<   2008年 01月 ( 31 )   > この月の画像一覧
妖しいエビ
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上の写真は、釣りエサのエビである。
上が、釣り針を刺したモノ。
下が、そのままのエビ。

「え~私、釣りは興味ないなあ~」
と仰るあなた。
しかし、来世でもし、<魚>に生まれ変わった時、
パニックにならない為にも、今日の話は重要ですぞッ。
ぞッ!

例えば、あなたが、タイに生まれ変わったとしましょう。
食事の趣向が、少し変る。
今もエビは好きかもしれないが、やたらエビを食べたくなる
3食、エビだけで満足な気がしてくる。
極端な偏食になる。
仕事は無い。一日中エビを食べているだけだ。

(おっ、エビが目の前に浮かんでるぞ、食べようかな)
さあ、ここで、注意を促したい。
そのエビは、上の写真の様に、
尻尾が切り取られていませんか?
そいつはネ、、針を刺したエビが、海中でクルクル回らない様に、
釣り人によって、シッポを切り取られているのだ。
 良く考えてみよう。自然界の海の中に、
シッポの無いエビなんていないのだ。
そいつは、妖しい
間違っても、口にしてはいけない。

そもそもの注意点。
あなたの頭上で、大きな音がしませんか?
グオングオン(船のエンジン音)がうるさくないかい?
まずは、そいつが不吉な予兆だ。
その音が聞こえてしばらくすると、
海中で、突然、ご馳走の大盤振る舞いが始まる。
<撒き餌>が撒かれる。
 良く考えてみよう。自然の海の中で、
大量の死んだエビが、ドバっと、出現する事なんてないのだ。
それも、何時間にも渡って・・
小さなお子様達は、特に喜び、飛びつく。
なんせ、空から、
ケーキやお菓子がバンバン降ってきたんだもん。
手当たり次第に食ってしまう。
「やめなさい!」
お母さんがいくら叱っても、聞きやしない。
あげくに、叱っていたお母さんまでもが、
手当たり次第に参加してしまう。
この時ばかりは、ダイエットなんて気にしてられない。
パクパク パクパク

 ところが、このケーキやお菓子の中に、
たった一つだけ、危ない針が紛れ込んでいるのだ。
そのケーキ(エビ)とは、
今まさに、あなたが食べようとしているソイツかもしれない。

はい、最初に、見分け方を説明しましたね。
シッポの無いエビなんて、海の中にいないかんね。
生まれ変わった時、覚えてられるかな・・?
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by ishimaru_ken | 2008-01-31 08:06 | その他
特3等船室
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船の旅は面白い。
出港の折、飛行機の様に、あっけなくないのもいい。
昔は、彩り紙テープが、船と岩壁の見送り人を結び、
ブオ~という汽笛と共に、
涙を波頭に消していったものだ。
 
例えば、この船、排水量6500トンの、
2等船室
船旅は2等船室に限る。
100畳ほどの部屋に、見も知らぬ人達と雑魚寝である。
混んでいる季節は、一人70cm×2mしかない。
但し、空いている時は、少人数で大部屋を占拠できる。
皆が、ゴロゴロと寝転がっている様は、
<難民>を連想してしまう。

ところで、ここは、2等船室だが、
その上の階級の部屋は、<特2等>だ。
一度、その部屋に入った事がある。
8人ほどの、小部屋だった。

さらに、上には、<1等>がある。
当然、お値段は高くなる。
そこも、一度だけ、チャレンジした事がある。
確か、4人部屋だった。
人数が減った分、部屋が狭くなっただけの仕様だった。
損した気分になった。

1等で終わりかと思ったら、その上に、
特1等> なるものがあった。
どうも、船に於ける、階級の名前付けが、
その場シノギの感を受ける。
さすがに、そこに、足を踏み入れた経験がない。
まずもって、船上の階数が違う。
我々より、大分上の方に、住まわれておられるらしい。

ところが、ところが、上には上があるもんで、
あった、あった!

