石丸謙二郎:その他
2024-03-18T05:44:04+09:00
ishimaru_ken
石丸謙二郎
Excite Blog
山は泊まってみなけりゃ分からない
http://ishimaruk.exblog.jp/30854781/
2024-03-18T05:44:00+09:00
2024-03-18T05:44:04+09:00
2024-03-15T08:08:02+09:00
ishimaru_ken
その他
《山は泊まってみなけりゃ分からない》
石丸謙二郎著
敬文舎 3月25日発行
「みなわかシリーズ」第五弾となる。
~みなけりゃ分からないと題名がうたれたシリーズだ。
今回は、第一弾の《山は登ってみなけりゃ分からない》
に続き、「山」の話に特化してみた。
それも、「山中に泊まる」をテーマに、語った。
アナタは山の中で泊まったことがあるだろうか?
それは、テントであり、山小屋であり、キャンプであったりする。
季節も春夏秋冬いつでもあり、さまざまな泊まり方がある。
私の本はノウハウは語っていない。
基本的に、おかしなお話ばかり。
友人のツッシーによれば、
「読む漫画ですネ」となる。
ふざけている訳でもなく、真面目に書いているつもりなのだが、
いつのまにか、おかしな話に終始しているらしい。
今回は、俳優の小林綾子さんに、末尾を結んでいただいた。
表紙の帯に写真まで乗っけてくださった。
おかげで「彼女が本を出版した」のだと、誤解まで生んだ。
小林さんも、山登り大好きなので、
誤解すら喜んでいただけるだろう。
今の時代、ネットで本を買うのが主流かもしれない。
ネット検索の際、《けいぶんしゃ》は、敬文舎です。
啓文社ではありません、あしからず。
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新幹線 延伸
http://ishimaruk.exblog.jp/30854778/
2024-03-17T06:01:00+09:00
2024-03-17T06:02:23+09:00
2024-03-15T08:03:43+09:00
ishimaru_ken
その他
「北陸新幹線が延伸した」
ん・・・《延伸》?
延はのびる、伸ものびる。
のびてのびて届いたという意味だと理解する。
長い間待ち続けた感が、いやが応でも伝わってくる。
これまで、こういう場合の漢字としては、
《延長》が使われていたような気がする。
この漢字では、ガバッと伸びた感じを受ける。
それを、《延伸》となると、
ジリジリと伸びた感覚を受ける。
実際、富山あたりから、ジリジリと毎年毎年、
少しづつ伸びてきた感がある。
数年に一回、どこかの駅でクスダマが割られていた。
さらに言えば、《延長》では、「ここでお終い」の響きがある。
《延伸》と言えば、「まだまだこの先~」との意気込みすら感じる。
「この先」とは、
山陰の兵庫から鳥取、島根、山口に至る、海岸沿い。
真冬の雪降る地帯を通過せねばならず、
様々な課題があるだろう。
しかしながら敷設が遅れた分、技術力は増したハズ。
「そうだ、白山に登ろう!」
都心から、3時間かからずに福井駅に着く。
最短一泊二日で、白山登山ができる。
2泊すれば、アチコチ回れる。
山小屋が開くのは、5月の声を聞かねばならない。
それでも素泊まりだ。
本格的オープンは、7月となるだろう。
白山は、高山の花の山と言われる。
知識としては良く知っているつもりだが、
実際行ってみると、山は登ってみなけりゃ分からない。
その上、山は泊まってみなけりゃ分からない。
そうだ、私の新しい本が発売開始となった。
その名も、
《山は泊まってみなけりゃ分からない》 啓文舎
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朝陽の影絵
http://ishimaruk.exblog.jp/30838849/
2024-03-08T05:57:00+09:00
2024-03-08T05:57:03+09:00
2024-03-04T07:59:13+09:00
ishimaru_ken
その他
朝陽が当たるのは嬉しい。
冬の朝は寒いに決まっているのだが、朝陽がかなたの地平の上から、
ポコリと浮かんでくると、刺すような光の線が届く。
となれば、差し込んだ先に、いろんな影ができる。
影絵の好きな私が登場する。
ダイダイにひかり輝く壁の前で、自ら影絵を作ろうとする。
その昔、手の影で、鳩を作ったり、犬の形を作ったりした。
時には、人間の横顔を作ったりして楽しんだ。
