<   2008年 06月 ( 30 )   > この月の画像一覧
魚河岸の誘惑
e0077899_6112088.jpg
最近の私のはまりは、魚河岸である。
早朝、都内でロケが終わった折など、
そのまま、築地魚河岸に向かう。

築地は、場内と場外に別れており、
場外は、観光客が行きやすく。
場内はやや、敷居が高い。
入っていけない事はないのだが、暗黙のルールを守らないと、
魚河岸の方たちに、迷惑を掛ける事になる。
たらたらしていると、大八車にぶつけられ、
ターレー(通称バタバタ)に轢かれるはめになる。
何たって、新鮮な魚を扱ってる総本山だ。
「っるせえな、魚、腐っちまうぜ!」
っと、ジョーカーを切られてしまっては、返す言葉がない。

さて、狙いは寿司屋だ。
午前10時にもなると、数ある寿司屋の前に、
行列が出来始める。
これが面白い。
隣の店はガラガラなのに、なぜか、その店は行列が出来ている。
そんな店が何軒かある。
恐らく、マスコミ、ミニコミでの影響だろう。
まあ、並ぶのもいいでしょう。

しかし、並ぶのが嫌いな私は、
これ幸いと、空いている店に飛び込む。
出されたお絞りで、手を拭う間もなく、
「アジね」
「イワシね」
「サバね」
「カツオね」
「サンマね」
ひと通り、光モノ系を総なめすると、返す刀で、
脂こってり系を連発する。
「ブリね」
「サーモンね」
「トロね」
「トロね」
「トロね」
「炙りトロね」
「カマトロね」
「ごちそうさま~」

っと、毎回こういきたいのだが・・
実は、私にとって、魚河岸には入り口に障害があるのだ。
入り口近くにある食べ物屋さんの中に、
どんぶりモノを食べさせる店がある。
 <モツどんぶり
おばちゃんとお姉さんがやっている小さな店だ。
歩道に面しており、客が5人も座ればいっぱいだ。
カウンターに、大きな鍋がグツグツ音を発てている。
こげ茶色の見るからに、危なそうな食べ物だ。
モツが大量に甘味噌醤油味で、煮付けられている。
うなぎのタレと同じで、
継ぎ足し継ぎ足し、煮込んでいるらしい。
この前を通ると、足が、香りのクサリに繋がれてしまう。

(いいか、今日はわざわざ、寿司を食いに来たんだぞ)
自分に強く言い聞かす。
(昨日から楽しみにしていたのは、寿司だぞ
手を握り締める。
(今日は、少しは散財してもいいんだぞ。
 なのに、この丼は650円じゃないか)
まだ、足は動かない。
(待てよ、寿司は築地でなくても食えるな、
 ところが、この丼はここじゃなきゃ食えないじゃん)
屁理屈をこね出した。
(どちらを食べなかった方が後悔するかな?)
胸が痛み出した。
(ほら、ちょうどイスが空いたじゃないか)
ちょうど空いたのか、空く様に待っていたのか・・
(早く座らないと、他の人が座っちゃうよ)

「・・・一杯ください・・」

ああ、寿司は遠くにありて思うもの・・
e0077899_61206.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-30 06:13 | その他
とうもろこし
e0077899_6214271.jpg
「とうもろこし食べる?」

ご近所の方が、とうもろこしを栽培したと云う。
『売られているんですか?』
「いや、趣味でね」

へ~趣味でとうもろこしを生やしているんだ。
美味いよ・・というので、早速茹でてみた。
かぶりついた。
ぐわああぁぁ~~~ん!
美味しい・・もの凄く美味しい。
粒はぎっしり詰まって小さく、柔らかい。
恐らく茹でなくとも、食べられそうである。
あまりの美味さに、立て続けに2本食べてしまった。

えっなんですって?
趣味で作ったとか、仰いましたよね。
趣味で、かように美味しいモノが出来るのですかぁ?
だったら、本気になったら、
どれほど美味しいものが出来るでしょう。
っと考えるのは、間違いである。

