カテゴリ:その他( 1858 )
大根おろしは大変
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 大根おろしは大変!

料理を作る作業の中で、何が一番大変だろうか?
答えは、大根おろしである。
子供の頃から、大根おろしをおろしてきた。
小さい金おろし器を、左手に持ち、
右手で大ぶりな大根をつかみ、すりおろす。
この行為は、非常に力がいる。

包丁をひくとか、
タオルを絞るとか、
リンゴの皮をむくとか、
すり鉢で棒をこねるとか、
様々な動きの中で、おそらく、
最も不可思議な動きを求められるのが、大根のおろしだ。

斜めに傾いたさして大きくない金属の物体の上を、
その方向にそぐわない持ち方をした大根を動かす。
ベクトル的には、間違った動きを強要される。
言ってみれば、すれ違い平行棒である。
いっさい交わらない二本の棒の方向に、
力を加えなければならない。
しかも・・行って帰ってくる往復運動だけでなく、
まあるく円を抱くような動きもしなければならない。
さらには、時折、尖ってしまった大根を、
瞬時に右手で持ちかえるという手品の動きも要求される。

そして、何より!
随分頑張ったハズなのに、
出来上がる大根おろしの量のなんと少ないことヨ
毎朝毎朝、魚の干物の横に、
何気なく積まれてある白い大根おろしは、
お母さんの苦労の末の産物なのだ。
色んな料理の中で、最も技術と体力が必要とされているのだ。
だのに・・・

その大変さを、誰も気づいてくれない。
よもや、称賛されることもない。
悲しいことに、食べられることもなく、
打ち捨てられた日には、
無念の涙が、流されるかもしれない。

サバの横、サンマのかたわら、
イワシのまくらに積もれた大根おろしに、
ぜひ、アナタのささやかな愛情を!
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by ishimaru_ken | 2017-07-16 05:53 | その他
眼下の地球
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 空から地球を眺める時代に、偶然生きている。

その昔の人達は、大空を飛ぶ鳥を眺めながら、
「空から、この土地を見おろしたらどんなだろう?」
憧れたハズだ。
竹取物語の時代に、
 「月から地球を眺めたらどうなんだろう?」
つぶやいた人達と同じ想いだ。

どうやら僕らは、
空から眺めることに慣れ過ぎてしまった
その昔の人々が憧れた空人(そらびと)になっているにも拘わらず、
飛行機の中で、いびきをかいている。
夕焼迫る小窓にへばりつく事を、恥ずかしいとさえ思っている。
次々に眼下に流れる街の灯りに、知らんぷりしている。

見事なまで峻立している富士山さえ、
パイロットキャプテンの
「眼下に富士山が見えます」
あえてサービスアナウンスが流れるにも拘わらず、
小窓を開けるチカラには、なりえない。
なかには、通路側の客が、むりやり首を伸ばすのだが、
窓席に座った人の居眠り力が、富士山眺望を阻止している。

空から、(特別な人ではなく)我々一般人が、
普通に地球を眺められるようになって、
50年ほどではないだろうか?
たった50年なのだ。
人類が願望した、「空から~!」。
願望が達成された途端、一気に見向きもされなくなった。
さびしい。

ダビンチが今、生きていたら、何と言うだろう?
竜馬が、さっき羽田にいたら何と言うだろう?

飛行機の小窓のガラスに、
脂ぎったおでこの付いた跡を見なくなって久しい。
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by ishimaru_ken | 2017-07-08 05:38 | その他
ギアラを手に入れる
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 そうそう、昨日手に入れたギアラは、
冷凍モノだった。
1キロほどの肉塊だった。
買い求めた肉塊を、ゆっくりと解凍した。
すでに、よだれがダラダラと流れている。
 「鍋にしようか?焼き肉にしようか?」
喉ぼとけが、しきりに上下している。