 <特等

しかし、<特>という漢字を、今まで連発されていたので、
あんまり有難みがない。
ほんとに、一番偉い部屋なの?
っと疑ってしまう。
最初にクイズとして、<特等>と<特1等>のどちらが上か?
と問われたら、迷ってしまうだろう。

そう云えば、まだ紙テープでサヨナラをしていた時代、
確か、私の記憶に間違いがなければ、
3等>があった様な気がする。
気がするが・・<特3等>は無かった気がする・・・
あったとしても、その差は、どんななの?
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by ishimaru_ken | 2008-01-30 07:01 | その他
ラジオ生番組
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先日、FM放送<Jウエーブ>の、ラジオ番組に生出演してきた。
関東地方、土曜日の夕方に放送しているモノで、金子菜緒さんが
素敵な声を聞かせている番組だ。

時折、ラジオの生放送に出演する機会がある。
さあ、その日、車で現場に向かう。
カーラジオのチャンネルを、その局に合わす。
直前の番組がやはり、ナマでやっている。
すると、突如流れてくるのだ。

「次の<ウオーム&テンダー>には、本日のゲスト、
イシマルケンジロウさんが、お見えになります。~」

って、え~と、その人物は、
今ココにいて、車を運転してんだけんど・・
ラジオを聴いているんだけんど・・
お見えになりますったって、
今の所、急に行きたくなくなったりしないけんども、
行く行かないの判断は、
私の自由である様な気もするんだけんど・・
けんど・・と言ったが、行かない確立は0%なんで、
絶対、行くんだけんども、公共の電波で、
『お前を待ってるぞ』と言われると、
なんか、むず痒い。

新聞の尋ね人の欄に、自分の名前を見つけた時の様な
気分になる。(見つけた事はないです)
新幹線の車内アナウンスで、
呼び出しを食らった時の気分になる。
(恥ずかしく、食らった)
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by ishimaru_ken | 2008-01-29 07:46 | 仕事
熊牧場
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詐欺事件が大はやりである。
霊感商法、オレオレ詐欺、etc
そういえば、昔、こんな話が、はやった事があった。
~~~ ~~~ ~~~
「北海道に行くとね、熊牧場があるんだって。広大な敷地に
 熊が放し飼いになっているらしいよ。
そんでね、そこの売店では、熊乳(くまちち)を
試飲させてくれるんだって。
勿論、売ってもいるんだけど、コレが、滋養に良くて、
特に、お肌にいいんだって。
3ヶ月飲み続けると、赤ちゃんの肌みたいになるらしいよ」

それを聞いた世の、お母さん、おねえさんは、
『そこ行きたい。行って熊乳飲みたい。
むしろ地方発送して貰えないかな?』
~~~ ~~~ ~~~
さ、この話をどう思います?
「私も欲しい!買いたい!」と思いましたか?
もし、あなたが何の疑問も抱かなかったとしたら、
今後、街を歩く時、知らない人に話しかけられたら、
気を付けましょう。
んで、一応、あなたに問いますネ・・・

 《その熊乳は、いったい誰がシボルの?》
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by ishimaru_ken | 2008-01-28 06:39 | その他
少子化?
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神奈川県の三浦半島の海岸で、
ウインドサーフィンの道具の点検をしていた。
その砂浜に、近くにある幼稚園の園児たちが、散歩に現れたのだ。
ゾロゾロゾロゾロ。
二人づつ手を繋いで、目の前を過ぎてゆく。
砂浜に座っている私と、目線の高さが同じだ。
アハハ、可愛いな・・

すると、その中の一人の園児が、挨拶をしてくれたのだ。
「コンニチハ」
おう、いい子じゃないか、返事を返す。
『はい、こんにちは』
この何気ない挨拶が、このアト、私を悩ませる事になるとは!

その子の挨拶を聞いた後ろの列の子が、真似したのである。
「コンニチハ」
『はい、こんにちは』

さすればどうなる?
何でも真似したがる年代である。
私の目の前を通過する園児たちが口々に、
「コンニチハ」
『はい、こんにちは』

まあ、微笑ましい光景ではある。
ではあるが、その時、私は知らなかったのだ。
その幼稚園には、園児が500人いるという事実を。
500人!
そんなに園児が多い幼稚園があるんだ!