趣味を甘くみてはいけない。
趣味ほど、情熱をそそぐモノはない。
没頭するのは、趣味である。
寝食忘れるのは、趣味に於いてである。
「なあ~んだぁ、趣味ですかぁ」
などと、軽ろんじた日には、痛い目に会う。
単発勝負では、プロが負ける事も、ままある。

実際、このとうもろこしは、プロに勝ったと云えるだろう。
負けたプロはこう言うに違いない。
『わしら、そんなに時間もお金も使えんとですよぉ』

勝った趣味人は、言うに違いない。
「勝ち負けはいいじゃないですか。食べた人が喜んで貰えれば」

それを聞いたプロは又、肩を落とす。
どうやら、プロ受難の時代である。
e0077899_621465.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-29 06:22 | その他
刀削麺
e0077899_8241992.jpg
<刀削麺>(とうしょうめん)にいたく御執心だ。
あのモチモチ感と、チュルチュル感が堪らない。
未だ、店の数も少なく、いざ、食べたくなっても、
すぐに腹は満たされない。
ラーメン屋のように、石を投げたら当たるワケではない。
東京でそうなのだから、地方都市などではなかなか・・

そこは、京都だった。
地方都市とはいえ、古の都だ。
なんでもござれの京都である。
どこかに、刀削麺があるだろうと、探した。
ネットでは出てこなかった。
携帯の検索でもダメだった。
恐らく、サイトなどには関心のない商売をしているに違いない。
京都在住の方に、尋ねてみた。
知らない・・という。
京都に詳しい方に尋ねてみた。
聞いた事ない・・という。
ラーメン通に訊いてみた。
無いんじゃないんですか・・こともなげない。

そうか、まだここまで、その波は来ていないのか・・
っと、昨日、チャリを走らせていると、
突然目の前にソイツは現れた。
<刀削麺>
ヨオッシャ~!
あるじゃぁないの。
チャリのスタンドを掛けるまもなく、店に飛び込む。
「刀削麺ください」
『とれにしまスかァ』

おっ、片言の日本語だ。
いい雰囲気だ。本場の臭いがする。
『マーラー刀削麺、コレおいしよ』
「それください」

刀削麺という食べ物は、実に素早く調理されてくる。
今まで入った店では、どこも早かった。
最も、早かった店では、30秒を切っていた。
このタイムは、あの吉野家に於いても嫉妬の対象となるだろう。
麺でありながら、このタイム。
(たぶん、どんどん作っていたんだろうな)
さて、この店も、ごたくに漏れなかった。
他のメニューをチェックしている暇を、与えて貰えなかった。
『あい、どぞぉ~』

真っ赤に染まった汁の中に浮かぶ、捻じれた不細工な麺。
さあ、食うぞぉ~
おっとぉ、危ない危ない、タオルタオル。
前掛けを着けなければ、危ないのだ。
汁が飛んで来るのだ。
そば、うどん、ラーメンなどの麺類の中で、
最もシブキを飛ばす麺と言っても過言ではない。
サラリーマンが白いワイシャツで、何気なしに昼食に、
食べた日には、会社に戻れなくなってしまうだろう。
良心的な刀削麺の店では、
焼肉屋にある、紙の前掛けをサービスしている。

じゅるじゅるじゅるぅぅぅ~
ああ~んまい・・たまらん・・

『340円ですぅ』
「えっ?随分安いね」
『あい、今日さっき、オープンしたですよ。半額サビスね』

そうだったのだ。ついに刀削麺の店が現れたのだ。
その店に当たったのだ。
その日に当たったのだ。
前掛けのタオルは、真っ赤になったけどね・・・
e0077899_8222686.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-28 08:25 | 謙の発見!
九手詰め
e0077899_811411.jpg
名古屋から、グーと南に降りていくと、
愛知県には、半島が二つある。
南北に走る<知多半島> と 東西の<渥美半島>

その渥美半島の先っちょに、赴いた。
ほんとの先っちょだった。
ほんとの先っちょには、古めかしい料理旅館があった。
「はい、へ~どうぞ、こちらへ~」
女将さんが、ずずいと、先っちょの部屋へと案内してくれる。
只でさえ先っちょの、その又先っちょの部屋は、立派だった。
昭和の文豪が、腰をおろして、筆を垂れるほどの
雰囲気を醸し出していた。
部屋そのものが、<和> そのものである。

さ~てと・・・
部屋に入るや、座椅子にドテっとふんぞり返る・・私。
ん・・?
床の間に架かっている<掛け軸>に目がいく。
ん・・?
これって、なに?
驚いた、びっくりした!
こんな掛け軸があるんだ。
あってもいいんだ!

