カテゴリ:謙の発見!( 793 )
巌窟王
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 静岡県の沼津に、《沼津アルプス》なるものがあると、聞いた。
なんだ、ソレは?
さっそく、登りに出かけた。
急遽、足を向けたので、軽装登山。
入り口のひと山だけ、斜面を遡ってみた。
その時、途中で、道を間違えてしまった。
すると、その先に、妙なモノがあった。

《岩の隙間に造られた小屋》

コレって、修験者が、こもる為の岩窟ではないだろうか?
山形の岩寺や、群馬の榛名山神社と同系統でないのか?
大分県の国東(くにさき)半島にも、修験者がこもる岩穴がある。
凹んだ岩穴に、小さいながらも材木で小屋を造る。
そこで、ひたすら修行するのだと云う。
頭がさがる。
まつりごとがあると、ここまで供え物が届けられたりする。
神輿が、運ばれたりもする。

そして、この沼津アルプス山中の岩小屋。
よくよく見ると、窓が一部、
アルミサッシになっているではないか!
ほお~進化している。
なにも材木にコダワル必要はないのだ。
その昔、岩穴に囲いを造った時点で、
<自然そのまま>からハズレタのだからして、
少々の進化は許される範囲だ。

中に電灯があっても驚きやしない。
冷蔵庫は、いかがなものかと思うが、
蚊取り線香は、許していいような気もする。
なぜ、冷蔵庫がいかがなものかと言うと、
冷蔵庫・・・ビール、という私の関連発想のセイである。
修験にビールはないだろう・・と勝手に修行断崖を設けたのである。

ただし、あそこが、そのような場所であればの話です。
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by ishimaru_ken | 2017-07-09 05:47 | 謙の発見!
ギンナン畑 見ぃッけ
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                     栗の樹の花ざかり
 栗の花が咲いている。
秋の楽しみの為に、咲き誇っている。
栗林はよくお目にかかる。
ところが・・・

ギンナンの畑は、とんと見たことがなかった。
ギンナンは、神社や街路樹の下で、
秋のイチョウの黄色に染まって、拾うものだとしか認識がなかった。
考えてみれば、八百屋で売っているのだから、
どこかで、農家の方が育てているハズ。
ギンナン畑があってしかるべきなのだ。

あった。
リンゴの樹ほどの大きさと高さの樹に、
いわゆるイチョウの葉っぱが、ごっちゃり付いている。
イチョウの葉を知っている人ならば、
誰でもコレが、ギンナンの樹だとわかる。
その樹たちが、当然のことながら、
ものすごい量、並んでいるのである。
堂々たるギンナン畑である。
秋には、いったいどれほどのギンナンが収穫できるのだろう?
トンの単位であろうが、
そんな大量のギンナンを見たこともなければ、
想像をしたことすらなかった。
思い浮かべただけで、鼻血が出そうになる。

そうそう、私にとって、ギンナンと落花生は鼻血の元だ。
もう一声、言うならば、
ギンナンと落花生とサスケは鼻血の元
もれなく・・・出る。

ギンナンと落花生は生理的に出るのだが、
サスケは心理的に出るらしい。
ギンナンと落花生は、食べなきゃ鼻血は出ないが、
サスケは、出場2日前に、ほぼ出る。
人間の身体は正直にできている。
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      ギンナン畑の樹
by ishimaru_ken | 2017-07-07 05:39 | 謙の発見!
ヤジャーガマ
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 非常に珍しい洞窟があった。。
南西諸島の久米島に、その鍾乳洞はある。
《ヤジャーガマ》

なにが珍しいかと言えば、
照明器具を持っていかなければ入れない天然洞窟が、
解放されている。
つまり、無料。
自由に入れる。
中は、無灯り。

遡ること10数年前、私はその地を訪れていた。
山の上のうっそうと生い茂る南国の樹木の先に、
ぽっかりと大きな口を開けた洞窟があった。
入り口に、小さな小屋が立っており、地元の女性が、
入り口番をしていた。
うろ覚えだが、300円ほど払った記憶がある。
洞内は、裸電球に照らされ、かなり広い空間が広がっていた。

そして、現在。
その小屋はない。
入り口には、此処がヤジャーガマだと知らせる看板がある。
(ガマというのは、穴のことである)
あとは何もない。
観光客がフラリと立ち寄っても、
懐中電灯などの照明器具がなければ、いかんともしがたい。
まちがって、携帯灯りなどで入道しようものなら、
アララ遭難、なんてことになりかねない。

内部は広いし、そこそこ長い。
途中、天井が開いて、空が見える場所がある。
まるで、地底版のロストワールドである。
そしてその先も行けるのか行けないのか、全く案内板もない。
私的には、嬉しい悲鳴だ。

