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九州ラーメンシリーズ
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 とんこつラーメンと云えば、
「博多ラーメン」をすぐに思い浮かべる人が多い。
九州は、おおむね、とんこつラーメンである。
私の大分も、とんこつである。

そんな折、大分県の別府駅に降り立った。
駅の売店に、九州ラーメンシリーズが売られていた。
見るからに旨そうだ!
はっと気づいたら、九州全県買ってしまっていた。
ルンルル~
家に帰り着き、テーブルに並べる。
「さあて、どの県から食べようかなぁ~?」
もみ手しながら、眺めていたら・・・
ん・・?
九州って7県あったよな。
え~~6県しかないじゃ~ん!
ど、どこを買わなかったの?
ガ~~~ン!
《宮崎県》
ぎょめんネ・・わざとじゃないけんネ。
単に間違えただけだかんネ。
宮崎ラーメン旨いの知っちょるキね。
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         宮崎県 高千穂峡
by ishimaru_ken | 2014-02-28 06:03 | その他
フィギュアスケートのエキジビション
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 フィギュアスケートの<エキジビジョン>
オリンピックで云えば、すべての競技が終わったあとで、
メダリスト達は、エキジビションなる演技をしなければならない。
メダリストでない人すら、参加しなければならない。

これは、夏冬オリンピック通じて、
フィギュアスケートのみの、特殊なショーだ。
例えにならない例えをしてみよう。
例えば・・
夏のオリンピックで、
ウサインボルトが100mで金メダルをとった後、
「もう一度、走り方を変えて、100mを走ってくれる?」
的な、要求をされるワケだ。
しかし、そんな事は行なわれない。

このフィギュアスケートのみに行なわれる、
エキジビションと云うシステム。
コレって、アレに似てないかい?
アレとは・・?

将棋対局をご存知だろうか?
プロの棋士が将棋を戦い、勝ち負けが決まると、
その直後に、《観想戦》なるものが、行なわれる。
今戦った試合を、確かめあうのだ。
「あそこは、ああだった」
「あの時は、こうだったかもしれない」
戦った敵と、試合のすべてをさらけ出すのだ。
この観想戦をおこなう事によって、
戦いの熾烈な火花を、鎮めている効果もあるのかもしれない。
「あの失敗は、今だったら、こうする」
「次は、そう簡単に負けないからな」
棋士によっては、何時間でも、観想戦を続ける。
それを見ている我々観客は、
本番の戦い以上に、のめりこんだりする。
「おお~凄い、そんな事まで考えていたのか!」

ほら、どうです?
フィギュアスケートのエキジビションに似ていませんか?
彼ら彼女らは、滑ったあと、その戦いを鎮めているのだ。
失敗を、自らなだめているのだ。
「あの時は失敗したけんども、実は、私は凄いんだゾ!」
ふむ、確かに凄い!

スケートど素人の私なんぞは、昔からこう言いたがる。
「エキジビションって、それ練習してたんかい?」
エキジビション用の練習を、別っこにしているのだ。
大変だったのお~
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 子供ブッロコリーの歓喜のダンス
by ishimaru_ken | 2014-02-27 05:53 | スポーツ
恐怖のトラップ
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 《ボールをトラップする》
サッカーの技である。
飛んできたボールを足で受け止め、ピタリと地面に降ろす行為だ。

子供の頃から、足先を使って、生活をしてきた私。
扇風機のスイッチは、足で動かす。
当時のスイッチは回す形式だった為、それなりの技術がいった。

その足先器用な私が、台所に立っている。
冷蔵庫をあけた。
すると、ゴロリ、なんの拍子か、ポン酢のビンが転げ落ちてきた。
オッ!
頭脳が反応するより先に、足が出る
右足だ。
ムーンサルトの動きをしたポン酢のビンは、
右足でそっと受け止められ、
コロリと床に降ろされた。
(ふふ、割れずに降ろせたナ)

