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驚異のキヌガサソウ
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 この花の名は、《キヌガサソウ》と呼ばれている。
昨年、信州は穂高岳に登っている最中、偶然見つけた。
先週、白馬岳の登山中、群落を見つけた。
見つけた・・と何気なく語っているが、
この花、とてもおかしな植物なのである。

ここで突然、遺伝子の話になる。
DNAが保持する遺伝情報は、塩基配列の形で決まる。
(A)アデニン、(G)グアニン、(T)チミン、(C)シトシン、
この4種類、AGTCの配列の順列組合せが、延々と続く。
僕らの身体も、この塩基の配列で出来ている。

さて、キヌガサソウ。
細胞一つあたりの総DNA量を示すゲノムサイズが、
世界最大
なのである。
この量が、いかに凄まじいかは、最近の研究結果が示している。

《人間の50倍のゲノム》

あんですと?
意味がわからない。
こ奴は植物である。
高山で、ジッとしている草である。
失礼、花を咲かせる草に過ぎない。
その花が、どうしてそんなに大量のゲノムが必要なのだろうか?
人間の50倍ですと?

私が見つけた場所も、群落と言いがたいほどの数で、
秘かに生きていた。
<絶滅危惧種>と云う言葉を想起させる。

それほどのゲノムがあると、自分をコピーするのに、
間違いを起こす確率が高くなる。
だからだろうか?
花の下にある葉っぱの数が、一定でない。
7枚~11枚と文献には書いてある。
私が撮った冒頭の写真は、10枚である。
↓コレは9枚。
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↓コレは11枚。
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↓そして、見つけたのだ。
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12枚
なんだコレは?いいのか?

私は、怖がっている。
君が歩きだす日を・・・
by ishimaru_ken | 2015-07-31 05:47 | 謙の発見!
高山病?
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 どうやら私は、高山病にかかりやすい。
3000m級の山に登ると、その兆候が現れる。
高山病の症状は、風邪に似ている。
船酔いにも似ている。
風邪を引いている時に釣りに行って、船酔いしたと思えばいい。
言ってみれば、最悪である。
頭ガンガン、吐き気もよおし、食欲がなくなる。

とはいえ、3000mの山で、いつもそうなる訳ではない。
高度順化させれば、高山病にはかからない。
その為には、麓から一気に登ってはいけない
2000~2500m辺りの山小屋で一泊するのである。
やや薄い空気の中で、身体を馴らす。
酒の飲み過ぎにも注意する。
たとえ滝田くんが、ビールのお代わりしても、自粛する。
目の前で、旨そうにビールを呷っていても、
知らんぷりしていなければならない。

そういえば、滝田くんは、高山病にかからないのだろうか?
 「2600mだ、おぃ滝田くん、少し空気薄くなったナ」
 『う~ん、わかんない』
 「2750mだ、だいぶ薄くなったネ」
 『わかんない』
 「2900m超えたゾ、薄いだろ?」
 『わかんな~い』
 「頭、痛くないかい?」
 『ビールいこう!』
そういえば、滝田くんは以前、富士山に登った際、弾丸的な登り方、
つまり、一気に登って一気に下りたんだそうな。
どこにも泊ることなく。
 「大丈夫だったの?」
 『ぜんぜん』

奴のヘモグロビンは、人間のモノではないと言っておこう。
私が、ハアハア喘いで登る傍で、
汗ひとつかかず、涼しい顔をしている。
君の場合、いっそ、
モンブラン(4810m)とか、
キリマンジャロ(5895m)とかを、
目指した方がいいんじゃないの?
フランスにだって、ビールあるヨ。
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by ishimaru_ken | 2015-07-30 05:50 | スポーツ
強力伝の台座
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 《強力伝》 ごうりきでん
新田次郎の実話を元にした小説である。
山の上に物資を運ぶ職業の方を、強力と呼ぶ。

現在、白馬岳の頂上に石の台座が設置されている。
180キロを超える巨石の塊だ。
この石は三つに分かれている。
単純に計算しても、ひとつ60キロ。
この石、いや岩は、たった一人の人間によってここまで運ばれた。
単純な方法で。

<背負う>

背負った強力は、富士山の強力である。
今回の山行では、その台座を拝む目的もあった。
頂上で、その台座の前で、写真を撮ろうとした時、
おもわず、頭の上に手をやってしまった。
「しまった、滝田くんに強力伝を読めと、言い忘れた」

この台座が何だか、全く関知しない滝田くんは、
『台座の文字、ほとんど読めないネェ』

台座の上部には、風景指示板、
「あっちは富士山」「そっちは、剣岳」
360度、全方位にある山々の名前を書いてある。
ある筈だった。
なんせ、置かれたのは、昭和16年。
74年前の話である。
文字は風化し、かすれて読めない部分ばかりだ。