その時は、電球の点光源の影だったので、クッキリしていた。
冬の太陽で出来る影は、点光源に違いないのだが、
たった10m離れた壁に達した時には、輪郭がボヤける。
そのボヤけが、美しい絵画をこしらえている。
と言いたいところだが、自撮りすると、なさけない物しか写らない。
本来は、自撮りすべきでない。
写真とは、真正面から写すとロクなものが撮れない。
横からだの斜め上からだの下だの、斜に構えて写すべきだ。
特に、光が真正面から当たっていると、ベタ明かりと呼び、
写真家は嫌う。
しかし、私は写真家ではない。
むしろ「ベタ明かりで自撮り」という最悪のケースを楽しんでいる。
それは、朝陽だからだ。
堂々と登場した朝陽に、堂々と向き合いたい。
出来れば、裸になって大の字で、気を発したい。
「おはよう!!!」
いや、ご近所迷惑になるので、きちんと服を着て、小さな声で
「おはよう!」
私の内なるチカラは朝陽がもたらしてくれている。
時間に束縛されない日は、朝陽を浴びる為に目を覚まして、
カーテンを引きあける。
シャア~~~
ん・・・雨・・・
シャア~ないんじゃないの、そんな日もあるサ!
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500円玉が使えな~い
http://ishimaruk.exblog.jp/30837596/
2024-03-06T05:45:00+09:00
2024-03-06T05:45:03+09:00
2024-03-03T13:47:25+09:00
ishimaru_ken
その他
新500円玉が自動販売機で使えなくて困っている。
半導体などの不足で、自販機が対応できないらしい。
それを知らない私なんぞは、
500円玉が増えるばかりで減りやしない。
家の小銭置き缶の中は、500円玉入れと化している。
スーパーやコンビニで使えば済む話しなのだが、
そんな時に限ってカードを使うのである。
んで、現金を使うときに限っておつりに500円玉が渡される。
まさか、店側が500円玉の処理をしている訳ではないだろうが、
500円玉が貯まるヒトには、何か理由があるかもしれない。
・500円以下の買い物をする時に、千円札を出すクセがある。
・500円玉だけを持っている時に、500円以上の買い物をする。
・500円玉を車の、とある場所にすぐ入れてしまう。
・500円玉貯金をしている。
最後の貯金に関しては、500円玉がはやりだした40年前頃、
家の中に、500円玉貯金箱を置いて、
家に帰るや、ポケットの中から、チョキ~ンと入れたものだった。
それは、缶になっており、数字が書かれてあった。
《10万円》
計算すると、200個で10万円になる。
毎日入れれば、200日で達成となる。
ある日、友人のアパートを訪ねると、これがあった。
《100万円》
面白ろプレゼントショップで買い求めたそうだ。
同じく計算すると、2000日=およそ6年で溜まる。
不可能ではない数字。
しかしながら、こんなモノが普及すると、
世の中から500円玉が不足してしまう。
問題はそればかりではない。
もし泥棒が入れば、「ここに現金ありますよ」と、
分かり易く教えているようなものだ。
しかし、くだんの友人は言う。
「持って逃げられるかな?」
いま、台所のはかりで測ってみたら、一枚7グラムあった。
ということは、10万円で1400g、100万円で14キロ。
ふむ、重い。
走れない。
泥棒が盗もうとする時、お札を選ぶ気持ちが分からんでもない。
で、かの友人にその後、達成できたのか、訊いてみた。
「ああ~あれね、途中で使ってしまいましたワ、あはは」
貯金箱が缶だと、穴が最初からあけられてあるので、
ダメなのだと知る。
やはり、ガチャンと割る陶器の猫型貯金が良いようで・・・
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サプリを飲めるか
http://ishimaruk.exblog.jp/30804687/
2024-02-22T05:43:00+09:00
2024-02-22T05:43:07+09:00
2024-02-13T07:48:17+09:00
ishimaru_ken
その他
大分の朝食バイキング
サプリの類を、いっさい飲まない。
ただし、サプリを飲まない主義ではない。
友人らから「飲んだ方がいい」と何度もすすめられる。
運動系の関係者や、医者などからも、
「もう飲んだ方がいい年だね」。
役者仲間には、
「えっ飲んでないの?」不思議がられる。
本人も、そろそろ飲んだ方がいいのかな?
