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地球儀のジグソーパズル
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 コレは何だろう?
地球儀?
そう、地球儀に違いないが、出来ている素材が問題だ。
中身は空洞である。
厚みは一ミリの地球の表面を形つくっている。
答えは・・・
 《ジグソーパズル》
地球儀のジグソーパズルである。
球面をジグソーにしちまった作品とも言える。

親戚のウチで見つけた。
異常なる興味が湧いた。
 「コレって、壊したら、又組み立てられるんですよネ?」
 『です』
短い答えが返ってきた。
 「コレって、みんな知ってるのかな?」
 『たぶん』

よし、知ったからには、組み立ててみよう。
 「ボクが病気で入院した時、バランバランにして貸して?」
 『あい』
予約が決まった。
いつの事になるか分からないが、楽しみができた。
入院生活にハリが出るだろう。
青い海は難しいだろうから、大陸中心にしなければ。
といっても、南極は真っ白なので、やはり、困難だろう。
そうか、ここはひとつ、日本から始めようではないか!
あちこちバラバラに造ってゆくのではなく、
日本の周りを増殖させよう。
地球規模の感覚が理解できるかもしれない。
入院は嬉しくないのだが、入院が待ち遠しいという、
おかしなジレンマを持ってしまった。
困った、こまった・・・
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by ishimaru_ken | 2017-06-30 05:46 | その他
大トロの炙り方
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 本マグロの大トロを手に入れた。
キャンプに持って行った。
今年の正月に、こやつを炭火の上に乗っけたら、
燃えて落ちた脂に火が付き、ボウボウと焼け焦げ、
焦げ臭い食い物に変化してしまった。
失敗である。
そういえば、寿司屋でも、ガスバーナーで炙っているではないか!

そこで、キャンプのカセットボンベバーナーで炙ってみた。
フライパンの上にサクをのせ、青い火を襲い掛からせる。
ボ~~~~
ふむ、なかなか上手くいっているじゃないか。
裏面も、いってみよう!
ボ~~~~
っとその時、

焼けてフライパンンに溜まり始めた液体脂に、
火がついた!
ボアウ~~ボアウ~~~~
フレンチのフランベ状態がおこっている。
小さな火事と言ったほうが分かりやすい。

又しても反省。
フライパンはダメである。
網の上に置き、ボンベで焼かなければならない。
寿司屋でも、網の上でやってたじゃないか!
網の下には、トレイに水が入ってたじゃないか!
観察力が落ちている。
観察力が命の役者としては、ふがいない。
次回に期待しよう。
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by ishimaru_ken | 2017-06-29 05:30 | その他
ヤカンで沸かす湯の量
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 ヤカンでお湯を沸かす時、アナタはどうしてますか?:
水の分量の話である。

ここにカップうどんがある。
どん兵衛だとしよう。
ポットに自動的に湯が沸いていれば、問題ないが、
キャンプなどで、ヤカンしかないと仮定しよう。
水道の蛇口からヤカンに水を入れる。
どん兵衛一杯分の水の量は、どうやって測っています?
 「まあ、だいたい」
 「目分量」
 「少し多めに」
こんなところが、大方に考えだろうと思われる。
私の場合、こうしている。

目分量には変わりない。
水道の蛇口に下に、ヤカンは置いてあるのだが、
私の頭の中では、そのヤカンの代わりに、
どん兵衛のハッポースチロールの容器が置かれてある
のである。
ジャ~~~~
どん兵衛容器の8分目になったところで、
蛇口を閉める。

さて、ヤカンを火にかけて、沸いた頃、
分量のピッタリを証明するかのように、
実際のどん兵衛に注ぐ。
ジョボジョボジョボ・・・ちょぴん
しずくの最後まで全部を注ぎ終わると、
はからんや、どん兵衛の規定線ぴったりである。
これが、私の目分量だ。
キャンプだと蛇口がないので、20ℓタンクから直接ヤカンに注ぐ。
この時も、ヤカンの代わりにどん兵衛容器が置かれてある。
もちろん、頭の中に・・・
上手く想像できないならば、一度どん兵衛容器に、
ポリタンクから注いでみるといい。
ドボドボ~
その時の感覚を記憶させる。