台所では、様々なモノが落下する。
ダイコンが落ちる。
さっと、足が出る。
皿が落ちる。
すっと、足で軟着陸させる。
サランラップが落ちる。
 ためらいも無く、足で受け止める。
サランラップやダイコンは受け止めて貰わなくても、
たいした被害は生じないのに、
体が勝手に反応してしまうのである。

さあ、そこでだ・・・
台所につきものと云えば、やはりコレだ。
《包丁》
包丁だって、落下する物体である。
特にマナイタの上に置いた包丁は落ちたがる。
あの時も、包丁は落ちたがっていた。
マナイタの端っこで、ムズムズしていた。
そして、案の定、奴は落ちた!
その瞬間、私の右足は、暗黙の反応をした。
何が落ちても、確実に反応してきた私の右足だ。
包丁だからといって、差別するような非道な足ではない。
「包丁だって、助けてもらいたがっているんだ!」
足の神経繊維は主張する。

しかして・・・
包丁は、右足に向かって急速落下し、
足の甲で受け止められた。
受け止めた時点で、私の脳に、遅ればせながら、
<包丁が落ちた>の情報が伝わった。
(やばい!)
今更気付いても、もう遅い。
包丁は、すでに右足の甲の上にいる。
(刺さった?)

っと、ぶつかった包丁は、なぜかゴロリと回転し床に落ちた。
右足の甲とぶつかった部分が、
偶然に包丁の刃の反対側だったのだ!
単に、ラッキーだったと言い換えよう。
二分の一の確率で、血の惨劇をくぐりぬけた。

私の右足は、レスキュー最前線、危険な現場で活躍している。
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by ishimaru_ken | 2014-02-26 05:31 | スポーツ
心してかかれ!
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 昨日、またもや神奈川県、三浦アルプスに分け入った。
標高200m未満の山容をしているが、
なんたって、アルプスと別称を与えられている。
それなりの装備と心構えを必要とする。
今回は、谷スジからの入山だった。
林道を歩き出して、すぐに、門があった。
鉄条網で封鎖され、
《関係者以外立ち入り禁止の看板》
《落石危険の看板》
《ガッチリ閉められた錠前》
う~む・・・腕組みをしていると、
横に、人が通れる通路を発見する。
(つまりアレだね、気をつけて行きなさいってことだネ)
いいように解釈し、門を通過する。

よし、では気をつけよう!
ここから先は自己責任!
何があっても、自分達でなんとかする。
道は、けっこう泥んこで滑りやすい。
心してかかれ!
我らは身を引き締めた。
靴紐を結びなおした。
たとえ、200mに満たない山に過ぎないが、
3000m級のアルプスの心構えで歩き出した。
いざという場合の、ビバーク(仮宿泊)の用意。
(非常食としてチョコレートを・・アレ?)

歩き出して、5分ほどしたところ、
前方に何やらちっちゃい物体が・・
ん・・・子供?
それも、3才4才?
アレレ・・結構いるぞ・・
これって・・幼稚園の遠足?

ふ~~ん、さっきの決意と覚悟はなんだったの?
心して何したかったの?
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by ishimaru_ken | 2014-02-25 06:10 | スポーツ
内間木洞探検⑥ 迷子
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 洞窟内で迷子になる。
この内間木洞は、迷路洞窟とも呼ばれている。
穴が枝分かれしており、とても迷いやすい。

穴と言っても、丸い穴があいているワケではない。
複雑な形に、えぐられた空間が続いているだけだ。
グニャグニャ曲がり、細くなり、あるいは、広くなり・・

特に、気をつけなければならないのは・・
狭い場所から広い場所に出た時だ。
「おお~広くなった~」
「うお~美しい!」
広がりと鍾乳石の美しさに、
ついつい、みとれながらどんどん進んでしまう。
自分が抜けてきた箇所を振り返って確認していないのだ。
するとどうなる?
帰りに、その広い空間から戻る小さな穴を見つけられなくなる
広い穴には、他に続きそうな迷い道がいくつもあるのだ。

こう考えていただこう。
アナタが車を運転しているとする。
あるTの字の三叉路を左折する。
その三叉路の、
Tの字のたて棒を走ってきて、よこ棒に曲がるのだ。
さあ、帰りだ。
よこ棒を走っているアナタは、常に直進しているので、
どこで右折したらいいのか、迷ってしまう。
往きに目印を確認していなかったからだ。