大谷選手が大量のサプリを飲んでいる報道を聞くと、
飲むべきなのかな・・と一応悩んだフリをする。
では、なぜ私はサプリを飲まないのか?
この20年間に、いろんなサプリの錠剤を頂いた。
「ふ~ん、こんなモノがあるんだぁ~」
感慨と共に、朝、水でゴクンと飲む。
そして一月が経つ。
ビンに入った錠剤を見つけて眺めるが、まったく減っていない。
1回だけ飲んで、ほおってある。
そんな瓶だの袋がいくつかある。
はやい話が、面倒なのだ。
錠剤だの粉だのを飲むのが、めんどう。
子供の頃から、医者に処方された薬さえ、
最後まで飲み切ったことがない。
ちょっと良くなりかかったところで、おっぱらかしてしまう。
毎日毎日、食い物でもないモノを口に入れるのが、ツライ。
というより、その行為を忘れてしまう。
毎朝、きちんと袋から出して飲んでいる友人には頭がさがる。
よもや、ピルケースを持参し、大量の錠剤を、
1日に3回ゴクンゴクンをやっている方には、敬服してしまう。
その方は、サプリと共に、医者から厳命された薬も、
ゴクンとやっているのだから、どれほどの量が,
腹に収まっているのか。
興味はあるので、彼に訊いてみた。
「ソレ、飲んでいい?」
「ダメ、高いんだから」
興味本位では、譲ってもらえなかった。
以前、《スポーツマンNO1》のテレビ番組に出ていたとき、
皆が飲むサプリをすすめてくれたことがあった。
一応買い求めた。
しかし、やはり一応で終わってしまった。
多くの粉や錠剤がリビングに積まれただけだった。
「いやぁ~コレのんでから疲れが残らなくなってねぇ」
「走ってる最中も、息があがらないんだよぉ」
「山から降りて、筋肉痛がなくなってサ」
良い事ずくめの意見がささやかれる。
そんなことがあるのだろうか?
あったとしても、私にとっては、
《毎日きちんと飲む》という行為が、
もっともハードルが高く、それだけで、
身体に悪い影響を及ぼしそうなのだ。
いや、こころに悪い影響と言った方がよいだろう。
「あっ、今日飲まなかった・・・」
「あれっ、もう3日飲んでない・・・」
ダメな自分を再認識しなければならなくなる。
私が毎日できること・・・それは、
このオフタイムを書くことだけです。 北海道 滝の上町の朝食
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豆乳にはまる
http://ishimaruk.exblog.jp/30804796/
2024-02-20T05:33:00+09:00
2024-02-20T05:33:05+09:00
2024-02-13T10:09:10+09:00
ishimaru_ken
その他
昨日、牛乳好きの話をした所、
またまた、目くじら好きな友人から、
「最近、豆乳ばかり飲んでるじゃん」
じゃんと指摘された。
うん、そうなのだ。
豆乳にはまっていると言っていい。
大型スーパーで、1リットル入りの豆乳パックを、
ドサッと買い求める。
どっこいしょと車に積み、えんやこらと自宅の某所に積み重ねる。
最近は、《カロリー45%オフ》と表示されたパックにしている。
一日にワンパック、つまり1リットル、ゴクゴク飲む。
コーヒー牛乳ならぬ、コーヒー豆乳にして飲んだりする。
イチゴ豆乳もつくる。
豆乳鍋には、成分無調整のモノを使う。
無調整とは、甘味やアジ付けがなされていないものだ。
かりに無調整のモノを、訪ねてきた友人に、
そのまま飲んでもらうと、唇がひんまがった顔をする。
おいしくないらしい。
豆乳と聞いただけで、飲みたくないと反応する方は、
おそらく最初にコレを飲んでいる。
初めての方は、調整豆乳から始めたほうがいい。
私がはまったのは、台湾での豆乳だった。
20年前、《世界うるるん滞在記》の撮影で台湾に行った折り、
泊めて貰った『ムーテンさん』のおうちに、
180mlの豆乳瓶がカチャカチャ箱に並べられていた。
自由に、何本でも飲んでよかった。
まだ暑い9月であり、汗をかくと瓶のふたを開けた。