こ一時間ほど解凍したギアラに包丁を入れる。
ザクリッ
親指大に小分けする。
博多モツ鍋に浮かぶ肉塊に想いが浮かぶ。
ゴクリッ
まだ食ってもいないのに、肉を見つめる目つきが異様にあやしい。
予備段階として、なぜか、風呂に入る。
身体を清め、さっぱりする。
喉をカラカラにする。
その理由は、単に、
ビールとギアラの相性を確かめたいからに他ならない。
風呂上りに、ウグウグウグと喉に流し込まれ、
そこに、アツアツのギアラの肉汁が、
ここぞとばかりに放り込まれる。
ジュッパァ~~~!

もういけましぇん~
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by ishimaru_ken | 2017-07-05 05:51 | その他
将棋の完全生中継
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 将棋の完全生放送など、これまであっただろうか?
いや、たぶん、なかった。
昨日の、『藤井聡太4段の30連勝なるか』の為に、
昼の12時から、終わるまで放送が続けられた。
テレビ界によくある、<徹底>だの、<完全>だのの、
言葉通りの放送が行われたのである。

釘付けになる人達がいる。
将棋は、サッカーやラグビーのように、展開が激しくない。
どちらかと云うと、ゆっくりしている。
ゆっくりどころか、一時間くらい、何も進展しない場合もある。
放送事故かと思えるほど、画面が動かず、音声が中断している。
そこが面白い。
頭脳戦の醍醐味が詰まっている。
解説者は、当然ながら、将棋界の精鋭。
天才だらけの中に君臨している超のつく天才だ。

将棋の棋士は、喋りがすこぶる面白い。
頭脳の涼しさが、喋りの滑らかさに繋がっている。
理路整然とした中に、ウイットに富むジョークが漏れる。

この面白さに触れたければ、
新宿区の千駄ヶ谷にある将棋会館に出かけてみるがいい。
誰でも、気軽に入れる。
入館料を払えば、2階の大広間で、解説が聞ける。
テレビでは耳にしない絶妙な放言まで放たれたりする。

で、藤井4段対佐々木5段の闘いはどうだったのか?
結果、11時間半の闘いの末、佐々木勇気5段の勝ち。
連勝は、29で止まったが、
最初から最後まで観ることができたた私達は、
幸せだったと述べておこう。
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by ishimaru_ken | 2017-07-03 05:31 | その他
滑り台
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 「児童公園に何かひとつだけ遊具を」
となったら、何を置くだろうか?
 《ジャングルジム》
 《シーソー》
 《砂場》
ときて、やっぱりコレではないだろうか?
 《滑り台》

子供は、滑り台が好きだ。
坂があれば滑り降りたいと願っている。
感覚は、スキー場のソリである。
ソリの場合は、かなりの距離を滑っておりるが、
滑り台は極端な短距離である。
それでも登って降りるを繰り返す。

大人も滑り台は滑りたい。
公園の子供用では、我慢をしていた大人も、
遊園地の長いロングスロープがあると、
ここぞとばかり、ズボンが擦れるのも気にせず、
たとえ、料金をとられても、階段を上ってゆく。
最上部から、ソレ~とばかり足を投げ出す。
ところが、滑り台とは、体重の重い人ほどスピードがあがる。
スキーと同じ原理である。
したがって、子供より大人の方が落下速度が速い。
大人になった分、経験上、恐怖感がつのり、
ついつい、足と手で踏ん張ってスピードを殺す。
せっかくの滑り台の効果を満喫できないまま、
終点にたどり着く。
 「ああ~面白かったぁ~」
負け惜しみをつぶやいてみるものの、ズボンの尻が、
こすれて汚れているのが気になり、
子供のように、「もう一回やろう」とはならない。

この滑り台を見てみろ!
子供は、こんな小さな滑り台でも登って滑ってを繰り返す。
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by ishimaru_ken | 2017-07-02 05:46 | その他
探検家対談 ついに実現
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 日本の探検家の二人が、対談をすると云うではないか!
よし、聴きに行こう!