我々の演劇用語で言うところの、
 《感覚の記憶》である。
パントマイムの原点とも言える。
モノの長さを記憶したり、
重さを記憶したり、
量を記憶する。

この力を利用すると、流れだす水の量もピタリと分かるようになる。
生まれつき分かる人もいるが、練習でもできるようになる。
さほど難しい事ではない。

「カップラーメン二杯分とコーヒー一杯分沸かして」
『あいよ』
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by ishimaru_ken | 2017-06-28 05:51 | その他
29連勝 藤井4段
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 私は、30数年来の将棋ファンである。
当然ながら、昨日のフィーバーも、
数時間テレビで観戦していた。
初手から最終局まで、眺めていた。
29連勝という偉業よりも、
いまだ負けていない100パーセントの勝率の方が、驚きである。

この驚きを例えるならば、
野球界で、突然現れた高校球児がプロ登録をし、初年度、
4割、60本のホームランを打ち、なおかつ、
投手として、30勝を挙げたようなもんである。
イチローと大谷が結合したという言い方をしてもいい。

さあ、その29連勝の瞬間だ。
 「負けました」
頭を下げた増田4段の、潔い声のあと、
なだれ込んできた報道陣の滝のようなカメラフラッシュ。
光と共に、カメラのシャッター音が、延々鳴り響く。

カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
あまりのすさまじさを、ここで書ききれないのだが、
30分以上このカシャカシャが続いた。
いったいどれくらいのフイルムが費やされたのか?
いったいどのくらいのメモリーが埋め尽くされたのか?

時代を超越した瞬間を絵に撮りたい。
カメラマンたちのプロ魂が、
一秒間に数百枚という写真によって、
人々の記憶のに残るべく一瞬を、切りとった。
そいつが今朝の、新聞に載っている。
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by ishimaru_ken | 2017-06-27 05:37 | その他
カレー講義 一筆書き
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 本日、ここにお集まり願ったのは他でもないのですが、
先日来問題とされている、
「カレーのルーの量は適正か?」という命題に対し、
多くの意見を頂いたわけで御座いまして、
適正不適正を論ずる前に、

いったいカレーライスをどのくらいの量、
年間日本人が食べているかというアンケートを見る限りにおきまして、
意外に少ないのではないかと気づいたところ、
在る方から、「私はほとんど食べないヨ」
との驚くべきご提言がありましてですネ、
実際、ほとんど食べないと仰る方がほうぼうにおられる事実に、
驚いたというような事を聞いた覚えがありまして、

では、嫌いなのかと問えば、別に嫌いなわけではなく、
どちらか云えば、好きなたぐいなどという訳のわからない答えに、
ふたたび、驚愕せざるを得ない事態に陥り、
こうべを垂れているところへ、
毎日カレーを食べているという御仁からメールをいただき、
たまの休みには3食カレーを食し、
おやつにカレー味のポテチに相好を崩しているとの事で、
それはそれで気持ち悪い感想しか浮かべられずにですね、

カレーが好きか、好きでないかの、
二択には分けられない問題提起なのではないかという理論を、
どこかで聞いたような気がして、
思わずコンビニでカレーレトルトを手に取ってしまったと言う、
やっちまった系のカレー食べ人間と共に、
同じく思いをひとつにしようと画策したこの企画ではあるのですが、

どうか皆さまの中に、願わくば、
ハヤシライスとの同時食べなどという、
いかにもズルい感じがする舌鼓の打ち方は、
やめて頂けないかと、嘆願したつもりだったのですが、
一例として発表するには、じくじたるものがありまして、
ようやく安心して貰える結果が導き出されたのではないかと、
十年来の友人が語りだすものですから、
当事者としては、お考えを丁寧に拝聴するしかない事態となりまして、