 あとからあとから湧いてくる園児の群れ。
「コンニチハ」
『はい、こんにちは』
もう終わるだろう、もう終わるだろう、の期待空しく、
コピーすれすれの、挨拶が続く。
「コンニチハ」
そっちは、一回で済むだろうが、
こっちの身にもなってみろってんだ。
『はい、こんにちは』
だからと言って、今更無視する訳にもいかず・・
『はい、こんにちは』

 それから、信じられない程の時間が過ぎ去った。
陽が傾いた気がした。
最後の最後に引率の先生が嬉しそうに向かってきて、口を開く。
「コンニチハ」
『・・・・んにちわぁ』

聞く所によると、隣の町の幼稚園はもっと人数が多いそうだ。
少子化って、ウソだろおぉ~~!
 『はい、こんにちは』
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by ishimaru_ken | 2008-01-27 05:12 | その他
種の機嫌
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↑ これは、種の名前。
町を歩いていたら、店頭で見かけたものである。
ほうれん草は、やはり女性名詞なのだと、確認してしまった。
と思っていたら、↓
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↑ 世界の地名がなぜか現れる。
その地で開発された品種だろうか?
コーヒーに於ける、キリマンジャロやジャワに当たるだろうか。
と考えたその先に ↓
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↑ こんなほうれん草を売っていいのだろうか?
袋を破って種をバラ撒いていいのだろうか?
厄災が降りかからないのだろうか?
と心配していたら ↓
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↑ なぜこの方が、豆になっているのだろう? ん?↓
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↑ そうかそうか、大根はやはり耐え忍ばねば。
   えっ! ↓
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↑ <耐病総太り>って!
ふむ、確かに大根であるからして、病気に強く、
思いっきり太っていた方がいいに決まっている。
しかし、この名前を見た途端、怒りだす方もいるのだ。

「ええ、私ゃ元気ですよ。丈夫が取り柄とよく言われますぅ!」
読めるけど書けない華奢(きゃしゃ)という言葉に憧れている、
その方にとっては、イヤミとしか思えない大根の種である。
<耐病総太り>
「ケンカ、売っとんのか!」

その心をオモンパカッテ、大根の種もこんなものを出している。
○○役者の私も、少しだけ嬉しい。↓
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by ishimaru_ken | 2008-01-26 06:00 | 謙の発見!
刺身は駄目よ
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南の島、与論島(よろんとう)の役場にゆくと、壁の紙に
こんな文句を書いてある。

<お通夜では刺身を出さない>

以前、ココでも、紹介した事がある。
そしたら、
「イシマルさん、まあたぁそったら、ウソついたらイカンよ」
とお叱りを受けた。
『ウソばついちょらんて』っと、
反論しても、しょうがないので、上記の写真に収めてきた。
はて、葬式に、
刺身があるのと無いのとではどう違のだろう?

「皆様、本日は誠に有難うございました。
些少では御座いますが、故人を偲んで、御飲み下さい」

ビールが並べられ、おのおの、コップに注いで、飲み始める。
<つまみ>の類は無い。
食べ物として、寿司があるだけだ。
基本形は、飲み会の呈をなしていない。
「ケンチャンもお馬鹿な人だったねぇ」
『そうだねぇ』
やがて、腹を満たした皆々、三々五々帰ってゆく.
(与論島の役場の人は、コレを願っている)

 ところが、ここに、刺身を持ち込んでみよう。
「オオっ、こりゃええ」
ビールをそこそこに、焼酎が注がれる。
急に腰が重くなる。
泣き上戸が現われる。
笑い上戸も現れる。
怒り上戸も暴れ始める。
昼に始まった葬式が夜になっても、終わらない。
「ケンチャンも、お馬鹿な人だったねぇ」
『お馬鹿っちゃなんネ!あいつは馬鹿ちゃうぞ』
「まあ、おめえよりは、ましかな」
『なぁんだとぅ!表出ろぅ!』
ってんで、喧嘩が始まる。
しんみりの葬式が、いつの間にか、ただの宴会になる。

その原因が、<刺身>であったワケだ。
偉大なる、刺身の実力
刺身に込められた日本人の思いは、かくも強い。
違う言い方をするなら、
日本人は、かように、刺身に弱い

刺身に弱い
この真実を、与論島の役場の方は、見事、見抜いたのである。
~拍手!
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by ishimaru_ken | 2008-01-25 04:53 | 謙の発見!
さよならザクティ
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この4ヶ月、サンヨーのムービーカメラ<ザクティ>の
映像リポートをサンヨーのインターネット内で
お届けしてきた。
そのお預かりしていたザクティを返却する前に、
南の島、与論島で、美しいリーフの映像や写真を撮ったのだ。
素晴らしい写真が撮れたと、自負していた。
そのザクティが、なぜか、今、手元にない
はっきり言おう。

