<   2007年 09月 ( 30 )   > この月の画像一覧
ヒルクライム チャレンジ
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<トレイルラン & ヒルクライムin信州>

こういう名前の大会に出場してきた。
長野県に山田牧場という、冬にはスキー場になる高地があり、
イベントはそこで開催された。
いったい何をするのか?

簡単に要約すると、山を下って、登るのである。
大会要綱によると、まず、
700mの標高差を駆け下るとある。
その後、自転車で、同じ所まで登るとある。
よし行こう!

よ~いドン!
朝9時に号砲は鳴らされた。
<トレイルラン>
さあ、駆け下るぞ~
あれれ、あれれ、駆け登ってるじゃん・・
大会要綱には書いてなかったが、まず、
スキー場のリフト一本分、駆け登るのである。
そこから、一気に、700mの標高差を駆け下りる。

ちょっと待て、普通の道じゃないじゃん。
大会要綱には、古道と書いてある。
てえことは、登山道かい。
人一人 通れるくらいの山道をどったんばったん駆け下る。
ヒザがギシギシ音を発てる。
下りきった場所にあらかじめ、
自分のマウンテンバイクを置いてある。

<ヒルクライム>
さあ、登るぞ!こぐぞ!
700mの標高差だぁ~
こいでも、こいでも登りが続く。
700mの標高差って、どのくらいだろう?
日光のいろは坂でも、そんなにはあるまい。
ちょっと待て!
ヒルクライムのヒルっちゃなんね?
<丘>の事だわな。
丘ってのは、虹ヶ丘とか、希望が丘とかで、
奥様が、ママチャリでお使いに行った帰りに
よんこらしょと、ペダルをこいでいるワケだわな。
つまり、そんなに高くない所だよね。
小説の<嵐が丘>にしたって、ひょいと登れる場所だったぞ。
その丘をクライムするって、表現がおかしくないかい・・
「丘を登ってるのに、なんでこんなにキツイんだ!」

そして、これはあくまでレースだ。
ペダルをこぐ足が悲鳴を挙げている時に、さらに考察は進んだ。
デンマークは平地だらけの国である。
かの国で最も高い山は、標高171mである。
しかし、現地の方には、
<天にそびえる山>として崇められている。
171mでも、とは言わない。
と呼んでいる。

確かに、日本国土は山が多い。
それに奢っているのか、ふんぞり返っているのか、
この程度の標高では<山>の
格付けをして貰えないらしい。
あくまで<ヒル>なのだ。
ヒルの癖に自転車は遅々として進まない。
降りて休んだりすると、坂道なので上手く発進出来ない
だから、たとえゆっくりでも、こぎ続けなければならない。

結局、よ~いドンして、3時間後のゴールであった。

「ただいま~今日、丘に登ってきたよ~」
『あっそ』
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by ishimaru_ken | 2007-09-30 09:06 | スポーツ
世界の車窓から20周年パーティー
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<世界の車窓から 20周年謝恩パーティ>

なるものが催された。
場所がすごい。
帝国ホテルだ。
列席された方の肩書きを拝見して、
 ビックリした
 目ん玉が裏返った
 アゴがぱっくり開いた

我々役者生活をしていて、
テレビ局のお偉方に会う機会がたま~にある。
お偉方といっても、部長さんまでだ。
局長クラスには、よっぽどの事がない限り、お目通り願えない。
よもや、次長だの常務だの・・なんかそんな方がいるらしい・・
という噂でしかない。
ほんとにいるのかなと疑ってもいる。

ところが!
その噂を超えて、センムがお出でになったのだ。
いや、センムも越えて、なんと!
社長もお出でになったのだ。
テレビ局の社長とは、我々の感覚では、雲の上の人である。
雲の下のイシマルはビックリした
ちゃんとご挨拶が出来たかどうかも覚えていない。