はい、あなた、掛け軸と言ったら何ですか?
<山水画> でしょう。
<鯉の滝登り> でしょう。
<虎がこっちに歩いてくる> でしょう。
<読めない漢字> でしょう。
<読めそうな漢字> でしょう。
<読めたフリをしなければならない漢字> でしょう。

さあ~て、その部屋に架かっていた掛け軸とは!
まず、書き人の名前を見た。
 縦書きで、<米長邦雄(よねながくにお)>と書いてある。
が~~~ん
将棋を知らない方は、知らないだろうが、
将棋界の素敵なおじ様、
50才にして、将棋界の頂点、<名人>になられた
超人である。
この方が、テレビの将棋解説を為さると、
なんともまあ、ユーモアまみれの解説で、
将棋とは、これほど面白い競技なのかと、拍手をしてしまう。
あげくに、
「ボクの二人の兄貴たちは、頭が悪いから東大に行ったんだ」
との名言を残した。
これも、米長元名人独特のユーモアである。
ユーモアとしても、凄いセリフではあるが・・・

そこで、肝腎の掛け軸だ。
そこには、なにが描かれてあったのか?

 <詰め将棋>
なんと!
掛け軸に、詰め将棋の絵が描かれているのだ。
墨で・・
オシャレでしょう・・
絵面としても、美しい。
え~とね、将棋が解る方に、説明すると、
持ち駒が、金3桂馬1だったね。
解らない方に説明すると、所謂 パズルだね。

考えた・・
うんうんウナった。
女将が出してくれる料理は、上の空だった。
しばし・・しばし・・
お酒のお銚子が、一本空いたその時、
突然、私は立ち上がった。
頭のてっぺんに、電球が点いた!
障子を蹴立てた。
古めかしい廊下を走った。
浴衣の前がハダケた。
「女将ぃ~ご主人~!」
『へえへえ』
「こ、こ、答えを言います!」

私が、息せき切って喋る詰め将棋の答えに、宿のご主人が
正座をして応対してくれた。
『そのとおり、九手詰めで御座います』

将棋の棋士とは、粋なハカライを振りまいているでにゃあの。
e0077899_7595662.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-27 08:07 | 謙の発見!
炭の熾し方
e0077899_8133057.jpg
炭は不思議だ。
大概の食べ物を、美味しくしてしまう。
美味しく焼いてくれる。
焼肉をやっても、失敗することがない。
誰がやっても、いい加減に焼いても、まずまずの味になる。
よもや、丁寧に焼いてやれば、素晴らしか味を楽しめる。
高価な肉を買う必要がない。
むしろ、なるべく安い肉を買おう。
その肉に、ただ塩コショウをするだけだ。
料理とは云えない作業をするだけでよい。

あとは、炭がやってくれる。
難しい事を考えないでいよう。
焼き時間も、シビアにならなくてよい。
まだかな?
もういいかな?
のタイム間隔の巾が広い。

さらに、適度な燻煙をしてくれる。 
そんじょそこらのソーセージを、炭の火で炙っていると、
えもいわれぬ香りに燻煙された、ソーセージに変身する。
おまえはそんじょそこらじゃなかったのか?っと、
ヨダレを呑み込んでしまう。
何もかも、炭の力だ。

炭を熾した事がある?
最近は<着火剤>なるものがあり、簡単に火が点く。
無い場合、そう簡単には火は点かない。
紙 → 木屑 → 小枝 → 薪 → 炭
火そのものを、だんだん大きくしていかないと、
点かない。
一時間近くかかるのが、常だ。