本日から来年にかけての大きな議題として、
最終的な判断にゆだねるべきご挨拶とさせていただいて、
本日の講演を終わらせてもらいますと述べようと、
さきほど入り口のところで、知人と立ち話をしておりましたら、
「それはいくらなんでも薄情だろう」との結論に至りまして、
ここはやはり、元祖カレーライス老舗の3代目のご意見を、
お聞きするのが一番の近道なのではないかとかんがみ、

えっ、時間?
お時間がまいりましたようで、この講演の続きは、次回ということで、
えっ、もう来ない?
来ない方に予告の話をしてもしょうがないので御座いますが、
次回開催時には、カレーの名前の命名制度に関して、
えっ、もうお帰りになっている・・皆さま、
あっそ。
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by ishimaru_ken | 2017-06-26 05:32 | 仕事
本栖湖 新記録誕生 その先に
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 「じゃあ、アナタの設定したルールをちょっと変えたら、
  その記録はどうなるのですか?」

先日、本栖湖ではじき出した稀有な記録に、
ものいいが付いた。
私の自ら設定したルールはこうだ。

 「ノンストップ」
 「ノー沈」
 「湖の端から端まで往復する」

で、私は、23週目に、強風でセールを水面に落としたので、
ノー沈(チン)ルールに引っかかり、終了となった。
このルールを少しだけ緩くしたらどうかと、
質問者は問うている。
つまり、イシマルは22往復で自ら終了宣言をしたのだが、
ルールを緩くすれば、
さらにもっと記録が伸びたのではないかと、問うている。
伸びるのではないかと、残念がっている。

ふむ、確かに一考の価値がある。
私がチャレンジした時の時間は、2時間20分。
距離にして、100キロ。
もし、あのチンをOKにして、続けたならば、
その後も、風は吹き続けていた。
体力と気力さえ持続できれば、30往復も夢ではない。
いや、40往復・・・
5時間200キロの世界が実現したかもしれない。
かもしれない・・・
すべては、かもである。

その夜、背中や足、腕に大量に張り付けられた、
サロメチール系の張り薬の強烈な臭いに、
かも を噛みしめている私である。
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by ishimaru_ken | 2017-06-25 05:34 | スポーツ
本栖湖 新記録誕生
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 またしても、大記録に挑んだ。
大という文字をくっつけてもおかしくない稀有な記録だ。
4年前の夏、富士五湖の本栖湖において、
ウインドサーフィンのある記録が生まれた。
 《本栖湖、ノンストップ、ノー沈、10往復》
50キロの距離を1時間あまりで走り続けた。

意味がわからない方の為に補足すると、
この湖に吹く風は、ガスティと言って、強弱が激しい。
強い風の直後に、風がなくなったりする。
一定の風速で吹いてこない。
ウインドサーファーなら、《本栖湖のガスティ》は有名である。

この湖面を一度も止まらずに、往復するのは、
よほど良い条件が重ならないと無理なのだ。
よもや、3往復や5往復連続など、無理の二乗と言っていい。
したがって、4年前の10往復は、奇跡的に良い条件だったといえる。

そこで、先日、その奇跡的な条件が再びおこった。
朝から、風が吹きすさび、「さあ、挑め!」とばかりにうなっている。
道具はこうだ。
 リバティセール72
 マイクスラブボード(カスタム63センチ幅)

11時30分に、走りだした。
いきなり、激しいブローにあおられる。
片道2、5キロ
平均速度 時速50キロ

自ら条件を課した。
 「5秒以上ストップしたらダメ」
 「失敗して水中に落ちたら(チンしたら)ダメ」
 「湖の端から端まで往復」
この3条件を満たさないと、その時点で終了。

さて、往復は順調に進む。
6往復を過ぎた頃に、風速がさらにあがってきた。
ブームが乾く。
ブームとは、両手で握っている棒である。
本栖湖は、標高が900mと高所にある。
よって、空気が乾燥している。
そこに強い風が吹き付けているのだから、
本来濡れているブームが乾く。
乾くと、握る力がよけいに必要となる。
そこで、走りながら手を水面に突っ込み、水をすくい、
ブームに振りかける。