うまかった。
その思い出が、「豆乳=おいしい」と脳みそが記憶し、
日本に帰ってから、豆乳大好き人間になった。
ただしこれは、調整豆乳。
無調整豆乳をグビグビやれる人にはなれなかった。
いま、その調整豆乳に《きなこ》をたくさん入れて飲んでいる。
飲むというより、スプーンで捏ねて食べている。
これが、更なるはまりを生んでいる。 那覇空港 ピアノ
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と言えば ウソになりますけど
http://ishimaruk.exblog.jp/30802839/
2024-02-17T05:51:00+09:00
2024-02-17T05:51:10+09:00
2024-02-12T07:55:05+09:00
ishimaru_ken
その他
「金メダルを絶対とります、と言ったらウソになりますけど・・」
この文言の言い方、
「ウソになりますけど」
のワードを、誰がいつ語り出したか、知らないのだが、
とても使い勝手の良い言葉だなと思う。
本当は、「金メダルを取る」と言い切りたいのだが、
言ってしまうと、ウソつき呼ばわりされるやもしれないので、
あらかじめ、「ウソ」と自ら発することで、
逆襲をさけようとしている。
この言葉は、ここぞという時たまに使うと、それなりの効果がある。
しかし調子に乗って口癖になると、まずい事態になる。
たとえば、一回のインタビューで、これが3回も登場すると、
聞いている方は、「アレッ」となる。
さっきも聞いたし、いや、何度も聞いたゾ。
するってぇと、ホントは、全部ウソなんじゃないの?
疑いを持たれて、信用を失くす。
「これが食べられないと言えば、ウソになりますが、
いつわりのない気持ちで述べるとすれば、
やはり、食べられると言うのがウソになるかもしれません」
え~どっちやねん!
「いつわり」だって、訳せば、「ウソ」じゃないかぁ~
「大臣、じゃぁ、ウソをついていたんですか?」
「いや、ウソを言うつもりなど毛頭ございませんが、
ここは、『記載を忘れた』と言えばウソになるかもしれませんが、
『忘れた』という事実は、きちんと正直に述べておりますからネ」
よくわからん話術にはまってゆく。
ようは、喋り言葉というモノは、きちんと説明しようとして、
長々と喋れば喋るほど、聞いている側には、
難解になってくる。
逆に言えば、相手がよくわからん状態にしたければ、
長々喋れば良い、となる。
話しの途中に、
「たとえば・・・」
「かいつまんでお話しすると・・・」
「整理してみましょう・・・」
「逆の言い方をすれば…」
「話しの原点にもどって・・・」
このワードは、いっけん、
分かりやすく説明しようとしているように聞こえる。
しかし、おそらく終わってみれば、ケムに巻かれた気分になる。
私から、もしこのワードが聞こえたら、
知らんぷりして、すぐに遊びに出かけた方がいい。
あと、これも同様のワード。
「最後に、ひとこと付け加えさせて貰えれば・・・」
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小型船舶免許更新の知らせ
http://ishimaruk.exblog.jp/30797392/
2024-02-14T05:21:00+09:00
2024-02-14T05:21:17+09:00
2024-02-09T07:24:52+09:00
ishimaru_ken
その他
《小型船舶免許》が、もうすぐ切れます。
さる機関から通知が来る。
船舶免許というものは、10年単位で更新日がやってくる。
免許を取得した年を思い出そうとしたが、
ぼんやりとした日々しか思い出せない。
(そろそろだろな)
これもぼんやりした記憶が、頭の中で警告を鳴らしていた。
そして、通知がやってきた。
そこで、小型船舶免許証を引っ張り出して、取得年を確かめた。
《平成36年》
ん・・・あんですと?