「え~そんなに待てな~い」
と、せっかちなあなたに、
今日はとっておきの、いい方法をお教えいたしましょう。

桃の缶詰を買いましょう。
両側のフタを、缶キリで開けましょう。
円筒の筒が出来ましたね。
その筒を、やや火の点いた炭の上に立てるのです。
おお~!これは驚きだ!
炭がどんどん紅くなってくるではないか!
空気の対流を生み出す、<煙突効果>だ。
この方法は、秋田県で教わった。
なぜか、秋田県だけで、はやっている様子だ。

どうぞ、一度お試しあれ・・

えっ、桃缶の中身はどうするかって?
それは、あなたが食べて下さい。
えっ、桃缶じゃなきゃいけないかって?
それは、ミカン缶でも、洋ナシ缶でも構わないです。
 えっ、サバの味噌煮缶が好きだって?
ああた、その缶は、低く過ぎるやろぉ~
e0077899_8124821.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-26 08:15 | その他
トマトは丸ままで
e0077899_8264517.jpg
真夏に旨いのは、トマトの丸かじりだ。
グワァシュリィッ!
思いっきりカブリツク瞬間の楽しみに、夏を感じる。
しかし、あくまで、丸ままだ。
ここで、トマトという野菜の不思議な性格に、首を傾げる。

<トマトは切ると、味が変わる> (イシマル説)

味が激減すると云ってもいい。
例えば、ここに丸ままのトマトがある。
4分割に包丁で割る。
そのひとつを口に運ぶ。
ガブっ!
う~~ん・・さほど旨くない。
丸ままでかじった時ほどの感動がない。

8分割にしたトマトがある。
そのひとつをパクリとやる。
う~~~~ん、旨くない。
トマト好きでなければ、敢えて食べたくもないだろう。
その理由が解らない。
なぜ、トマトは包丁でカットすると、旨くなくなるのか?
丸ままのトマトとカットしたトマトでは、
旨さが、極端に激減するのだ。

例えば、スイカをカットしたからって、旨さは変わらない。
では、こんな場合を考えてみよう。
りんごをカットした場合と、かぶりついた場合・・
梨をカットした場合と、かぶりついた場合・・
桃をカットした場合と、かぶりついた場合・・

勿論、どの場合もかぶりついた方が旨い
しかし、カットした場合との差は、驚くほどではない。
<激減>などという、エキセントリックな表現をせずに済む。
ところが・・・トマトだ・・
数値で表現するのがハバカレル程の、味の激減に出会う。

さあ、みなさん、その理由は何なんでしょうか?
イシマル研究所も、長年考え続けてきた。

・表皮の柔らかさの問題。
・赤色に興奮する問題。
・液汁が吹き出る問題。
~エトセトラ

しかし、答えは未だ出ていない。
いないが、最近、新学説が浮かびあがってきた。
トマトは、かぶりつくと非常に旨い理由・・それは、

《トマトだけが、果物に属するのか野菜に属するのかの、
 中間に属しているから》

丸ままの果物が、カットされた途端、野菜になってしまう・・
っと思われる・・(イシマル説)
e0077899_8261366.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-25 08:29 | その他
ウグイスのどっこいしょ
e0077899_7361280.jpg
♪~月 日 星、ホイホイホイ~
 つきひほし、ホイホイホイ・・
と、三光鳥(さんこうちょう)が鳴いている。

これは、<ききなし>と呼ばれる。
鳥の鳴き声を、人間の言葉になぞらえるのだ。

♪~○○~ちょっと来い、ちょっと来い、ちょっと来い~
これを唄っているのは、コジュウケイ 
日本の山野や、海岸で頻繁にこの鳴き声を耳にする。
この、○○の部分に、人の名前を入れて呼ぶのである。
例;「よ~こ~、ちょっと来いちょっと来いちょっと来い」

さて、今日のお題は、ウグイスだ。
ねえ、ウグイスって、どうやって鳴く?
誰が、聞いても、
「ホーホケキョッ」 だよね。
ちょっと頑張って聴いてみても、
「ホーロロロロ、ホケキョッ」 だよね。