ブーム問題はこれを繰り返すことで、済む。
しかし・・・
異様に喉が渇く。
そりゃそうだ。
乾燥している上に、激しい運動を休みなくしている訳だから、
水分が欲しい。
マラソンに似ている。
今回は、急に思いついて始めたもんだから、
背中に、キャメルバッグなど背負っていない。
湖というふんだんな淡水の上を走っているというのに、水が飲めない。
飲もうとして止まってしまえば、失格である。

そこで、急きょの策。
ブームにかけていた水の水分が残っている指をなめる
盛んに、手を水面にさらし、指をなめる。
ほんの少ししか水分は摂れないが、気持ち的には、渇えはおさまる。

やがて10往復を越えた。
前回の記録を破った。
さあ、ここからは、自分との闘いである。
記録とは、目標を立ててやるものだ。
マラソンにしろ、短距離走にしろ、目標があり、
到達地点がある。
ところが、私が行っているモノは、到達地点がない。
どこまでやるかは、風次第と、私次第なのだ。
いつやめるかの決定を下すのは、風と私しかいないワケだ。

15往復を越えた頃、風速が一段階強くなった。
これまででさえ、ボードが舞い上がりそうになっていたのに、
厳しさは、上限を知らない。
セールは開きっぱなし。
18往復あたりで、足首の皮膚が痛くなった。
なんだろう?
見ると、あまりの風速とスピードで、しぶきが足首にあたり、
ウエットをめくってしまい、むき出しになっている。
そこに打ち付けるしぶきで足首が、痛い!
こんな経験は初めてだった。
すでに、2時間近く、走り続けている。

20往復をクリア!
21往復・・22往復・・
23往復目に入った時だった。
超のつくブローが前方から襲い掛かってきた。
体力も限界に近付いていた為か、耐えられなかった。
身体は落ちなかったものの、セールを水面に落としてしまった。
万事休す・・・
はい、おしまい。

結果、22往復という記録が残った。
かかったタイム、2時間20分
距離 100キロ

さて、ノンストップ、ノー沈、どなたかチャレンジしてみます?
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《本栖湖 大記録生まれる》2013;8月30日
by ishimaru_ken | 2017-06-24 05:24 | スポーツ
翔んだ日
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 《翔ぶ》
とぶと読むのかどうか定かでないのだが、
飛翔の漢字に登場する。
NHKの大河ドラマ《翔ぶがごとく》でも使われていたので、
おそらく、とぶと読んでいいのだろう。

男の子の名前にも頻繁に現れる。
翔太くんには、大勢出会った。
男の子だけではない。
翔子さんにも、随分出会った。
受験の時の名前の欄に、毎回書くには、
時間がかかり難儀だろうと心配したくなるのだが、
謙の字を書きこなしてきた私が心配する話ではない。
(画数は謙のほうが遥かに多い
 翔太は、全部で16画だが、謙二郎は29画)

翔ぶは、物理的な飛び方ではなく、
「大きく羽ばたく」といった、心象的な要素が含まれたものだろう。
親御さんが、子供に付けたくなる気持ちは分かる。

ところが、先ほどからこの、
<翔ぶ>という漢字を打っているのだが、
私のパソコンの変換では出てこない。
いったん、飛翔と打ってから、飛を取り去り、ぶを付ける。
実にめんどくさい作業を繰り返している。
そのくせ、翔太は出てくるのである。
そうか!
翔太と打って、太を取り、ぶを付ければいいのか!
ひと手間はぶける。

どうやったらその漢字が出てくるのか分からない場合、
人は、それなりの方法を見つける。
例えば、<>の文字が欲しい場合。
続々>から引っ張ってくる人もいるし、
各々>からの人もいる。
いや私は、<面々>だよという御仁にも出会った。
えっみんな<先々>なのかと思ってたという方もいるし、
黙々>をがんとして使っている方などは、頼もしい。
昏々>などとわざと難しいものに挑戦する人すらいる。