これしか書いていない。
アナタに問いたい。
平成36年と聞いて、西暦を思い浮かべられるだろうか?
あるいは、令和ナン年と分かるだろうか?
もしやと思い、車の免許証を確認する。
ここには、西暦と令和を両方書いてあった。
おそらく、いま私が感じたような眉根をよせたオジサンたちが、
当機関に押し寄せたのではないだろうか?
「わからんじゃろが!」
他にもそんなカードや、書類の有効期限がないものかと、
探してみた。
すると・・・
探すまでもなく、次々に出てくる。
昭和、平成、令和で書かれてある。
私は、和歴が好きだ。
無くなってほしくない。
色紙のサインにも、令和で書いたりしている。
ただし、正式書類や、カードのたぐいは、ぜひ、
西暦にしていただきたい。
統一感が大切だ。
いちいち算数のお世話になりたくない。
簡単に、《いま》 を知る手立てがあるのに、
「足したり、引いたり」しなければ、いま、が分からないのは、
不便きわまりない、ドンっ!
(押しかけるオジサンが机を叩いた音)
そして、さる機関から届いた免許更新の手続きの封筒を見ている。
なめる様に眺めている。
(まさか、新たな詐欺ではないだろうな?)
きちんと印刷された公文書的なモノなのだが、
こんなものまで疑わなくてはならない世風が、かなしい。
なんたって、
「お金を振り込んで下さい」と書いてあるのだ。 《オオモンハタ》
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石鯛を食べる
http://ishimaruk.exblog.jp/30795545/
2024-02-12T05:57:00+09:00
2024-02-12T05:57:04+09:00
2024-02-08T07:59:26+09:00
ishimaru_ken
その他
《石鯛》 いしだい
鯛と名の付く魚は、たくさんいる。
その中で、旨みのトップにいるのが、石鯛。
(と、私がかってに賞賛している)
灰色の身体に、墨色の縦縞が数本入っている。
ということは、海中上下に長い海藻がある場所にいるのだろうか。
好む食べ物は、ウニだの貝だので、
鋭い歯で、ガリガリと砕いて中身を食べてしまう。
ウニなどは、あのトゲに刺されないのか、心配するのだが、
平気らしい。
いきつけの魚屋で、石鯛を見つけると、買い求める。
その昔は、《まぼろしの》と修飾語が付けられた魚でもあるので、
天然ものは、値段がはる。
買ってくると、ご近所の友人にも、おすそ分けする。
当日より、翌日の方が旨みが出る。
生きジメをしているので、鮮度は保たれている。
したがって、コリコリ感があるのに、旨みがある。
私が、ただ「旨い」と言っても、どの程度なのか、想像するしかない。
そこで、夕食の実況をお聞きいただきたい。
「おっと、石鯛をいちまい箸でつまみました。
薄造りの長さ5センチほどの身です。
やおら刺身醤油にちょこっと浸け、ワサビを少々のっけました。
さあ、石鯛のピンクの身がプルプルとふるえています。
一気に、口にほおりこみました。
ゆっくりアゴを上下しています。
あれれ、咀嚼がとまりました。
目が半眼になったまま、頭を後ろに傾けています。
口がうっすら開きました。
わずかに「ハァ~~」と吐息を吐き出しています。
目がうるんでいるのは、花粉症のセイではないようです。
『う 』
今、『う』と聞こえました。
かなり時間がたってから――
『・・・・・まい』
感激に浸っているようです。
左手に持った日本酒のおちょこが、静かに持ち上げられていきます。
まるでスローモーションのような食事風景。
このままいくと、お刺身を全部いただくのは、
いったい、いつになるのでしょうか」
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大量にドバッ
http://ishimaruk.exblog.jp/30770465/
2024-02-05T05:35:00+09:00
2024-02-05T05:35:03+09:00
2024-01-30T20:37:28+09:00
ishimaru_ken
その他
ドバッ
ドレッシングが、野菜の上に、大量に出た。
ただ傾けただけなのに、ドバッと出た。
出口を確かめてみると、おおきな口があいている。
たくさん出るように仕掛けられている。
そういう主義のドレッシングを買ったらしい。
ふむ、これはこれで仕方ない。
化粧品の乳液にも、ドバッと出るモノがある。
カシャカシャと振ったあと、手の甲に出そうと傾けただけで、
大量の、(5回分を超える)白い液体が出る。