ところが、標高のやや高い所に生息する、ウグイスの中には、
こんな鳴き方をする輩がいるのだ。
『ホーーどっこいしょっ

これは決して聞き間違いではない。
誰が聞いても、『どっこいしょっ』と聞こえる。
このウグイスの鳴き方の特徴となるのは、
促音の位置である。
<ど> の後の、小さい<っ>に注目して頂きたい。

「ホケキョッ」 と鳴くウグイスには、<ホ>の後に、
小さい<っ>はない。
ホで始まった途端、終いまで、一気に声を出し尽くす。
ホケキョッ!

ところが、この異端ウグイスは、
<ど> で一端タメるのである。
<こいしょっ>の前に、タメをつくるのである。

先ほど、高所のウグイスと言ったが、
富士五湖の本栖湖と、白馬山北方尾根のウグイスである。
たった二箇所の統計で、まるで、すべての高所のウグイスが
そうであるかの如き、誤解をさせては申し訳ないが、
他の地点の統計は、後日に譲るとして、
現実に、『どっこいしょっ』ウグイスは、いるのである。

さあ、あなたのウチの傍のウグイスは、どちらですかぁ?
「どっこいしょっ」 も中々、可愛いなぁ~
e0077899_7315624.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-24 07:34 | 謙の発見!
シートベルト
e0077899_4563221.jpg
<シートベルト>が全席、着用義務となった。
車に乗る人は、もれなくシートベルトを付けていないと、
道路交通法で、罰せられる事になった。

「ゲゲっ!」 っとお嘆きの方も多いだろう。
『めんどくさいっ』 っと、うな垂れる方もいるだろう。
そんな中、
「やったぁ~!」 大喜びしたのは、他でもない・・
  私だ。

実はイシマル、兼ねてより、<シートベルト完全装着者>
なのである。
いついかなる時でも、運転する時に装着していた。
助手席でも装着していた。
タクシーの後部座席に座っても、シートベルトを探す。
ところが、タクシーの場合、凹凸の凹の方が、
シートの中に埋まっていてなかなか発見出来ない。
コノヤロっとホジクッテいる間に、目的地に到着してしまう。

さあ、ここまでは良かった。
一人で乗車しているからだ。
問題は、友人や仕事仲間と同乗する場合だ。
大概の友人は、
「え~後部座席でシートベルトするのぉ~?」
と、上目使いの声をあげる。
『イシマルさん、大丈夫ですよぉ~』
と、暗に私を小心者と批難する。
タクシーでシートベルトをしている様では、
大した役者になれないよ・・との視線を送る。

BUT!!
私は、運転手を信頼していないのだ。
それが、例えプロのドライバーであってもだ。
もっと言うなら、運転者、私自身を信用していない
私だけがブツケナイ保証がどこにある?

「車はブツケルもんやろ」
と発言したボクちゃんもいたが、
彼はこう言いたかったに違いない。
<車は統計的にブツカルもんやろ>

それゆえ、運転免許を貰ったその日から、
私は、シートベルトを必ずしている。
シートベルトが進化していくのが楽しみだった。
そこに、今回の交通法改正だ。
 全席装着義務
これにより、私はおおっぴらに、ベルトを嵌める事が出来る。
小心者呼ばわりされなくて済むのである。
批難の矛先を、政府に向けて貰えるようになった。
「どうだぁ!」
威張って、正々堂々と、思いっ切り、誰はばかる事なく、
法律にのっとって・・
カチャリ・・が出来るのだぁ~

新幹線の座席に座り、ついついシートベルトを探しているのは、
私だけだろうか・・・?
e0077899_4553983.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-23 04:58 | その他
サイン頂けます
e0077899_544836.jpg
「サイン頂けます?」
とある料理屋の女将に、色紙を差し出された。
『あいよ』
同時に差し出された筆ペンで、サラサラサラと名前を書く。
日付を入れる。
お店の名前を入れる。
持ち歩いていた自前のハンコを朱肉で捺す。