だが、その後の衝撃に目ん玉が裏返った
世界の車窓からは、<富士通>という会社の一社提供である。
つまり、富士通がスポンサーとして、
20年間バックアップをして頂いたワケだ。
非常に暖かい大会社なのである。
そのあろう事か、カ・カ・カイチョウが、おみえになったのだ。
会長が、背筋を伸ばして、雲の下のイシマルに
にっこり笑いかけてくれたのだ。
会社組織を完全に把握出来ていない私でも、会長がどの位置に
位置しているのか位はわかる。
課長 があって
 部長 があって
  常務 があって
   センム があって 
    社長 があって
     会長が あるんだよね。
会長の先はないんだよね。
町内会長とは、漢字は一緒でも、意味が全く違うんだよね。

さらに、そのあと、私のアゴがぱっくり開いた。
デ・デ・デ・デンツウの社長がお出でになったのだ。
センムもお出でになったのだ。
<電通>と云えば、
CMを一手に引き受けている日本最大の広告代理店だ。
その辺の国の、国家予算を
簡単に凌駕する金額を動かしている会社である。(らしい)
当然、会社であるからして、社長は存在している筈だ。
しかし、目の当たりのお会いするとは思ってもみなかった。

みなかった事態が立て続きに起き、目が裏返ったり、
アゴがどうかなったり、グラス引っくり返したり・・

一瞬、雲の上をのぞいてしまった。
その雲の上の方達は、とても魅力的風格を蓄えており、
我ら役者がそうそう容易に演じられるものでもない事も
知らしめられた。

ところで、大きな会社の社員というのは、
通常、社長に会えているのだろうか?
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by ishimaru_ken | 2007-09-29 08:03 | 仕事
スポーツマンNO1決定戦
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<スポーツマンNO1決定戦>
TBS系列の半年に一回やっている番組だ。
もうかれこれ、5年間出場している。
5年間で6回の出場だ。

この番組がメチャクチャなガチンコである事は
あまり知られていない。
まず持って、出場出来るかどうか分からない。
半年間、懸命に身体作りをしてきても、
出場者14名に選ばれなければ、ただのカスである。
実際そんな事もあった。
選ばれるか選ばれないかは、テレビ局のさじ加減ひとつである。
そいつに実力が無ければ、それで終いだ。
そいつとは、私である。

その私が思うに、この番組のガチンコ感は真実である。
ようは、強い奴が強いのである。
現場にいて、凄いなと感じる奴が、やはり凄いのである。
こいつなら勝っても不思議ではないなと思う奴が、
勝つのである。
こいつに勝って貰いたいと思う奴が、勝つのである。

ほいほい、そこに参入しているイシマル。
今回から導入された<三色>という競技。
正しくは

マッスルジム

腹筋  1分
背筋  1分
腕立て 1分

合計3分間の回数で勝負を競う。
イシマルが参加しなかった前回の大会記録が215回
体操のお兄さん、佐藤弘道が作った大記録だ。
さてさて、イシマルはチャレンジするぞ!

放送日はもう決まっている。
10月5日、夜9時より~TBS系列

(付録)
私の練習は<四色>である。
腹筋、背筋、腕立てのあとに、懸垂(けんすい)がくっ付いている。
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by ishimaru_ken | 2007-09-28 04:42 | スポーツ
人物当てクイズ
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<人物当てクイズ> です。
ヒントを聞いて、人名を当てましょう。
(30歳以下の方には、ちょいと難しいかも)