しばらく見つめたあと、顔に塗るのでは、不満なので、
腕まくりをして上腕にぬりたくる。
こんな場所に塗っても、ほとんど意味がない。
ジャー
刺身を食べようと、醤油を傾ける。
旅先の道の駅で買い求めた旨そうな醤油だ。
サービス精神が旺盛なのか、ジャーと出る。
数人分の刺身が食べられそう。
ふと――
その昔、振っても振っても出てこない小さな瓶にいらだって、
喫茶店で、その名前を聞いたら、
《タバスコ》だと知らされた。
知らされた時は、20回以上瓶を振ったピザのカケラを、
口に入れた瞬間だった。
ギャアアアアアァァァ~~~~
その日一日、モノが食えなくなった。
18才で都会に出てきたばかりの青年には酷な日だった。
現在、逆襲のように、ドバドバ出るモノに襲われている。
沢山出れば、すぐに買い替えるので、企業としては儲けになるだろう。
それはそれで構わない。
しかし、どれが、ドバッと出るのか分からないトラップのような、
様々な商品と戦わなくてはならない。
昨夜、予期せず頭髪にかけられた大量のリンスは、
利いたのだろうか?
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なぜ失くす コード
http://ishimaruk.exblog.jp/30766863/
2024-01-30T08:41:00+09:00
2024-01-30T08:41:05+09:00
2024-01-30T08:41:05+09:00
ishimaru_ken
その他
スマホの充電をするコードが、共通のモノになってきつつあり、
安くもなり、コンビニでも手に入るようになり、便利になり・・・
と、良いことづくめかと思いきや、
やはり当然のことが起きる。
「コードを失くす」
一応、家用と外出用と2本常備しているのだが、
気がつくと、1本が無くなっている。
どこかに置いてきたか、忘れたか、無い。
仕方なく、新しいコードを買う。
そしてしばらくすると、又、1本失くす。
又、買う。
この繰り返しである。
あまりにも失くすので、3本常に常備していても、
ハッと気づくと、2本失くしている。
一時期、4本のコードを持っていたのだが、
やはり、1本に激減してしまった。
どうやら、沢山持っているのを嫌う魔物がいるとしか思えない。
「安い」と「どこにでも売っている」という気軽さが、
失くす原因になっているのかもしれない。
確かに、《腕時計》も同じ動きをしている。
60年前に比べて、腕時計は圧倒的に安くなった。
物価と比較すると、現在1980円で売られているモノは、
100キンの腕時計の感覚である。
どうりで、腕時計を失くす訳か。
そういえば、ペンも失くす筆頭だ。
あまりにも失くすので、まとめ買いするのだが、
あっという間に、1本しかなくなる。
ペン立てや引き出しの中に、たくさんのペンが乱雑にある。
ペンだって、その昔、大切にインクが無くなるまで使われたものだ。
となれば、この先――
今は高価だが、すぐに失くすモノは何になるだろうか?
ひょっとして、スマホをすぐ失くすようになるだろうか?
パソコンをすぐ失くすようになるだろうか?
私の場合は、靴下を片方、すぐ失くすクセがあるのですが・・・
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バイキング朝食
http://ishimaruk.exblog.jp/30656297/
2024-01-14T05:17:00+09:00
2024-01-14T05:17:03+09:00
2024-01-10T06:24:32+09:00
ishimaru_ken
その他
猫に食べ物をあげる。
毎日毎日、同じモノでも猫は食べる。
「いやいや、違うモノを与えている」と言う方もおられる。
しかしながら、おおむね同じモノでも食べてくれる。
同じモノを食べながら、ニャァ~と泣いている。
たぶん、「うみゃあ~」と訳してもいいだろう。
私は、旅先のホテルでバイキング朝食を食べている。
一週間同じホテルに泊まっていれば、毎日バイキング朝食である。
喜び勇んで様々な食材を皿に盛る。
二皿にこんもりと盛る。
汁もの、飯もの、飲みもの、サラダにデザート、
奪取してくるだけで、10分近く要するときもある。
たんまりと盛られた食べ物を見て、
猫に勝ったナと、ふんぞり帰る。
「我ら人間様はな~」
箸とスプーンをカチャカチャ言わせながら、小一時間の時を過ごす。
最後に、自分でつくったミルクコーヒーを飲みながら、ふと・・・
さっき、猫に勝ったとふんぞり返ったが、ホントだろうか?
