粉々にするという粉砕行為が楽しい。
「もう一切合財!」
という、やっちまった感が気持ちいい。
二度と戻せない的な、覚悟感も強い。

さらに、その音だ。
ゴリゴリゴリゴリ
いい加減に表現してみたが、実は・・
この音が、ユニークである。
目をつぶってこの音を聞いてみよう。
音感として、GとRとNとYが同時に出ている。
ガルニョリ ガルニョリ てな具合だ。

この音の質感がとても、「美味しそう」に感じる。
もし、ずっと目をつぶっていたとしたら、
「ネェネェ、何の料理を作っているの?」
質問が出るだろう。
こっそり、カレー粉でも振りかけておけば、
かなりの興味を惹くと思われる。

手動シュレッダーは、家の中では、事務机の上に置いてある。
しかし、ここはひとつ、台所に持ち込んだらどうだろう。
特に、客人が来た折には、ぜひ試してみよう。
ニンニクと香辛料の匂いをふんだんに振りまいて、
台所で秘かに、この、
ガルニョリ ガルニョリ をやり続ける。

「けっして見ないでネ」
おつうのセリフを吐きながら、
ガルニョリ ガルニョリ ガルニョリ
客人は、どんな料理が出てくるのか・・・
喉仏をあげさげしながら、気が気でない。
料理は、香りと味だけではない。
音が演出効果をさらに向上させる。

「あのぉ~、おなかすいたんですけんどぉ~」
ガルニョリ ガルニョリ ガルニョリ ガルニョリ
「いい香りがするんですけんどぉ~」
ガルミョリ ガルニョリ ガルニョリ ガルニョリ
e0077899_10385339.jpg

by ishimaru_ken | 2017-12-03 05:30 | その他
スマガツオを追いかける
e0077899_7594077.jpg
 《スマガツオ》が売られていた。
スーパーでは、滅多にお目にかかれない。
獲れた時だけ売られている感じがする魚。

数年後には、養殖のスマガツオが、
世を席捲している気がする。
なんせ、大きくなるのが早い。
味は、カツオのくせに、マグロのトロ。
カツオより、魚体も大きい。
客人に刺し身でお出しすると、泣きながら喰ってくれる。 
 「ああ~うまい!ああ~うまい!」
うまいのは分かったけど、少し残しといてくれよ。
 「聞いてない聞いてない・・」
ペロリと皿まで舐めている。

スマガツオは、通称、スマと呼ばれる。
築地魚河岸でも、《スマ》と表記され、売られている。
 「スマありますかねぇ?」
 『あっちの、○○さんが仕入れたんじゃねぇかい』
さほど貴重でもある。
スマを食べたきゃ、やはり南国に行くしかない。
土佐だの、枕崎だの、カツオの産地に行き、
スマが獲れる僥倖に出会うしかない。
その確率は高い。

スマ待ちする時間は、楽しい。
『スマ待ち旅』なんて、面白いかもしれない。
漁港の朝セリで、スマが買われていった魚屋を追いかける。
スーパーかもしれない。
魚屋から旅館に流れるかもしれない。
スマを追いかける旅になる。
夜、辿り着いた先で、運よくスマを食べ、皿を舐められれば、
アッパレとなる。
よし、今度やってみよう!
ご報告は、その時に・・・
e0077899_7592381.jpg

by ishimaru_ken | 2017-11-27 05:58 | その他
水牛車がゆく
e0077899_8294373.jpg
 イリオモテ島に、由布島(ゆぶじま)という小さな島がある。
島と言っても、干潮時には、歩いて渡れる。
潮が満ちても、さして水深は深くならない。

そこで、渡るには、水牛が轢く車・・
水牛車が登場する。
10人ほどの客を乗せ、おばあ、おじいが運転して渡ってゆく。
運転はさしてする事がないのだろうか・・
サンシンを弾きながらの、のんびりしたものだ。
昔は少ない頭数しかいない水牛車だったが、
いまでは観光客が増え、
バスがバンバン到着しても、水牛車もバンバン出発する。

水牛はあせらない。
ゆっくりゆっくり歩く。
浅い海岸べりを渡ってゆくのだが、
離れた所から眺めると、
まるで、水の上に浮かんでいるように見える。
誰が撮影しても、いつ撮影しても、
不思議な写真が撮れる。
乗っている人より、観ている人の方が楽しい。
ひがな一日、ここで、水牛車の往来を眺めているのも、
一興だ。
100%サトウキビジュースを飲みながら・・・
e0077899_8291266.jpg
     100パーセント
by ishimaru_ken | 2017-11-25 05:28 | その他
ギンナンを喰らう
e0077899_7524760.jpg
 銀杏を喰らう。
秋は、ギンナン。
豆ごと買い求める。
さて、どうやって食べる。

その昔から、ギンナンは煎る。
金網だのフライパンで煎る。
要り時間は、難しい。
火加減を気にしながら、まんべんなく、火をまわす。
パチッ
割れる音がする。
パチッパチッ
すべてが割れてからでは、煎り過ぎとなる。
いい加減でやめて、あとは、ペンチで割る作業に入る。
う~む、長い作業だ。