《吉田勝次(よしだかつじ)と角幡雄介(かくはたゆうすけ)》
洞窟探険家と、今では極地探検家のふたりだ。

その角幡氏。
知らない人には、どう説明しよう?

18年ほど前、
イシマルの冒険師匠であるフジワラ隊長の元、
ニューギニア探検隊の一員になった、
当時早稲田大学の探検部の男である。

この一連の話は、あまりにも長い。
語ると、3日3晩、酒がふんだんにいる。
そこで、二日酔いしない為に、ダイジェストで話そう。

角幡氏が、フジワラの誘いにのって、ニューギニアに探検に行った。
帰ってきた。(早や!)
その後、チベットの《ツアンボー渓谷》の究極の探検に行った。
その話を本に書いた。
人々の冒険心を揺すった。
彼は、作家になった。
その後、北極圏の極限を徘徊した。
本にした。
40歳を超えた。

その探検家角幡が、生きていて、
同じく生きている探検家吉田と対談するという。
私の知り合いの中で、最も死に近く、
最も死を遠ざける努力をしている二人
が、
20年ぶりに話をするという実に興味深い邂逅。

例えるなら、
もし、生きていたらの植村直己と、
まだ死んでいない三浦雄一郎が対談している、
と考えてみると、奮えてくるではないか。

え~と場所と時間は、こうだ!
2017年、7月5日 19~20:30
場所は、ラカグ
う~んとぉ、わからない人は、
新潮社のラカグ室に聞いてくれ。
03-3266-7185
ついでに、ラカグって何か聞いてくれ!
すべては、サバイバル!
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by ishimaru_ken | 2017-07-01 05:40 | その他
地球儀のジグソーパズル
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 コレは何だろう?
地球儀?
そう、地球儀に違いないが、出来ている素材が問題だ。
中身は空洞である。
厚みは一ミリの地球の表面を形つくっている。
答えは・・・
 《ジグソーパズル》
地球儀のジグソーパズルである。
球面をジグソーにしちまった作品とも言える。

親戚のウチで見つけた。
異常なる興味が湧いた。
 「コレって、壊したら、又組み立てられるんですよネ?」
 『です』
短い答えが返ってきた。
 「コレって、みんな知ってるのかな?」
 『たぶん』

よし、知ったからには、組み立ててみよう。
 「ボクが病気で入院した時、バランバランにして貸して?」
 『あい』
予約が決まった。
いつの事になるか分からないが、楽しみができた。
入院生活にハリが出るだろう。
青い海は難しいだろうから、大陸中心にしなければ。
といっても、南極は真っ白なので、やはり、困難だろう。
そうか、ここはひとつ、日本から始めようではないか!
あちこちバラバラに造ってゆくのではなく、
日本の周りを増殖させよう。
地球規模の感覚が理解できるかもしれない。
入院は嬉しくないのだが、入院が待ち遠しいという、
おかしなジレンマを持ってしまった。
困った、こまった・・・
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by ishimaru_ken | 2017-06-30 05:46 | その他
大トロの炙り方
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 本マグロの大トロを手に入れた。
キャンプに持って行った。
今年の正月に、こやつを炭火の上に乗っけたら、
燃えて落ちた脂に火が付き、ボウボウと焼け焦げ、
焦げ臭い食い物に変化してしまった。
失敗である。
そういえば、寿司屋でも、ガスバーナーで炙っているではないか!