その歴史を知らずに、やってくると、
滝田くんのように、さして感慨もなく写真に収まる人間になる。
「文字・・読めないネ」
不遜な発言までしてしまう。
『キ・キミは、小見山正さんに土下座しろ!』

伝説の強力、小見山正の娘さんは、
今、金時山(きんときやま)の頂上小屋の茶店をやっている。
もちろん、おばあちゃまです。
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by ishimaru_ken | 2015-07-29 05:53 | 昔々おバカな話
天空の花たち
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 白馬岳には、高山植物、おびただしい花が咲き乱れていた。
高山に咲く花は、小さく可憐である。
直径3センチ以下の花が主流だ。
直径が、数ミリの花もある。
積極的に見つけなければ、咲いているのかどうか分からない花もいる。
しかし、7月8月の夏場は、百花絢爛!
白、黄色、赤、紫、橙・・
名も知らぬ花たちが、春を謳歌している。
そう、花たちにとっては、やっと訪れた春なのだ。
名も知らぬと言ったが、少しだけ覚えた花を紹介しよう。
この黄色い花は、
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        《オタカラソウ》

この白い軍団は、
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       《シコタンソウ》

パッと見、白、黄色、紫の花がいる。
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  白は《チングルマ》、黄色は《シナノキンバイ》
紫は、わからん。

こちらも、
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       《シナノキンバイ》

コレも
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わからん。

それにしても、不思議なのは、
この高山には、蜂や、鳥がほとんどいない。
すると、受粉はどうしているのだろう?
何が、媒介しているのだろう?
それとも、いないと感じただけで、
花に見合った小さな蜂がいるのだろうか?

ココは、天空の楽園にちがいない。
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by ishimaru_ken | 2015-07-28 05:42 | スポーツ
大雪渓の落石注意
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 白馬大雪渓は、落石(らくせき)の巣である。
今回の山行では珍しく、我らはヘルメットをかぶっている。
「岩場の続く穂高などならともかく、雪渓で?」
と疑問の方もいるだろうが・・

雪渓とは、谷にできる。
谷とは、いろんなモノが落ち集まってくる場所だ。
雪も、雨も、岩も石も、なんでも集まってくる。
特に、雪の上となると、落ちてきた石は、
音を立てずに、転がってくる
ダルビッシュの投げた剛速球が、全くの無音のまま、
自分をめがけて飛んでくると考えればいい。

ゆえに、その玉(石)を見ていなければ、よけられない。
常に、顔をあげ、上方に目を凝らしていなければならないのである。
しかし、ただでさえ、息を切らして登っている最中だ。
顔を挙げるのは苦しい。
出来れば、足元を見つめていたい。

そこで、大勢が登っている場合は、約束ごとがある。
皆が、時折、顔をあげながら登る。
そして、最初に落石を発見した者が、
大きな声を出す。
「ラ~~ク!」
落石の落だから、ラ~~ク。
ゴルフで、ボールがあさっての方角に飛んだとき、
キャディさんが、叫ぶ「ファア~~~」と似た考え方だ。
フォアが何の略なのか知らないが。

大雪渓に目をやると、アチコチに、大小さまざまな石が鎮座している。
大きな岩になると、直径が1mを超えるものまである。
その姿は、まるで京都の石庭にある岩だ。
岩の周りの雪が、風紋で見事な美しさをみせている。
石庭が箒の跡を付けた芸術ならば、
落石の跡は、海のさざ波に浮かぶ岩のモニュメントである。

ガラガラガラ
左のはるか上部の岩場で、岩が崩れる音がする。
頻繁に聞こえる。
ガラガラガラ
今度は右だ。
最初に「ラ~~~ク!」と叫びたいが為に、
コロコロと落ちてくる石を見つめている。
しかし、そうそう簡単に落石は、我らの方までは届かず、
私の出番は、やってこない。
振り返ると、後に続く滝田くんも、
「ラ~~~ク!」をやりたいらしく、目が左右の岸壁に血走っている。
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    樹木も流れてくる
by ishimaru_ken | 2015-07-27 05:55 | スポーツ
白馬大雪渓を登る
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 白馬大雪渓は、日本三大雪渓のひとつと呼ばれている。
全長2キロ、高度差600m。
順調に登って、2時間かかる。

「さあ、アイゼンをつけよう!」
雪渓の取り付き地点で、登山靴に鉄の歯(アイゼン)を装着する。
といっても本格的なヤツではなく、軽アイゼンである。
まあ、簡易アイゼンなどとも呼ばれている。

実は、今回の白馬雪渓登りは、グリセードの下見も兼ねていた。
《白馬大雪渓をグリセードで滑って降りられるか?》
グリセードとは、アイゼンを付けない靴の底と、
一本の棒だけを頼りに、急斜面を滑り降りるワザ
だ。
40度以上の急斜面でも降りられるので、面白い。