1 男の俳優です。70歳を越えてます。
2 映画など、数々の作品を残しています。
3 代表作の一つの中に、年の離れた男女が出てきます。
  かれらと3人で、北海道をさまよったりします。
4 シンプルライフ
5 姓名をひらがなで書くと、六文字です。
6 姓名をローマ字表記で、縮めると (姓)・(名)
7 とてもシャイな方です。
8 不器用な方でもあります。

~~~ ~~~
は~い、もう解りましたよね。
簡単過ぎましたか~
では、答えを声に出して言いましょう、はい!
回答は、この全く関係ない写真の後にどうぞ。
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はい、正解コーナーです。
田中邦衛> と言った方!

ざ~んねん、違います。
正解は、<高倉健>です。

1~8まで、すべて引っ掛けヒントだったのじゃ。
3の代表作は、映画「幸せの黄色いハンカチ
年の離れた二人とは、競演の武田鉄矢と桃井かおり
北海道と言えば、「北の国から」とは限りませんぞ。
4、シンプルライフのCMをやっていた。
8、「・・不器用ですから・・」のCMは当たった。
二人とも、T・K 六文字。

はい、このクイズ、うまく喋れれば、たいがい引っかかります。
どこかで、試してみましょう。
イシマル君の年齢の人は、10人中、9人引っかかります。
自分で作ったのに、グルリと回って、
誰かに出題され、危うく引っかかりそうになった。
んなアホな!
by ishimaru_ken | 2007-09-27 06:56 | その他
テレビ欲しい
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20代の頃だった。
私が出演している芝居のパンフレットに、こんな欄があった。
【今、欲しいもの】

ふむ、迷わず書いた。
テレビ

住んでいるアパートに、テレビが無かったのだ。
テレビどころか、ほとんど何も無かった。
勿論冷房はない。
かろうじて、電話線は繋いだ。

早速、反応があった。
テレビをくれるという。 キトクな方だ。
ただし、取りに来てくれという。
OK!
すぐ、東京都内在住の、キトクなお宅に向かった。

ピンポ~ン
お宅から、キトクな女性の方が現れた。
現れ、玄関に置いてあるテレビを指差し、
「あら?お車は?」

どうやって持って帰るのかと、尋ねているのだ。
(あ~たねえ、車があるんだったら、
 テレビくらい持ってるんじゃないのぉ?)
との言葉をぐっと呑みこみ、
指で道路脇に停めてある、ソイツを指差す。

<50CCのオートバイ>

キトクさん、その後のイシマルの行動に目をまん丸にしていた。
50CCには荷台がない。
従って、バイクに括り付けるワケにはいかない。
そこで、かねてより用意してあった、<縄>を取り出した。
ロープではなく、縄である。
建築現場で拾い求めてきたものだ。
決して、クスネテきたものではない。

その縄で、押し頂いたテレビを、
我が背中にグルグル巻きにしたのだ。
どうか、落ちないようにと、何重にも巻きつけた。
藁納豆に、テレビとイシマルが入っている絵図だ。

『ありがとうございました!』
蓑虫状の藁納豆が
正しいお礼をして、バタバタプスンプスン
原付バイクは去っていく。

嬉々として、アパートに戻った私。
早速、電源を入れる。
映像が出る。
・・・何かがおかしい。
音は聞こえる、でも何か、非常に違和感がある。
しばらく眺めていてやっと、気付いた。

(コレ、白黒テレビじゃん)
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by ishimaru_ken | 2007-09-26 07:23 | 昔々おバカな話
満腹餃子
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餃子大好きである。
まあ、10人中9人は同じく、大好きである。
東京から、車を走らせて、
わざわざ宇都宮まで、食べに行くほどである。
そんな、私が最近、思わず声を発した店。
うまい!!!

その店は、福島県福島市にあった。
駅前から歩いて10分ほど。
とある、路地裏に、ひっそりこっそり営業していた。
満腹
なんの変哲もないとは、この店の為に生まれた言葉だ。