そこで、キャンプのカセットボンベバーナーで炙ってみた。
フライパンの上にサクをのせ、青い火を襲い掛からせる。
ボ~~~~
ふむ、なかなか上手くいっているじゃないか。
裏面も、いってみよう!
ボ~~~~
っとその時、

焼けてフライパンンに溜まり始めた液体脂に、
火がついた!
ボアウ~~ボアウ~~~~
フレンチのフランベ状態がおこっている。
小さな火事と言ったほうが分かりやすい。

又しても反省。
フライパンはダメである。
網の上に置き、ボンベで焼かなければならない。
寿司屋でも、網の上でやってたじゃないか!
網の下には、トレイに水が入ってたじゃないか!
観察力が落ちている。
観察力が命の役者としては、ふがいない。
次回に期待しよう。
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by ishimaru_ken | 2017-06-29 05:30 | その他
ヤカンで沸かす湯の量
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 ヤカンでお湯を沸かす時、アナタはどうしてますか?:
水の分量の話である。

ここにカップうどんがある。
どん兵衛だとしよう。
ポットに自動的に湯が沸いていれば、問題ないが、
キャンプなどで、ヤカンしかないと仮定しよう。
水道の蛇口からヤカンに水を入れる。
どん兵衛一杯分の水の量は、どうやって測っています?
 「まあ、だいたい」
 「目分量」
 「少し多めに」
こんなところが、大方に考えだろうと思われる。
私の場合、こうしている。

目分量には変わりない。
水道の蛇口に下に、ヤカンは置いてあるのだが、
私の頭の中では、そのヤカンの代わりに、
どん兵衛のハッポースチロールの容器が置かれてある
のである。
ジャ~~~~
どん兵衛容器の8分目になったところで、
蛇口を閉める。

さて、ヤカンを火にかけて、沸いた頃、
分量のピッタリを証明するかのように、
実際のどん兵衛に注ぐ。
ジョボジョボジョボ・・・ちょぴん
しずくの最後まで全部を注ぎ終わると、
はからんや、どん兵衛の規定線ぴったりである。
これが、私の目分量だ。
キャンプだと蛇口がないので、20ℓタンクから直接ヤカンに注ぐ。
この時も、ヤカンの代わりにどん兵衛容器が置かれてある。
もちろん、頭の中に・・・
上手く想像できないならば、一度どん兵衛容器に、
ポリタンクから注いでみるといい。
ドボドボ~
その時の感覚を記憶させる。

我々の演劇用語で言うところの、
 《感覚の記憶》である。
パントマイムの原点とも言える。
モノの長さを記憶したり、
重さを記憶したり、
量を記憶する。

この力を利用すると、流れだす水の量もピタリと分かるようになる。
生まれつき分かる人もいるが、練習でもできるようになる。
さほど難しい事ではない。

「カップラーメン二杯分とコーヒー一杯分沸かして」
『あいよ』
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by ishimaru_ken | 2017-06-28 05:51 | その他
29連勝 藤井4段
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 私は、30数年来の将棋ファンである。
当然ながら、昨日のフィーバーも、
数時間テレビで観戦していた。
初手から最終局まで、眺めていた。
29連勝という偉業よりも、
いまだ負けていない100パーセントの勝率の方が、驚きである。

この驚きを例えるならば、
野球界で、突然現れた高校球児がプロ登録をし、初年度、
4割、60本のホームランを打ち、なおかつ、
投手として、30勝を挙げたようなもんである。
イチローと大谷が結合したという言い方をしてもいい。

さあ、その29連勝の瞬間だ。
 「負けました」
頭を下げた増田4段の、潔い声のあと、
なだれ込んできた報道陣の滝のようなカメラフラッシュ。
光と共に、カメラのシャッター音が、延々鳴り響く。

カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
あまりのすさまじさを、ここで書ききれないのだが、
30分以上このカシャカシャが続いた。
いったいどれくらいのフイルムが費やされたのか?
いったいどのくらいのメモリーが埋め尽くされたのか?

時代を超越した瞬間を絵に撮りたい。
カメラマンたちのプロ魂が、
一秒間に数百枚という写真によって、
人々の記憶のに残るべく一瞬を、切りとった。
そいつが今朝の、新聞に載っている。
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by ishimaru_ken | 2017-06-27 05:37 | その他



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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