この場所は、以前、亡くなった方たちの骨を甕に入れて、
収めていた所でもある。
いまでも、そのまま残されている。
厳粛な場なので、ふざけて走り回ってはいけない。

そして・・
安全は、すべてアナタ次第だと、問われている。
さあ、どうぞ!
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by ishimaru_ken | 2017-07-06 05:55 | 謙の発見!
ギアラの塊
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             左ハチノス 右ギアラ
 ギアラが手に入った。
ギアラとは、関西で言うところの、アカセンである。
牛には胃が4つある。
ミノ、ハチノス、センマイ、ギアラ
喰ったモノを反芻して喰いなおしている。
ウゲッ
反芻する動物なんて、牛以外にいるのだろうか?
ゲホッ
疑問に思っていると、
昨日、知識人に指摘された。
「鹿も反芻するし、羊もする。ヤギやラクダもそうだヨ」

ほお、羊もそうだったのか?
となると、ラムやマトン肉だけでなく、
羊のギアラもあるのだろう。
食べてみたいナ。

ん・・?
鹿、羊、ヤギ、ラクダ、牛・・
皆、顔つきが良く似ている。
あの独特のノンビリ顔は、反芻と関係しているのかもしれない。

 「え~と、イシマルさん、ついでに教えとけば・・
  反芻する動物には、キリンもいるヨ」

そっくり!
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by ishimaru_ken | 2017-07-04 05:59 | 謙の発見!
木イチゴじゃないか!
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一昨日に続き、散歩で食い物を見つけ歩いている。
オォ~
コレは、《木イチゴ》じゃないか!
言葉どおり、木に成るイチゴだ。
野イチゴそっくりの実が木に成っている。
慌てた。
久々に見つけた木イチゴ!
摘み採る!つみ採る!つみとる!
頬張る!ほお張る!ほおばる!
慌て方が、大人げなく恥ずかしい。
猿がモノを食べる行為さながらに、両手でむさぼり食っている。
ただし・・木イチゴには注意しなければならない。
その実に、虫が付いているケースがある。
美味しいものは、虫とて狙う。
むしろ虫の大好物と言っていい。

少なくとも私が見つけたこの木イチゴは、手つかずだった。
虫はおろか、人間すら関心を示していなかった
「誰も食わんのかい!」
タワワに実ったまま、生涯を終えようとしていた。
植物とは、その実を動物や人間や虫に食われて、
どこかに運ばれ、種を落とされ、子孫を増やす宿命がある。
ところが、最近は、木イチゴは見向きもされていない。
よほどのジャム愛好家に発見されないかぎり、
哀しい実りの夏を過ごしている。
 「誰にも見向きもされず、ごめんね」
私の指は機関銃のごとく、わが口と木イチゴの間を往復し、
繁殖に貢献したのであった。
ゲフッ
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      七変化という名の花
by ishimaru_ken | 2017-06-18 05:43 | 謙の発見!
桑の実じゃないか!
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~昨日に続き~
散歩にでた私が、食い物を見つけている。
オォ~
《桑の実》じゃないか!
大量の実が、こんもりと成っている。
桑の実とは、桑の木に成る実のことだ。
桑の木とは、蚕が食べる木だ。
その木をほおっておくと、
大きな樹木になり、実が成る。

果実というものは、通常、緑の実から、黄色になり、
赤になったところで食べごろを迎える。
ところが、桑の実は、さらにその先で、黒くなるのである。
実は、赤はまだ熟していなく、黒になって初めて旨味が出る
赤い実から、真っ黒い実に変身するのだが、
できるならば、黒い実に成りかかり辺りを狙ってみたい。
昔は、子供たちが我さきにと奪い合いになったのだが、
最近は、食べる奴らがいないのか、
やがて実は地面に落ちて、いたずらに道を汚しているばかりである。
ゲホッ
喰った。

歩き続けよう。
オォ~!
コレは、《木イチゴ》じゃないか!
明日に続く~
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by ishimaru_ken | 2017-06-17 05:56 | 謙の発見!
ビワじゃないか!
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グミの木
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                    ビワの木
 ぶらりと歩き出した。
我が家からリュックを背負い、運動靴で西へと向かった。
なんとなくである。
天気は良い。

歩き出して間もなく、
オゥ~
《グミの実》を見つけた。
公の公園に実っていたので、つまんだ。
口に入れた。
飲みものを持たずに歩き始めた私の喉を潤す。
渋い甘味が、野生の動物の感性を刺激する。
(グミを喰った時点で私は野生に戻っている)

しばらく歩くと、オォ~!
ビワの木を見つけた。
タワワにビワの実が成っている。
誰も手をつけていない。
最近の子供は、ビワに反応しないとみえる。
黄色く麗しいドリップ型(涙型)のビワの実。
手を伸ばす。
ビワの枝を曲げて、おろす。
ビワの木は、木刀に加工されるほど、しなる木である。
そうそう曲げても、折れやしない。
ゆえに、昔から、その実を採る時は、
枝の元を掴み、
だんだん先の方を掴み、
さらに枝先を掴む
ようにして、
先っちょにある実を採ってゆく。