店構えには、まったくコダワリを持たないご主人であるようだ。
仲間とぶらりと入った。
店内も、まったくコダワリを持たないらしい。

「生ビールと餃子人数分ね」
『あいよ』
注文してから、気付いた。
一人前30個とある。
30個!
通常の餃子屋だと、6個から7個である。
小ぶりの餃子を出す店でも、20個程度だ。
回りの客が食べているのを盗み見ても、
ことさら小さい餃子ではなさそうだ。

『おまちどうさま~』
ソレは来た。
皿に、グルリと丸く弧を描いて乗せられている。
ぎっしり詰め詰めで30個乗せられている。
こんなに詰め詰めで焼かれた餃子を見たことがない。
(こんな事したら、くっ付いちゃうだろう)
不安気に、ハシで持ち上げる。
フワっ、軽くひとつだけ持ち上がる。
やや小ぶりだが、内部に空気が充満しているらしく、
ふっくらとしている。
さて、お味のほうは・・・

ほんぎゃああ~~~!!!
うまい!!!

この餃子の美味さの秘密は<>にあるかもしれない。
とても薄い皮だ。
なのに、絶妙な旨みがある。
それより何より、何故こんなにくっ付けて焼いて
くっ付かないんだ?
パクパクパクパク
はっと気付いたら、30個が消えていた。
一人前の数の理由が判明した。
30回、ほっぺたが落ちたのだ。
30回、溜息をついたのだ。

お店を出て、お店の名前どおり満腹なのに、
もう一度戻って食べたくなったほどである。
どうか、いつまでも変哲がない事を祈ります。
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by ishimaru_ken | 2007-09-25 08:13 | 謙の発見!
ニュージーランドの薬
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ニュージーランドとは
<新>ジーランドという事である。
ところが、本国のイギリスには、ジーランドはない。
実は、海隣のオランダにある。それも、
ゼーランド州という地名だ。
そのニュージーランドに15年ほど前にロケで行って来た。

「これまで、身体が腐らない薬を打った事がありますか?」
私を診察した現地の医者がのたまう。

イシマルは怪我をしたのだ。
南島のクイーンズタウン郊外の美しい湖を訪ねた。
フライフィッシングをやろうというのだ。
竿を振ると、竿の先から、糸がどんどん伸びていく
あの釣りだ。
先っちょに、毛ばりが付いている。
初めてやった。
竿をブンブン振った。
毛ばりが前後にブンブン飛んでいる。

その時、悪い事に突風が吹いたのである。
前後に飛んでいた毛ばりが、僅かに逸れた。
逸れた場所に私の顔があった。
カシャア~ン!
顔面のどこかに、毛ばりが激突した!
現地のインストラクターが跳んで来て、覗き込む。

なんと!
右の眉毛の中に毛ばりが突き刺さっている!
とりあえず、テグスを切る。
血は流れていない。
何とか、毛ばりを外そうとするが、巧くいかない。
「撮影はどうする?」
私が心配をしていると、カメラマンが私の顔を覗き込み、
『ほお~眉毛の中に、毛ばりが紛れ込んで、見た目解かんねえな』

役者の顔の中に釣り針が刺さっているというのに、
ロケは続行されたのである。
役者はツライなあ。

さて、ロケを済ませて、町の病院まで、車を飛ばす。
町と言ったって、日本で言えば、である。
寒村である。
そんな田舎の病院で外科手術をするのかあ?
イシマルの不安をよそに、現われた医師は、
麻酔もせずに、ちょちょいのちょい。
あっという間に、針を取り除いた。
跡形も残っていない。
そして、冒頭の言葉。

腐らない薬を打った事があるか?」
たどたどしい現地通訳の言葉を、私の頭が通訳する。
<化膿止め>のことかな?
『いや、打った事ない』
返事をするや、ズブリ!
痛~い一発を打たれた。

「これで、あなたは、今後10年身体が腐らない
え~ほんまかいな~
ニュージーランドという国、日本と同じほどの国土の広さに
400万人弱しか住んでいない。
だからちょこっとの怪我で、
そう簡単に病院に行けないのである。
そこで、日本では薬事法により禁止されている
強~い化膿止めを打っている。
そして、外科医者が非常に優秀なのである。

そう云えば、あれから10年間、切り傷擦り傷をしても
一切化膿しなかった。