先日、買い求めたお店で、いいことを聞いた。
それを実行したみた。
ここに茶封筒が登場する。

お手紙を出す茶封筒に、ギンナンを20個ほど放り込む。
フタをいい加減に閉じ、電子レンジに入れる。
40秒・・・
パチッパチッ!
破裂音が起こる。
まるで小さな爆弾が破裂したような音響がとどろく。
ここで、おびえてはいけない。
我慢する。
チ~~ン
・・レンジをあける。
封筒は破れていない。
皿にうつす。
熱いうちに、割れていない数個のギンナンをペンチで、
軽く押すと、パチッ!
これで出来上がり。

おお~うまいでないかい。
ビールを吞みながら、ギンナンでゴクリ。
ワインで、ゴクリ。
う~~~む、いいんでないかい。
e0077899_7522110.jpg
   食べすぎに注意
by ishimaru_ken | 2017-11-23 05:51 | その他
イリオモテヤマネコ
e0077899_1163288.jpg
 西表島(いりおもてじま)をぶらぶらしていた時だった。
「島に来て、だいぶ経つのに、猫の姿を見ないナ」

日本中、田舎に行くと、町中、村中に猫がいる。
ぐったり寝ころんでいたり、歩いていたり、
シッポだけ動かしていたり・・
猫は、景色の一部に溶け込んでいる。
おおむね白黒か、ブチが多い。
三毛猫は少なくなった。
可愛げのない猫が、屋根の上の崖っぷちで、
昼寝をしているのを見つけると、
そのノンビリさに、こちらまでゆっくりの気分になる。

その猫たちが、西表島の町中で見つからない。
なぜか?
答えは簡単だった。
この島の天然記念物は何?
 《イリオモテヤマネコ》

「種が掛けあわねぇようにヨ、飼い猫の雌は全部、
 去勢しちぅじなあ~」

この努力によって、猫が自然繁殖も、野良化もしていないのである。
よって、ふんだんなノンビリさん達に出会わない結果となった。
で、その肝心のイリオモテヤマネコには、出会うのかと云うと、
出会えないこともない。
夜、車を運転していたら、
突然ライトの中にとび出してくる事があるらしい。
そして交通事故。
年間、数匹が痛い目にあっている。
昨年は、6匹もの悲しい昇天があった。
だから、お願い看板がたくさんある。
「速度を出さないで」
イリオモテ島の動物注意の交通看板は、
山猫のイラスト絵であった。
e0077899_11668.jpg
e0077899_1161722.jpg
e0077899_19823.jpg

by ishimaru_ken | 2017-11-20 06:05 | その他
コンピューター将棋
e0077899_12292364.jpg
 将棋のコンピューターソフトが飛躍的に進化している。
人間と戦うと、今のところ五分五分である。
まもなく、人間が勝てなくなるだろう。
すると、こう仰る方が大勢現れる。
「将棋のプロがいなくなるんじゃない?」
この考え方は、間違っている。

今から、100年以上前、
地上を人が走っていた。
人と人が走り比べをしていた。
どっちが速いか、渾身の筋肉勝負をしていた。
っと、その頃、自動車なるものが登場した。
もの凄く速い乗り物である。
人間がどうあがこうが、自動車には勝てなかった。
走り比べすらしなかった。
そう、自動車は、将棋におけるコンピューターである。

たとえ、自動車が時速400キロでようが、
人は未だに、ウサイン・ボルトの走りを見たがっている。
桐生(きりゅう)に望みをかけたがっている。

実際、私は、人が指す将棋を見たい。
人と人の戦いを見たい。
コンピューターとコンピューターの戦いは、
自動車レースだ。
F1だ。
それらは、オリンピック、パラリンピックには参加できない。
よって・・・

将棋の棋士は、プロとして尊敬され、
勝負師の顔をして、
われらの遥かかなたに君臨し続けるのである。
e0077899_12282792.jpg
   駒柱(こまばしら)が立つ
by ishimaru_ken | 2017-11-14 05:27 | その他
馬鹿の崖のぞき
e0077899_11281117.jpg
 「うぅぅ~覗きたい・・・」
崖がある。
近くによっていく。
相当高い断崖だ。
100mは超えている。
ほとんど垂直に切り立っている。
あと5mに近づいた。
おそらく医療機器で確かめれば、
心拍数は3割増しあがっている。
もうすこし・・・

3mまで来た。
崖のフチを観察してみると、やや斜めに崖側に傾いている。
つまり、ズルッといけば、真っ逆さま。
ゴクリッ
血圧も5割増しに違いない。

1m!
前後に開いた足のヒザは曲がっている。
腰もくだけている。
両目は大きく開かれ、肩が後ろに引かれている。
つまり、最も崖に近い部分に目玉がある。

ご・ご・ごじゅっせんち!
息を止めている。
苦しい。
もう限界だ。
でも、真下を見てみたい。
うぅぅぅ・・・
腹這いになろうか?
いや、腹這いは危険だ。
ズルッといった時、対処のしようがない。
うぅぅぅ・・
(そうだ、カメラで撮ろう)

カメラを取り出し、右手だけ、そお~と伸ばす。
パシャリッ
そお~と引っ込める。
退きゃ~~~あく。
抜き足、差し足、後退し、最後は、
ウサギのように跳びのいた。
ハアハアハアハア~
e0077899_11282476.jpg
     パシャリッ   やめましょう
by ishimaru_ken | 2017-11-12 05:25 | その他



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
検索

リンク集

以前の記事
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月

画像一覧