ボホッ
ビワの種を空にむかって噴き出し、歩を進める。
オォ~
《桑の実》じゃないか!
明日に続く~
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       ビワとグミ
by ishimaru_ken | 2017-06-16 05:49 | 謙の発見!
海辺の番人
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 この写真を撮ったのは、久米島のイーフビーチ。
なぜ、シャッターを押したのか?
 海が青いから?
 緑が綺麗だから?
違います。
左に立っている木の動きが気になったから
アップにしてみよう。
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喋りながら、脅かしている。
 「おおうりゃ~!」
両手を掲げて、襲い掛かってきているようにも見える。
美しい浜辺の玄関に立ちはだかる鬼とも言える。
昼間ならまだしも、月夜に浜辺に訪れたなら、
ロマンチックな雰囲気は、吹っ飛んでしまう。
キャ~!
怖がって彼女が抱きついてきてくれれば、嬉しいのだが、
キャ~!
そのまま逃げてしまった場合のガックシ度は大きい。

自然の中には、このようにタマタマ的なものが在る。
昨年、山の中で出くわした、熊ソックリの倒木もそうだ。
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タマタマ私から見た角度で、クマだと誤解された。
あくまでタマタマで、それをアナタが見つけようとしても、
見つからないかもしれない。
私のタマタマと、アナタのタマタマは違うような気がする。

そして、コレも、タマタマ 
トマトに葉っぱがくっ付いただけのモノなのだが・・・
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by ishimaru_ken | 2017-06-14 05:44 | 謙の発見!
父ヤギは石の上で
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 ワシ、雨嫌いなんじゃよネ。
ドシャドシャ降るのはイヤなんじゃよネ。
草むらが、ビチャビチャになって、気持ち悪いんじゃナ。
あんたら、ワシがムシャムシャ草を喰うもんじゃから、
草が好きじゃと思うちょるじゃろ。
そら喰うのは好きじゃけんど、
足を濡れた草で触られるのは、嫌いなんじゃな。

まあ、ええことに、こげな石の台があったけぇ、
登らしてもろうたが、いっこん雨やまんもんじゃけ、
降りられん。
朝から晩まで、ここに立ったままじゃ。
飯も食えん。
痩せてしもうでぇ~
メェエエエ~

わがやには、一応、カミさんと子供が二匹おるんじゃが、
雨の中、乳のんで遊んじょる。
気楽でええのう。
男はよぉ、繊細でよぉ、雨にも弱くてよぉ~
仕事は、周りの草喰いなんじゃが、
雨の日は休みでナ、
石の上で、ごろ寝じゃ。
いや、立ちっぱなしじゃ。
あ~あ、土砂降りだらけの南国で生まれるんじゃなかったのぅ。
うぅ、眉毛からしたたる雨がうっとぉしいワイ!

この島はのぉ。アンタらはクメジマと呼んじょるがのォ、
雨ようふるのぉ~
クメェエエエ~
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    「かあちゃん、ちち ちち ちちおくれよぉ~」
by ishimaru_ken | 2017-06-09 05:45 | 謙の発見!
流れよる椰子の実ひとつ
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 ♪~名もしら~ぬ、遠きしぃまより~♪

流れよったのは、ヤシの実だ。
椰子の実、と漢字で書いた方が、南国感が湧く。
遥か遠く、南国の島の海辺に実っていた椰子の実が、
ボトンと落ちて波にさらわれ、長い放浪のすえ、
この海岸にたどり着いた。
他に一本の木もない広いビーチだ。
本来なら、ここで、芽を出し、スクスクと育つはずだった。
ところが、ここは観光ビーチである。
ビーチのど真ん中に、椰子の木が生えてきたのでは、具合悪い。
はじっこであれば、それなりの景色として褒められる。
たまたま流れよった場所が、ピンポイントで失敗した。
長い航海が報われなかったのである。

植物の種子とは、報われないモノがほとんどである。
例えば、モミジの種。
秋になると、クルクル回りながら、風に吹かれて落ちてくる。
大量に落ちてくる種の中で、将来一本のモミジになるのは、
極めて稀有。
しかし、モミジの場合、その種が小さいので、
残念感が薄い。
ところが・・・

椰子の実は大きい。
報われなかった感を、ずんぐりとした無骨さで表現している。
それも、美しい海辺でポツンといった詩的な趣として・・

♪~ふぅるさとの岸をはぁなれて、わぁれはそも波にいくつき~♪
さてと、もう一回さまよいの旅で出ますかいのぅ・・・
覚悟はよいかな・・君?
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by ishimaru_ken | 2017-05-31 05:54 | 謙の発見!



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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