洞窟でも同じ事がおこる。
ある場所は、4つの道に分かれていた。
つまり、五叉路。
その、ひとつは、すぐに判別できるものの、
あとの3つは、言われなければ、簡単には見つからない。
ということは、帰りにも同じことが起こりうる。
りうるなどと、呑気に考えていた我々は、
二日連続、その五叉路を気づかずに、
直進(間違った道)してしまった。
そのあげく、先頭の人がどんどん先に行ってしまう。
「おお~い!」
洞窟では、

声は、角を3回曲がると聞こえない
光は、2回曲がると届かない

この鉄則どおり、光も届かず、掛け声も聞こえなくなった。
間違ったと気づいた時点で、立ち止まり、
冷静に状況を判断しなければならない。
(ここ・・通った覚えがないゾ)

っと、さすがに、先頭が、ひとりぼっちになった事に気づき、
慌てて戻ってきた。
「慎重に戻りましょう」
戻る途中に、再び、違う道に迷い込んだら・・?

今、アナタはこう思ったネ。
「目印、描けばいいじゃ~ん」
これは、洞窟内の反則である。
洞窟は未来のために、自然保存しなくてはならない。
《傷つけない、壊さない》

まあ、なんとか五叉路に舞い戻った我らの前に、
ニコニコと笑みを浮かべている菊地さんの顔があった。
「みんなここで迷うんだよナ」
どうも、我らを試していたようだ。
二回も試されて、二回とも罠にはまるとは・・・
『さっきの道、進んだらどこに出るんですか?』
「いろいろ分かれて、すべて行き詰ります」
ひえ~~~
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by ishimaru_ken | 2014-02-24 05:53 | スポーツ
内間木洞探検⑤ 測量
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 洞窟という場所は、ケイバーによって、測量がなされる。
岩手久慈にある内間木洞(うちまきどう)も、
測量が行われている。
7年間で、53回の調査入洞が行われ、
6350mもの長大な洞窟地図ができあがった。
 それを誰がやったのか?
ケイバーと簡単に言ってみたが、彼らはこれが職業ではない。
完全なる趣味とボランティアで、この地図をこしらえた。
のべ1万人の<好きこそものの>の方達が、休みのたびに、
内間木洞にもぐりこみ、測量を重ねたのだ。

洞窟の地図は、描くのが難しい。
実際は3Dの立体の構造になっている洞窟を平面で描く。
ゆえに、この地図を元に、洞窟内に入っても、
迷ってしまう確率が高い。
なんせ、東西南北がいっさい解らない場所なのだから・・
今は、地図を元に、
パソコンで3D映像にしてくれるソフトもある。
洞窟ほど、立体映像が有効な場所もない。

「イシマルさん、洞窟のレスキュー訓練に来ませんか?」
へっ?
洞窟用のタンカもあると言う。
狭い洞窟内でケガをおった場合、
山岳のように、ヘリを呼んだり出来ない。
救急車も行けない。
あくまで、人力で運び出すしかない。
只でさえ窮屈な穴ポコを這いずり回っているのに、
そこを、人を運ぼうってえんだから、困難きわまる。
細い竪穴だってある。
渓谷を渡る場所だってある。
怪我人が寒いからといって、
グルグル毛布を巻いたら通過できない箇所もある。
クネクネ曲がる穴はどうやって通るのだろう?