「紛失致しました」

どこで?
え~と、今現在、日本にあるのか、海外なのか解りません。
ちょっと、説明が必要だね。

与論島に、昔からの伝統漁 <イザリ> なるものがある。
年に数回、大潮の夜中、汐が極端に引くのである。
島の周りにある、リーフ(環礁)が干上がり、
その上を歩けるのである。
干上がった岩場に落ちているサザエを拾ったり、
更には、ちょいと潜って魚を突いたりする。

そのイザリにイシマル探検隊、隊長以下2名の部下を連れて、
出発したのだった。
南国とは云え、時は冬。
ドライスーツに身を包み、左手には、懐中電灯。
右手に手製のモリ。
腰には、ヒモが結び付けられ、その先に、
ハッポースチロールの箱が括り付けられている。
獲物が採れたときに、入れる為の箱だ。フタもある。

出発は、真夜中の11時。
新月なので、全くの闇の世界である。
ただし、満天に星が煌いている。
冷たい水にザンブと飛び込む。
リーフまで、300mをシュノーケリングしようと云うのだ。
イシマル隊長、方角をカシオペア座に定めた。
真っ暗な海の中を、懐中電灯の青いライトが照らし出す。
幻想の世界に酔い心地になる。

20分もフィンを蹴っただろうか・・
(おかしい?)
リーフに辿りつかない。
一旦、隊員2名を呼び寄せ、点呼する。
「どうやら、方角を誤ったらしい、今度は、北斗七星を目指す」
バシャバシャ~
更に、20分が経過した。
(おかしい?)
リーフに近づかない。
「え~はっきり言おう、迷った・・らしい」

その後、迷走に迷走を続け、
1時間以上真っ暗な遊泳をしてしまった。
悪い事に、風が強くなり始めた。
「よし、みんな聞いてくれ・・・帰ろう
ひたすら、隊長を信じ、暗黒の海を泳ぎ続けてくれた隊員は、
口にこそ出さなかったが、
(アホちゃうかぁ!)と呆れている筈だ。
隊長失格である。
その時だ。

「あれっ無い」
腰に括り付けていた筈のヒモが無くなっている。
ハッポースチロールの箱が無い。
強い風で、ヒモが千切れ、あっという間に、流されてしまった。
(え~と、あの中に何が入っていたかな?)
ライトと、隊員の靴と・・・

ガーーーーーン!!
ザクティが入っていたじゃないか!

そうなのだ。
ザクティは今、流浪の旅に出たのだ。
ハッポースチロール箱という船に乗って・・
潮に乗り、風に乗り、情けない隊長の元を去ったのだ。

ここで、一応、<ネット捜索>を発表しておきます。
どこか、海上、もしくは、海岸で、
ハッポースチロールに入ったザクティを発見された方、
御一報を・・・
中身の映像は、コーラルグリーンの美しいリーフです。
ちなみに、ついでに入っていた運動靴は、
隊員であるバスガイドの<ネーヤン>の所有物です。
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by ishimaru_ken | 2008-01-24 08:59 | スポーツ
君はナポレオンである
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昨日、一昨日と、海釣りの話をした。
では、いったい海の中はどうなっているのか?
大いなる興味の元に、さっそく与論島のリーフの外に
潜りに行った。
タンクを担いで、ドッポ~ン!

 まずは、水深15mの海底へ。
熱帯魚がウジャウジャいる。
身体の傍まで、寄ってきて群れている。
次に、真っ暗なタテ穴が、ポッカリ口を空けている場所にゆく。
水深37mまで、ブクブクと沈んでゆく。
やがて、底に辿り着く。
よくよく見ると、そこから、ヨコ穴が延びている。
これをクグルと反対側のタテ穴に繋がっている寸法だ。
こんなに深いのに、意外と明るい。
ようやく、ヨコ穴を突破する。

上空(?)を見上げると、37mの彼方に、
水面が太陽の光をキラキラさせている。
その時だ。
なにやらドデカイ魚体が、上方でユラリと揺れた。
あれは・・・?
間違いない、以前、水族館で見たことのある、あの魚だ!