私は、毎日このバイキング朝飯しを取りたいだけ取っている。
しかし、それをなんとなく写真に収めていたのだが、
内容が実によく似ている。
私の場合、今日は和食系とか、今日は洋食系とかではなく、
《なにもかも系》である。
ということは、似ているも似ていないもなく、ソックリじゃないか。
まったく同じと言ってよい。
ゴチャゴチャしているから、まるで毎日違うモノを、
食べているつもりになっているが、
分析されたら、ほぼ寸分なく同じモノを腹に入れている。
最後のミルクコーヒーの分量だって、寸分なく同量!
違うとすれば、
今日はパンを食べたか食べなかったくらいではないか!
そろそろ猫をさげすむのをヤメた方がいいと気づく朝のひととき。
並びを変えているだけで、毎日同じ
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まだグラス割ってないよネ
http://ishimaruk.exblog.jp/30631316/
2024-01-10T05:50:00+09:00
2024-01-10T05:50:03+09:00
2024-01-06T10:09:08+09:00
ishimaru_ken
その他
友人に、Y君がいる。
彼は、否定的なことを言われるのが嫌いなヒトである。
たとえば、
「宿題やってないんじゃない」
「仕事終わってないんじゃない」
「まだごはん食べてないんでしょ」
常に、「何かをやってない」と言われたくない性格だ。
ある意味、すばらしくポジティブな考え方を持った人である。
そんなある日のこと。
彼と私は、南の島の同じホテルにいた。
おなじという事は、それぞれの部屋の調度も同じである。
このホテルに置いてある、グラスが特殊な形をしていた。
ひとことで言えば、座りが悪い。
つまり、転びやすい。
実際、わたしがテーブルの上にあるソレを掴もうと手を伸ばしたら、
コロンと転んでテーブルから落ちた。
ガシャンッ
粉々に割れた。
グラスが割れるのは悲しい。
割れた透明の破片を集めるのは、さらに悲しい。
さあ、今日の話しはここから始まる。
翌朝、朝食会場に向かう道に、後ろ姿のY君がいた。
なにげなく声をかけてみた。
「Yくんサ、まだ部屋のグラス割ってないんじゃない?」
クルリとふり向いたYくん。
「割ったヨ!」
彼は、もちろんグラスを割ってなどいない。
「割ってない」という私の否定的な言葉に反応し、
肯定語を口にしただけだ。
ひょっとすると、私の言葉の意味など理解していないフシがある。
卓球でいうところの、ストレートで打たれたボールを、
ストレートで返しただけである。
ただし、返球ボールには、《肯定》と書かれてある。
マイナスが嫌いなヒト。
常に、プラスでありたいと思っているヒト。
おもしろい――
ゆえにYくんと割り勘で呑みに行く場合、
帰りには、期待を込めて、こう言うようにしている。
「Yくん、おつり貰ってないよネ」
「貰ったヨ!」
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時刻表
http://ishimaruk.exblog.jp/30624692/
2024-01-08T06:02:00+09:00
2024-01-08T06:02:27+09:00
2024-01-05T10:03:36+09:00
ishimaru_ken
その他
《時刻表》
JRが売り出している列車の時刻表である。
書店には、レジの横に必ず置いてあった。
最近、見ました?