 「滝田くん、この斜面、グリセードできるかな?」
 『う~ん、無理だネ、緩斜面すぎるヨ』
 「ゆるいか・・・」
 『走って勢いをつけなきゃ、ダメだろうネ』

まだ一回しかグリセードをしたことがない滝田くんだが、
その一回が、谷川岳で、4キロのロングコースだった。
最大斜度、45度をクリアし、もはや猛者の仲間入りをしている。

 『それに、風紋が大きすぎて、コブだらけだヨ』
まるで、雪面が洗濯板だと嘆いている。
もう、いっぱしのグリセードインストラクターだ。

滝田イントラの診断では、
 『登山者の歩くコースは、
  緩斜面過ぎて、グリセードに向かないナ。
  山稜附近の高度のポイントから滑れば、可能性があるヨ。
  季節的には、風紋が出来る前の、6月がお勧めだネ』
とのことです。
え~とぉ、あまりお勧めしませんので、よろしく。
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by ishimaru_ken | 2015-07-26 06:03 | スポーツ
白馬岳にゆこう!
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 「さあ、白馬岳にゆこう!」  標高2932m
42年前、白馬岳に登った思い出がある。
若さの勢いをかり、麓から一気に登りきったところで、
バタンキュー!
高山病にかかってしまった。
山小屋の部屋で、頭を抱えてうなっているけんじろう君がいた。
結果、頂上に立たず、南へと縦走したのである。

その失敗をふまえ、今回は中間にある山小屋で一泊し、
高度順化を果たしてから頂上に向かう計画を立てた。

「高山病?関係ないヨ」
相変わらず何をやってもなんともない滝田君と、登る事となった。

白馬岳は、この三週間以上雨か曇りで、太陽を拝めなかった。
ところが、我らが足を踏み入れた途端・・
年に一度あるかないかの晴天が訪れたのである。
この日だって、山小屋の天気予報には、こう書いてあった。
(冒頭写真)

気象庁発表 夏山気象情報 白馬岳
   南西の風
  晴 時々曇か霧 午後一時雨

なんだコレは?
全ての天候を書いてあるようなもんだ。
コレに雪を足したら完璧である。
ところが、山の天気とはこうしたもので、
予報を読んだ登山者たちは、何も異を唱えない。
「ふ~ん」
驚きもしない。
むしろ、「晴れ」と予報して、
その晴れは、24時間続いたためしがない。
よもや48時間なんて・・・
ところが、そのためしがあったのである。
我らの白馬岳登山中、大のつく晴れが続いたのだ。
二日間にわたって!

「そうだ、日焼け止め塗らなきゃ!」
普段、いい加減にしか日焼け止めを塗らない滝田くんが、
私に指摘されなきゃ塗ろうとしない滝田くんが、
率先して、こまめに塗りたくっている。
なんたって、白馬岳には、真っ白な大雪渓が、
2キロにわたって続いているのだ。
ヤッホー!
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by ishimaru_ken | 2015-07-25 06:09 | スポーツ
焼肉の季節
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 <焼肉の季節>がやってきた!

「あのねイシマルさん、先日からの水風呂やスイカは許すけんども、
 焼肉の季節ってのは、あんまりじゃないノ?」

ふむ、バレたか・・・
先に言っておこう。
焼肉に季節はない。
一年中、食いたい。
実は、先日、洞窟探検家の吉田さんと、
いきつけの焼肉屋にしけこんだのだ。

この焼肉屋は、最近はやりの、無煙だの、
さっぱりだのと言った方向性に目もくれない、
耳も貸さない、昔ながらの、
《ガス式縦隙間鉄板方式》の焼肉屋だ。
背広にネクタイなんて格好がそぐわない店だ。
店に入る前から、
モウモウとした煙が換気扇から溢れ出している店だ。
そのいい匂いたるや、
店の看板がようやく見え始めた信号待ちの歩道ですら、
人々が、鼻をヒクヒクさせられている。

ボッ!
ガス栓を横に曲げ、チャッカマンで、火をつける。
しっかりタレに漬け込んだ肉が乗っけられる。
『当店のタレは、ニンニク臭くありません』などとは、
口が裂けても壁に貼っていない。
むしろ、ニンニクだけを使用したタレなのだとふれている気がする。
翌日のことなど考えていては、この店のノレンはくぐれない。
明日をも知れぬ覚悟で、ワリバシを割れば、
もうアナタは、めまいのするほどの味を堪能することになる。

そして、目の前には、九死に一生を得たばかりの、
洞窟探検家吉田さんが、ホルモンを頬張っている。
「僕は、ホルモン専門ですヨ」
『うん、僕もホルモンばっかり注文するヨ』
字ヅラでは、どっちが喋ったか分からない会話が続く。
「ホルモンお代わりする?」
『うん、お代わりしよう』
モウモウ~ジュウジュウ~