ナポレオンフィッシュ

ふわ~見てしまった。
後でスタッフに聞いたら、一年に一回位しか見られないと言う。
ラッキ~
写真を撮ろうと近づこうとしたら、
目の前に、アオウミガメが横切っていくではないか。
ほんじゃ、先にキミを撮ってあげるね。
ん?
そのカメさんの向こうに、キラメク大きな魚体はナンだ?
ひえ~
イソマグロだぁ~
一昨日釣って食ったアイツのお兄ちゃんが、泳いでるぅ~
水中で、釣り糸流したら、釣れないかなあ?
うん、たぶん釣れるな。
試してみようかな?
ん?待てよ・・・
もし、釣れたらどうなる?

あのイソマグロの魚体は1mはあるな。
20キロはあるな。
きっと、グングン引っ張られるだろうな。
マグロは、水中深く引っ張る性質を持っている。
おいらは、引っ張られる事になるな。
水中では、恐らく奴の方が、筋肉番付では上だろうな。
以前、スポーツマンNO1で、ボビーオロゴンと
引っ張りアイコをして勝ったイシマルでも、無理だろうな。
しかも、おとといの食事に召された仲間の恨みも手伝って、
渾身の力を発揮するだろうな。

よし、水中マグロ釣りは、やめよう。
決断は早かった。
なあ~んて言ってる間に、ナポレオン君が逃げちゃった。
写真撮れなかったから、似顔絵で・・・
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by ishimaru_ken | 2008-01-23 07:34 | 謙の発見!
ブリーチング
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昨日の続き

パヤオの周りで我々が釣りをしている最中の事だった。
我々とは、ウインドサーフィンの仲間3人と私と、船長だ。

そいつは、突然現れた。
我々5人の目ン玉を、真ん丸く開かせた。
釣り漁船から、300mほど離れた場所に、
汐柱が2本揚がったのだ。

クジラだ!
我々が叫ぶ。
『近い!』
船長がつぶやく。
個体の大きさから、推測すると、
母親クジラと子供クジラと思える。
体長は、15m位と、10m位。(20mと云う意見もあった)
(50mという意見もあったが、無視した)

『近づきますかぃのぉ」
船長は、釣りを一旦切り上げ、
クジラウオッチングをしようと云う。

 するとだ、
母クジラが、独特の動きをし始めた。
まず、逆立ちをして、尻尾だけを海上に出し、
ヒラヒラと振って見せる。
ヒラヒラったって、馬鹿デカイ、ヒラヒラだ。
グワングワンだ。
・・とどうだ・・
子クジラがそのマネをするではないか!

 次は、横になり、片手(でいいのかな)を海上で
ブラブラ振って見せる。
その片手が、異常に長い。体長三分の一ほどもある。
すぐに、子クジラがマネをする。

 そして、極めつけのショーが始まった。
ボクリ・・と潜ったのだ。
あれっどこ行った?
と思った刹那・・・

ブワッシャャャャ~~~~~~!!!!!!!

水中から、巨体が飛び出したのだ!
人間で表現すると、シンクロの選手が水中から飛び出し、
後方にのけ反り、やや右側に身体を傾け、
右の腹から水面にダイブするのである。
水から、離れていないのは、尻尾だけだ。
とてつもない迫力。
シブキが、10m以上も挙がる。

クジラ博士の言う、
 <ブリーチング> である。

すぐに続いて、子クジラも小さなジャンプする。
それから、このブリーチングが、なんと延々続いたのである。
『一回だけなら見た事あるンじゃが、こげに何回もは初めてじゃ』
長年、海に出ている船長にして、初めての経験だという。
これは恐らく、ある年齢に達した子クジラに、
母親が、色んなワザを、教えているらしい・・と推測出来る。

我々から、100mほどの距離での、大ジャンプである。
船長も、舵を握りしめ、いつでも逃走する構えを隠さない。
なんせ、ジャンプの度に、大きな波が起こり、
漁船は、木の葉の様に、舞い上がる。
親子が間違って、もっと近くで、飛び出したら
間違いなく漁船は転覆してしまう。
なんたって、漁船の3倍以上の大きさのクジラだ。

そして、その後、我々が釣りを再開しても、
飽きる事なく、母クジラの教育実習は続いたのである。
クジラの母親は、文字通り、偉大であった。

ああ、びっくりしたぁ~
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      20~30回続いたブリーチング
by ishimaru_ken | 2008-01-22 06:10 | 謙の発見!



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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