そして今、15年経った。
当然、薬の効き目は切れた。
必然、化膿するようになった。
よし!ニュージーランドへ行こう!
by ishimaru_ken | 2007-09-24 07:33 | 昔々おバカな話
放られる サンダル
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今、パソコンを開き、このコーナに入った途端、
9月8日の最後の行が、目に留まった。
ポ~ンと放ったサンダルが裏返る回数・・>

こんな重大な問題を何気なく書いてしまった。
そう!
サンダルは、ポ~ンと放ると裏返るのだ。
ほぼ間違いなく、片方が裏返る。
必ず、に近い確立で、片方が裏返る。
裏返って欲しかろうが、欲しくなかろうが、
そんな事におかまいなく裏返る。

「タクは、サンダルは放りませんことよ」
はいはい、タクさんはちょっと買い物にでも行ってて下さい。

<サンダル>と大きなククリで話をすると、解りにくいので、
仮に、今、我が家にあるサンダルにしよう。
こいつはゴム製だ。
N と書いてあるから、ニューバランスの会社製だ。
小林君チから貰ったヤツだ。
これを、裏口から、玄関に持って来たとしよう。
玄関に置く時、いちいち膝まづくのは、めんどくさい。
だって、玄関は一段低くなっているのでね。
だから、ポ~ンと放り投げる。
もちろん、軽く放る。
すると!
期待に背かず、片方がクルリと裏返る。

「タクは、必ず膝まづきますの」
まだ、買い物行っとらんのかい!

あれって、なぜ?
なぜ、裏返るんだろう? それも片方
稀に、ごくマレに、両方が裏返る時がある。、
そして、非常にごくマレに、全く裏返らない事もある。
『太陽の黒点が増加したのだろうか?』
イシマル博士は、いらぬ心配をしてしまう。

よし、今日は実験をしよう。
博士は今、その小林君チのサンダルを右手で持っている。
親指 対 人差し指と中指で、真ん中を摘まんでいる。
胸の高さから、床の上に放る。
ポ~ン!
ほお・・期待通り、片方が裏返った。
ん?左側のサンダルだ。
よし、今度は左手で同じ事を試みる。
ポ~ン!
ほお・・右側が裏返った。
もう一度、右左やってみる。
ほお・・同じ結果が出た。
たった2回づつで、同じ結果という事は、確率100%だ。
素晴らしい!
博士としては、
この実験結果に何か名前を付けなければならないな。
放るとピタっと止まらないんだから・・
ピタ・・トマラナイんだから・・

ピタトマラズの定理>  

うん、コレにしよう。
定理説明;
【サンダルは放ると、ピタっと止まらない。
必ず、投げた手と反対側のヤツが裏返る】
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by ishimaru_ken | 2007-09-23 06:53 | 謙の発見!
刀削麺
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<刀削麺> を食べた事がある?

テレビで時折目にする、中国の麺どんぶりだ。
上の写真の様に、左手で固い物体を持ち、
右手の刀の様なもので、削ってゆく。
シュッ シュッ っと素晴らしい速さで削ってゆく。
観察していると、一秒間に三回は削っている。
その削られたカケラが、湯だった鍋の中に、
飛び込んでゆくのだ。

そうそう、私が観察している場所は、東京の赤坂にある
刀削麺のお店だ。
以前から、この店が気になっていた。
<刀削麺>のカンバンに惹かれていた。
いつか、この店で食べるに違いないと、予感を感じていた。
そして、その予感どおり、この店のノレンをくぐったのである。
(中華にノレンは無いな)

っとここで、あなたは、この麺を何と読みました?
<トウサクメン>
<トウゲメン>
<カタナケズリメン>

正解は、<トウショウメン

「トウショウメン下さい」
注文するや、板長さんが、シュッシュッをやり出す。
見事な手つきに、しばし見惚れてしまう。
削られた麺は、最大1mは飛ぶので、
すべてが、きちんと鍋に入っているか、心配で覗いてしまう。
よくよく観察すると、20本に一本くらい
鍋の縁に引っかかって、残念な姿をさらしている。

さあ、削り終わったぞ。
これからどうなるんだ・・
とイベントの行方にドキドキしていると、
『オマチドさま』