「あ~らまあ、見事な達筆だこと、おほほ」
女将が、無理に褒めてくれる。
「きんちゃんは、お元気ですか?」
 (きんちゃんって誰だろう?)
ま、ここは適当に相槌を打つ。
『ええ、元気ですよ』
しばし、色紙を眺めていた女将。
「すみませんけど、裏にお名前を書いて頂けませ~ん」

(ふ~ん、読めなかったんだ)
『あいよ』
スラスラスラ、筆ペンで、丁寧に書く。
しばし、裏を眺めていた女将。
「すみませんけど、フリ仮名うって貰えませ~ん」

(ふ~ん、まだ読めなかったんだ)
『あいよ』
思いっきり楷書で、ひらがなを書く。
カチカチカチ

しばし、私のサインと私の顔を、見比べていた女将。
「あ~ら、本名は石丸って仰るのねぇ、見栄晴さん」

『・・・・・・・』
e0077899_543678.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-22 05:45 | その他
マッサージ
e0077899_6352131.jpg
時折、マッサージにかかる事がある。
時折というのは、2,3年に一回くらいだ。
昨日、久々にかかった。
別に、どこかが凝っているわけではない。
非常に疲れているわけでもない。
温泉スパに行ったら、そこにあったのだ。
<マッサージルーム>
まあ、たまにはいいか・・・
何がいいのか解らないが、とにかく入った。
薄暗い。 担当は女のマッサージ師だ。

そもそも、なぜ、あまりマッサージを受けないかを言おう。
くすぐったい・・のだ。
これまで何度か、揉んで貰っている最中に笑い出してしまい
プロであるマッサージ師を困らせてしまった。
幾度もの吹き出しに、
ついには怒ってしまった白衣のおじさんもいた。

今日は、大丈夫だろうか・・
不安を感じながら、うつ伏せになる。
ほほぉ、まず敵は、肩から入ったか・・
ふむふむ、肩は揉まれると、それなりに気持ちがいいな。
ん、待てよ、肩から、だんだん降りてきたぞ。
肩甲骨の辺りをグリグリやってる。
頼むから、その辺でやめといてね。
<脇>はやばいからね、ワキは。
あと、脇まで、2センチもないからね。
ああっ、駄目だってばぁ、あと5ミリ横に動かしたら、
女子高生みたいな悲鳴をあげちゃうからね。
アブナイ!アブ!・・・
おおぉ~良かったぁ、通り過ぎたぁ~

あれれ・・あっそうか、今のは左肩だったから、
まだ、右が残っているんだ。
右もよろしくね。
お願いだから、一線を越えないでね
あなたは今、かなり、微妙な所まで踏み込んでるからね。
「はい、力を抜いて下さ~い」
ええ~抜けません!抜いたらえらい事になります。
女子高生が出てきます。
ふあ~通り過ぎた・・

ほお、今度はウデか、ヒジから先は、安心だな。
タオルの上から、モミモミされると、気持ちがいいな。
両方の腕とも気持ちがいいな。
パサっ タオルが落ちた
拾って腕に掛けてくれる。
あれれ、他をモミ出したぞ?
今、ウデの途中じゃなかったの?
たまたまタオルが落ちたんじゃないの?
さっきの続きは?
確か、左ウデの時は、もうちょっと何かやってたよね?

「はい、ゆっくり上を向いて下さ~い」
はっ、おいらの一番やばい場所に近づいているぞ。
それは、腿だ。モモだ。モモモモだ。
モモの表側を揉まれると、女子中学生が出現するのだ。
触られただけで、悶絶する事もあるのだ。

や、やばい!
どうみても、雰囲気はモモを狙っている。
来た!!!
グッ(舌を歯で噛む)
モミモミモミ
フンゲっ!
ダメぇぇぇ~下に降りちゃダメぇぇぇ~
ヒザは許してぇぇぇ~
きゃあああああああ~~~~!!!

40分間、くたくたになった私は、料金を払ってその部屋を出た。
e0077899_6342497.jpg

by ishimaru_ken | 2008-06-21 06:37 | その他



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
検索

リンク集

以前の記事
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月

画像一覧