「そんでそんで、その奈良の山奥の洞窟の潜水はどうなったの?」
さあ、ここからだ・・
吉田さんが、立ち上がり、身振り手振りで、
究極の洞窟探検を語り始めた!
いや、毎度ながらの、生き長がらえる話だ。

地球上が、探索し尽くされ、
『もはや<冒険>は地球上に、存在しえない』
昨今の冒険談義では、必ずこの問題が浮上する。
果たしてそれは・・どうかな?
地球上って・・<上>の字が付いているよネ。
それならば・・
<下>の字が付いている場所があるよネ。
《地下世界》
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by ishimaru_ken | 2015-07-24 05:54 | その他
ホルモン屋の洞窟談義
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 ホルモンを頬張りながら、洞窟探検家、吉田勝次さんが、
熱弁をふるう。

「背中のどこかがネ、引っかかったんですヨ。
 胸に抱えたタンクの残量がどんどん減ってサ、
 コノヤロコノヤロ!」

身振り手振りで、説明している探検地は、
奈良県にある未知の洞窟である。
山奥に、水中洞窟がある。
そこに、エアタンクを背負って、潜るのである。
 『穴の広さはどれくらい?』
 「これくらい」
と腕をワッカにする。
直径50センチもないじゃないか。
 「斜めに深さ10mほど下って、そこから、斜めに上に向かう」
 『エアタンクは?』
 「2本、胸に抱えて、そろそろと進むんだネ」

海のダイビングと違って、洞窟内のダイブは、
少しでも濁ると、上下がわからなくなる
明かりをいくら照らそうが、何も見えなくなる。
海では、気泡が昇る方向が上だが、その気泡が見えない。
そんな場所で、背中が何かに引っかかった。
押せども引けども、通れない。
タンクのエアはどんどん消費されてゆく。
このままでは、確実に終わりだ。

すると、やには濁りが去り、
目指す先の光景がぼんやりと見えた。
狭い穴の先に、水面があるようだ。
という事は、空気があるに違いない。
吉田さんは、渾身の力を込めて、背中を押し上げた。
ズルっ・・外れた・・
フィンを蹴り、やがて、水面に顔を出す。
暗闇の中に、三畳ほどの陸地があった。

這い上がる。
エアーの残量を確かめる。
半分もない。
戻るにはギリギリの量である。
先に進むのは問題外。

そこで、タンクやレギュレーターを、縦に細く繋いでゆく。
狭い穴を素早く潜り抜ける苦肉の策だ。
口に咥えたレギュレーターの後を、列車のように、
タンクたちが、ゾロゾロとついてくる。
行きに張ったリード線を頼りに、そろそろと戻る。

映画などでは、穴は一つだけあいている。
ところが、現実の穴は、丸い穴ではなく、
アッチに向かっていたり、ソッチにあいていたり、
ギザギザだったり・・
不定形の集合だ。
リード線が無ければ、戻れない。
さっきの、引っかかった箇所はうまく通過した。
あとは、エアーがどうなるか・・・

「すみませ~ん、豚ホルもう一皿」
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 暗闇でも光るロシア製の、放射物が文字盤の腕時計
by ishimaru_ken | 2015-07-23 05:52 | スポーツ
滝の季節
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            《天空の滝》 岩手県 真昼岳山麓   

 <滝の季節>がやってきた。
真夏は滝に限る。

日本という国は、異常なまでに滝が多い国土を持っている。
「日本の河川そのものが滝だ」と口泡をとばす外国人すらいる。
山の中に分け入ると、あっちにもそっちにも滝が現れる。
幻の滝などと名付けられる滝もあるが、
あまりの滝の多さに、もはや幻などと言ってられない。
そして、面白いことに、殆どの滝に名前が付けられている。
10m以上の高低差の滝ならいざ知らず、
5m、いや、3mの落差しかない滝ですら、
きちんと名前で呼ばれ、あがめられている。
さすがに、<瀑布>とは呼ばれていないものの、
<小滝>などと控えめに呼び、滝である事実をうったえている。

「うおおおぉぉ~」
滝が現れると、滝壺にむかう。
ジャブジャブと身体を沈めてゆく。
上方から落ちてくる銀の雫を全身で受ける。

世に「いっそ」という言葉があるが、
こういう時に使いたい。
どうせ濡れるなら、いっそとび込め!

滝壺で、しぶきに打たれるのは、真夏の楽しみだ。
夏以外にソレをやると、修行と呼ばれるのだろうが、
今は、完全なレジャーである。
指を合わせる必要もなく、ただ両手を広げ、雄叫びをあげる。
「うおおぉぉ~~!」
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by ishimaru_ken | 2015-07-22 05:48 | その他



石丸謙二郎
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