わたし・・?
え~とですネ・・・
近々> ちかぢかなんですけんどぉ~
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                一歩々々
by ishimaru_ken | 2017-06-23 05:52 | その他
飛んだ日
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 「飛べ!」
希代の演出家つかこうへい氏が、叫んでいる。
叫ばれているのは、舞台稽古中のイシマルだ。
舞台上で空中に飛べ、と注文をつけられているのである。
先日、刀の上に乗れたものだから、
イシマルは、空にも飛べると勘違いされている。
無理を言えば、空中飛行もできると期待値があがった訳だ。

 「飛べ!」
時は、36年前、イシマル27才。
若いからといって、飛べるわけがない。
しかし、時と偶然と、なにより信じる力は、
とんでもない奇跡を引き起こす。

 《飛べたのである》

何が起こったか、簡単に説明してみよう。
本番の舞台の前日、劇場で、
最後の本番さながらの稽古が行われていた。
イシマルが、相手役に跳び蹴りをくらわせた場面だった。

空中に飛びあがったイシマル。
その時、折しも場面転換で、
その後ろに真っ黒な幕が、引かれて出てきた。
ところが、その幕が冷房などの温度差のセイで、
客席側に斜めに傾いてなびいてしまったのだ。
そこに丁度、イシマルが走り込み跳んだ。
すると、その身体をすくうかのように黒幕が前方になびき、
イシマルの身体は、
しばらく黒幕のスロープの摩擦で落ちずにいたのだ。
現実には、3秒ほどの出来事だったのだが、
観客席から見ると、しばらく宙に浮いた、いや、
空を飛んでいるイシマルが見られたのである。

それを見たつかこうへい氏が、軽くつぶやいた。
 「なんだ、飛べるんじゃねぇか」

その後、再現を繰り返すべく、何度もチャレンジしたのだが、
二度と同じ現象は起きなかった。
つかこうへい氏がつぶやく。
 「ケッ、飛べねえのかヨ、イシマルは」
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by ishimaru_ken | 2017-06-22 05:55 | 昔々おバカな話
跳んだ日
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 《跳ぶ》
 《飛ぶ》
 《翔ぶ》
どの とぶ がお好みだろうか?
私は、圧倒的に飛ぶが好きだ。
ウインドサーファーの血が騒ぐ。

ところが、その昔は、跳んでばかりいた青春だった。
舞台において、ぴょんぴょん跳びはねているのが、
得意であり、特技であり、特殊技能として、使われていた。
《ジャンプのイシマル》などと、褒め言葉を頂いた時代すらあった。
ジャンプ行為が役者の出世の役に立つとは、
不思議な時代背景でもあるのだが、
本人は、それすらも知らず、ひたすらジャンプにいそしんでいた。
人の頭の上を跳び超すことに、快感を抱いていた。

ただ跳んだのでは、陸上競技の選手に勝てる筈もない。
そこで、ものすごく跳んでいる様に錯覚する跳び方を研究した。
「イシマル!刀にの上に乗れ!」
演出家のつかこうへい氏が、奇声を発する!
相手役が、突き刺してきた日本刀の上に跳びあがって乗れと、
言うのである。
たぶん、人間ではできない。
猿でもできない。
鳥ならできるかもしれない。
宇宙人なら何とかなるかもしれない。
できない事はわかっているが、イシマルは果敢にチャレンジした。

走ってきて、その刀の上に両足で跳び乗る。
0、5秒も乗れない。
毎日毎日、繰り返す。
どうやっても、どう考えても乗れない。
 「おぅイシマル、乗れるようになったか?」
天才演出家つかこうへい氏は、本気で私に問いかける。
27才のイシマルが答える。
 『もうすぐ乗れます』

そして、二週間が過ぎた頃・・・
その時がきた。
走ってきたその勢いで跳びあがり、
刀の上を歩いたのだ。
刀の上を、いち に さんと、3歩、歩いたのである。
すると・・・
観客の目は、まるで、
刀の上にしばらく乗っているような錯覚に陥るのである。

「跳んだ!」
いや、「飛んだ!」
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by ishimaru_ken | 2017-06-21 06:02 | 昔々おバカな話



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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