すぐに、刀削麺が出てきた。
早やっ!
ズルズル
うまっ!

食感は、平打ち麺をもっと滑らかにし、
ワンタンの皮にもっと噛み応えを与え、
ややよじれ
大きさを不揃いにし、
茹で加減を、不均等にし・・・

最高の食感である。
噛んで良し、飲み込んで良し。
たった一回しか食べていないのに、もうハマッテしまった。

お店としても、この麺は食材保管の面で、効率がいいだろう。
注文があった時だけ、削ればいいのだから。
うどんや蕎麦は、作り置きすると美味しくないもんね。
すなわち、刀削麺は、お客にもお店にも優しい麺なのだ!

ん・・ちょっと待て!
なのだ!と宣言したものの・・
シュッシュッと削っていって、あの硬い物体が小さくなったら、
どうするんだろう?
例えば、左手に持った大根を
包丁でシュッシュッと削っていると思えばいい。
半分も削った辺りで、もう怖くて削れないな。
頑張っても、三分の一がいいとこだ。
刀削麺の場合、残りはどうするんだろう?
まさか捨てやしないよな。
ひょっとすると、刀削麺の最後の残りでコサエタ料理
あるのではなかろうか?

いつか、そいつにアリツキタイ!
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by ishimaru_ken | 2007-09-22 05:06 | その他
シベリアのガソリン
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まず上の写真を見て頂こう。
コレは、シベリアにある、線路の遮断機である。
日本の竹の棒の様に、生易しいものではない。
地面から、重い鉄板がグイっと持ち上がり、
車を止めている。
「強行突破許さんぜ!」の意識が強い。

そのシベリアを、車で移動した。
ロシア人の運転手が付いている。
その運転技術がとても楽しい。

ガソリンを節約する
走っていない時は、いっさいエンジンをかけない。
瞬時でも停まれば、すぐにイグニッションキーを廻し、
エンジンを止める。
「え~と、暑いんですけんど・・」
服を脱げ、と言う。
「え~と、寒いんですけんど・・」
服を着ろ、と言う。

楽しいのは、丘陵地帯だ。
なだらかな山道が続く地形になると、運転手の技量が試される。
標高差50mくらいを、登ったり下ったりする道を走る。
いい塩梅に、シベリアの道は直線が多い。
登りは、致し方なくアクセルを踏んで登って行く。
ただし、登りきるまで、アクセルを吹かさない。
頂上の大分手前で、エンジンを切るのだ!
すると、車は惰性で登っていく。
平地で60キロほどで走っていた車が、
徐々に遅くなり、頂上直下では、
歩くほどのスピードになる。
「ああ、停まっちゃうよぉ~」
こちらの心配をよそに、ギリギリの所で、下りが始まるのだ。

殆ど、停まりかけたタイヤが再び回り始める。
当然の事だが、車内は静かである。
外を風が流れる音しか聞こえない。
やがて、スピードが出てゆく。
どんどん出てゆく。
エンジンで走っている時には感じないスピード感である。
もの凄く早く感じる。
おっ、下り切ったな・・と思いきや、すぐさま登りが始まる。
それでも、運転手くんはエンジンをかけない。
どこまで行けるか試しているようだ。

だんだん遅くなる。
頂上まで行けるだろうか?
ゲームになってきた。
ひょっとしたら、無ガソリンで行けるかも!
同乗者全員が意気込む。
遅くなった。
やばいかも・・
車両が重いのかも・・
何か捨てるものは、ないだろうか?
思わず、カバンをさぐる。
ひとり跳び降りて、走ったらどうだろう?
皆が同じ思いで、それぞれを見やる。
「ああ~止まるぅ・・・
・・ああ~とまったぁ~」

しばしの沈黙、
とその刹那、グラリ、車体は動き出すのであった。
再び、下りの始まりだ。
運転手くんは、クルリと振り向き、親指を立てる。
その顔には、こう書いてあった。

(ボク、毎日ココ 通ッテルだよ~ん)
e0077899_6463849.jpg

by ishimaru_ken | 2007-09-21 06:48 | その他



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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