これは、本である。
本としては、情報量が膨大な書物である。
重さも、しっかりしている。
JRが売り出している時刻表は何種類かあり、大きさも様々。
なかでも最大の大きさのモノには、ありとあらゆる情報が、
すべからく盛り込まれている。
《書物》のくくりの中では、
最も小さい文字をみることができる本。
枕が足りない時、友人に枕として貸す本。
40年ほど前、こんなクイズがあった。
「世に出版されている本で、最も読まれている本は何でしょう」
答えを、
「時刻表!」と即答した方に、ブ~~が鳴らされた。
正解は、
「聖書」
さすがに世界的な聖書の出版には、負けてしまったものの、
それに追従できるブックと言えよう。
現代は、スマホで行先を検索してしまうが、
時刻表での調べは、《旅へいざなう気持ち》を盛り上げてくれる。
最初に乗る列車の時刻をしらべ、次のページにとぶ。
その時に、前のページに、跳んだ先のページをペンで書いておく。
先のページには、どこからとんで来たか、書いておく。
そうやって、次々にワープする。
あるいは、折り曲げておくやり方も有効だ。
付箋をつけるのもアリ。
旅とは、困難な部分を、いとも簡単にするのが楽しい。
だから、スマホを活用するようになった。
が・・・それは他人頼みである。
あくまで自力で旅をすると、いっきに旅気分が高まる。
時刻表で調べる行為が、自分のチカラを使って動く感覚を、
蘇らせる。
ポケットサイズをカバンに入れて、さあ旅に出よう!
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悪い電磁波
http://ishimaruk.exblog.jp/30600361/
2024-01-07T05:58:00+09:00
2024-01-07T05:58:03+09:00
2024-01-01T10:00:27+09:00
ishimaru_ken
その他
電化製品に、ちょくちょく不具合が起こる。
それは掃除機とか、冷蔵庫とかではなく、
電子に関するモノが使われている電化製品である。
代表的なものは、パソコン。
フリーズは、しばしば発生する。
そのほか、なんだか解からない不具合も起きる。
現象ともいえるこれらの不具合は、思い起こしてみると、
20年ほど前から頻繁に起こるようになった。
つまり、パソコンが普及し始めた頃からと思える。
友人が言う。
「身体から何か解からない《悪い電磁波》が出ているんじゃない」
《悪い電磁波》と言われて良い気持ちはしないが、
その意見は当たっている気がする。
私が扱っているパソコンに関してだけ言えば、
見たことがない不具合が、起こる。
乱暴に扱うとか、やってはいけない作業をするとかではなく、
一般的な扱いをしているにも関わらず、
「壊れる」
パソコン担当大臣、ツッシーにして、しばし両手を挙げてしまうほど。
「こんなおかしなこと、見た事がありませんネ」
残念な言葉が漏れる。
わが身だけに留まれば、故障もあきらめようと言うものだが、
困るのは、被害が拡大する場合。
先日、山仲間と九重山に登った際、
仲間のスマホで、写真を撮ってあげようとした。
スマホを借りて、写そうとしたら、
画面がまるで表面のガラスが割れたような模様になった。
斜めの線が数本画面を分割している。
慌てて本人に見せると、こんな現象は初めてだと首を傾げた。
その時、もう一人の仲間のスマホでも撮影しようとしたのだが、
今度は、まったく動かなくなってしまった。
初めての現象だと言う。
やはり、なにか悪い電磁波が出ているとしか思えない。
では、この電磁波が確かに出ているとして、考えてみよう。
パソコンを購入して、使いはじめの頃、この不具合は頻繁に起こる。
しかし、半年を過ぎたころから、私の悪い電磁波に慣れるのか、
まあまあの動きに移行してゆく。
ところが、初めての接触(さきほどの友人)の場合で分かるように、
新たな電子機器に触れると、おかしな現象が発生する。
以前は、「たまたま」だと思っていた。
しかしながら、起こる頻度が尋常でない時もあり、
原因はきっと、《電磁波》問題なのだと、確信しはじめた。
「写真撮ってもらえますか?」
山の中で、スマホを掲げて請われる時があるが、
最近は、やわらかく断わり、他の人にお願いしている。
被害拡大を未然に防いでいるつもりだ。
ただし、この悪さも大きなコンピュータには利かないらしい。
車の電子装置が壊れたら危険きわまりないなのだが、
今のところ、なんともない。
悪い電磁波もそれなりの礼儀はあるようだ。
人間が小さい分、悪さも小さいのだと、認めよう。 良い電磁波の人
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