「イシマルさん、怪我人役やりますか?」
『イヤです!』
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       詳細な測量地図
by ishimaru_ken | 2014-02-23 05:26 | スポーツ
新潟県写真
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新潟県の沖に、ポツンと島がある。
村上市から、フェリーで1時間ほど波に揺られると、
小さな島が見えてくる。

《粟島》 あわしま

佐渡が島は知られているが、粟島は、あまり知られていない。
周囲20キロほどの小さな孤島だ。
レンタルママチャリを借りて、
島をグルリと回ってみるのがお薦めだ。

そのレンタル場所の近くに歌碑があった。
歌碑と云っても、木の棒に短歌が書かれてあるだけなのだが・・
この短歌が、あまりにも悲しい。
(残念ながら、短歌を書き示せない)
内容は、おぼろげながら覚えている。
孤島の厳しさに嘆き、悲しむというむせび泣きだ。
島の女の人の短歌であった。

その哀しさに、しばし、短歌の前から離れられなかった。
どんな短歌であったのか?
ソレを知るためだけでも、もう一度、渡島したいのだが、
誰ぞ、知っている方がいれば、教えて欲しいとも思う。
いや、やっぱり自分で行こう。
世に、「いい島」と呼びたい島は、そうそうたくさんない。
そこは、私のお薦めの、「いい島」なのである。

《粟島》 2006;9月10日
《粟島で泳ぐ』 2007;9月17日
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by ishimaru_ken | 2014-02-22 05:33 | その他
内間木洞探検④ 稲妻洞
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「では、今日は、稲妻洞に行きましょう」
内間木洞内部は、4つの主洞に別れている。
<北洞> <南洞> <稲妻洞> <風寒洞>

稲妻洞は、ジグザグに洞内を進み、
チムニー(筒状の竪穴)の登攀と、
壁に両手両足を大の字で突っ張って、
進んでいく箇所が出てくる難所が続く。

チムニーの登攀では、洞窟探検家の菊地さんが、
お手本を示すべく先頭で登ってくれた。
ところが、その竪穴はとても直径が小さい。
菊地さんの胸が通過したところで、つかえてしまった。
つまり、腹でフタをしてしまった。
悪いことに、そこに上部から、滴下水が落ちてくる。
するとどうなる?
穴に腹で栓をした菊地さんが、ダムになってしまった。
水がどんどん溜まり、ずぶ濡れである。
そんな事とは知らずに、我々は下から、
ジタバタ動く足を眺めていた。
(コレって、アレだな、砂時計のクビレだな)

やがて、やっと抜けた穴から水がザ~と落ちてくる。
「はい、次ぎどうぞ~」
我々は、なんとかダムを造らずに登ってゆく。

洞窟を進むこと1時間。
突然、前方が切れ落ちた。
崖が現れた。
こわごわ下を覗くと、8mほど下に地面が見える。
あの下まで降りていくらしい。
降り方が秀逸だ。
幅、1,5mほどのパイプ状の通路を、
両手両足を突っ張りながら、降りてゆくのだ。
サスケにスパイダーウオークという競技があるが、
まさにその能力を求められる。
しかも、落ちてもプールはない。
落ちれば、骨折は必死、回転して落ちれば、
命の保障もない。

先ほど、腹でダムを造った菊地さんが手本を見せてくれる。
いとも簡単に降りてゆく。
「はい、次どうぞ~」
『命綱とかないんですか~?』
「ええ、慎重にお願いしますヨ~」

かくして
洞窟入り口から数千メートルの地底で、
ドキドキハラハラしている我らがいた。
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by ishimaru_ken | 2014-02-21 06:10 | スポーツ
内間木洞探検③ 人選の門
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 「さあ、くぐってみよう!」

くぐるとは、をくぐるのだ。
とは、地下に存在する洞窟内にある小さな穴だ。
小さな穴とは、人間が通れるか通れないかの究極の穴だ。
究極の穴とは・・・

その穴は、こう呼ばれている。
≪人選の門≫ (じんせんのもん)
名前の通り、人を選ぶのだ。
どういう事か?
答えは簡単。
穴が小さい。
狭い。
この穴を通れれば、その先に素晴らしいモノが待っている。
通れなければ、それでおしまい。
Uターンをして帰るしかない。

で・・私は、どうしたかって?
もちろん、チャレンジした!
ちなみに、地下洞窟に入ってから、
4時間経過後のチャレンジだった。

その光景は、最後に連続写真でお見せいたそう。
私の場合、胸がつかえる事がわかった。
つかえた状態で、息を吐く。
ス~ス~
肺が最も小さくなった瞬間に、グッと進む。
ス~ス~
胸をさらに小さくした瞬間に、グッと進む。
グッ、おっと、進めば進むほど身体が詰まった。
やばっ?
あの言葉を思い出した。
≪にっちもさっちも≫
この言葉は、こういう場合に使うのか・・

私の身体は、地下深くの洞窟の、
非常に小さい穴に、ボッコリはまっている。
この言葉も思い出した。
≪進退きわまれり≫

っと・・ズボッ
抜けた!
やったやった!
抜けた先で、ハイタッチをする!

ん・・まてよ・・抜けたのは良かったのだが、
当然、帰りも、この穴を通るんだよな?
ス~~ス~~
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       選ばれちゃった
by ishimaru_ken | 2014-02-20 05:57 | スポーツ
内間木洞探検② 落ちる
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 内間木洞(うちまきどう)とは、日本で3番目に長い洞窟だ。
6350m+α
普段、公開していないので、年に二回しか入れない。
それも許可をとって、案内人がいなければならない。
それもその筈、この洞窟は、
大きく分けて、4つの主洞からできており、
さらに枝分かれしている。
迷路洞窟とも呼ばれる。
一日で、全部は周りきれない。

「では、二班に別れて、我々は北洞に行きましょう」
北洞の入り口は、氷筍の千畳敷から、150mほど先にあった。
あったと言ったが、
その昔、先達者たちが発見した小さな穴ポコだ。
「さ、入りましょう」
次々に、潜りこんでゆく。
穴といっても、中でグニャリと曲がっており、
大の大人が通るには、
途中でため息を3回くらいつかなければならない。
もちろんリュックは外して、押しながら進む。
ヘルメットに装着してあるLEDライトが穴の先を照らす。

ヘッドライトという奴は、優れもので、
自分の目線を照らすので、
洞窟が暗いという感覚を忘れさせてくれる。
むしろ、反射する鍾乳石が白っぽいので、明るい。
よもや、皆が集まると、普段の室内より明るい。
《洞窟は暗い》
この言葉は幻想である。
(ん・・言い過ぎか?)

洞内温度は7℃ほどで安定している。
テレビドラマや映画で、洞窟を進むシーンがあると、
たいがい、立って歩いている。
しかし、自然洞窟では、
立って歩ける場所のほうが少ない。
腰をかがめている確立は高い。
四つんばいも多い。
匍匐前進、やぶさかでない。
なおかつ、平地移動はほとんどない。
常に、登ったり下ったり・・
岩の上を乗り越えたり、
崖を横にトラバースしたり・・
タテ穴を降りていったり、登ったり・・
フリー登攀が困難な箇所には、ラダー(縄ハシゴ)がかけられる。

その時だった。
私の前を進む東洋大の学生君が、今しも、
高さ6mの崖を横移動しようとしていた。
その一部始終を見ていた。

右手で、長さ30センチの岩を掴んだ。
その刹那、岩がポキッと折れた!
彼は、岩と共に、谷に落ちた。
落ちながら、反対側の壁に左尻をぶつけ、
その反動で、右側の壁に右ひざをぶつける。
あわや!
っととっさに、
両手を伸ばし、崖のわずかな突起に指をかけ、
踏みとどまったのだ!

久々に人間が落下する瞬間を見てしまった。
彼には、ケガはなかった。
さすが東洋大探検部、とっさの判断は見事である。
「だぁいじょうぶぅ?」
『だいじょうぶで~す!』
簡単な会話で、探検は続けられる。

4時間も格闘したころ、
ある場所にたどり着いた。
「ココにある穴ポコは、こう呼ばれています」
《人選の門》 じんせんのもん
この穴をくぐれたものだけが、先に進め、
世にも美しい世界を眺められると言うのだ。

穴ポコに近づいてみた。
小さく狭い・・・
探検隊で一番小さな女性が、ズルズルと入ってゆく。
ちょこっとツカエている。
(ふむ・・人を選ぶのか・・)
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          《人選の門》
by ishimaru_ken | 2014-02-19 05:42 | スポーツ



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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