次の発車 今度の発車
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[ つぎの発車 ]   [ こんどの発車 ]

駅のホームの案内表示にこんな文字が出ていたら・・・
それが、実際にあるのだ。いや、あったのだ。
東京、池袋から出ている、西武池袋線。
池袋駅が始発だ。で、表示が
[ つぎの発車保谷行き]  [ こんどの発車豊島園行き]

さあ、悩んでしまう。
[つぎの列車] と [こんどの列車]は
どちらが、先に出発すると思います?
つまり、今、ホームに止まっている列車は、
[つぎ]なのか? [こんど]なのか?
二つの意見を見てみよう。

つぎが先に決まっとるやろ!>
行列しとる人に向って、『つぎのカタ』っちゅうたら、
先頭の人が手を上げるやろお。
つまり、今いる中で、先頭が[つぎ]であってやな、
二番目が[つぎ]ではない、ちゅうこっちゃね。

こんどが先に決まっとるですたい!>
今止まっとる列車が、おるんじゃけ、[つぎ]は
当然この列車じゃのうて、あとの列車ですわな。
となると、[こんど]がこの列車なんじゃろう。
[今度]という文字に、[今]という漢字も入っとるし。

二つの意見は、一応聞いた・・
う~ん、むつかしい、わからん。
こんなわからん表示を、なぜ電車屋さんはするんだろう?
みんな、わかっているのだろうか?
迷いもせずに、客はどんどん乗って行くが、
理解しているのだろうか?

う~ん・・といってる間に、世の中は進んでしまい
私は、乗り過ごしてしまうのでした。
# by ishimaru_ken | 2006-06-02 11:18 | その他
役者 相島一之
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役者 相島一之(あいじま かずゆき)

面白えんだなあ、この役者。
頭のてっぺんから声を出している、この役者。
役者仲間の携帯のアドレスのトップに載っている、アイジマ。
去年の夏、奴と京都で、飲んだ。
その飲み方が変だった

撮影が深夜に及び、飲み始めたのが、夜中の4時だった.
『イシマルさん!軽く一杯行きますか!』
アイジマのハイトーンの声が響く。
夜中の4時にやっている店なんて、<餃子の王将>くらいだ。
(24時間営業)
そう、その、王将に二人が陣取った。
『生ビール二つねえ~!』
広い店内に、アイジマのテノールが響き渡る。
さてさて、軽く一杯 と言ったくせに、二人のピッチは上がる。

『すみませ~ん、おかわりぃ!』
程なくして、店の外を見ると、朝陽が照り付けている。
目の前には、ほおばった餃子の皿がおびただしい。

ここまでは、良かった。
二人とも、これで、帰ろうとしていたのだから・・
実は、酒飲みの最大のジレンマがこの日、この時、起こったのだ!

結構酔ってきたイシマルの生ビールのジョッキが空になった
(よし帰ろう)と思って、アイジマのジョッキを見ると
六分目が残っている
そうかそうか、ならば、もう一杯!
『すみませ~ん、おかわりぃ!』

話は弾む!
ふと見ると、今度はアイジマのジョッキが空だ
対して、イシマルのジョッキは六分目だ
『おかわりぃ!』
つまり、二人の飲むリズムが180度逆さまだった。
『おかわりぃ~』 「オカワリィ~」

~ガヤガヤ、がやがや~
気が付くと、朝定食なるものを食いに来たサラリーマンで
店がごった返している。
『おかわりぃ!』
イシマルのピッチが速い。

『オカワリィ!』
アイジマのピッチも速い。相変わらず、二人は
180度逆さまリズムのままで、生ビールをあおる。

『おがわるぃ ちぁうだあい』
イシマルがさらなる追加注文を頼んだ時、
昼定食の看板が、店に掲げられた。
『あんだよ~ヒルてぇいショクってええ~』
アイジマのとろりとした目が、サラリーマンをねめつけた

『勘定おにぇがあ~い・・』
その言葉を待っていたかのような、さわやかな返事
『○○○○○円です!』
店を叩き出された、我々の上に、はじけるような炎天の太陽!

都合、30杯近いジョッキをあおり続けた、しがない役者二人が
観光客あふれる京都の街角を、
歌唄いながら、カカトはねあげ、かっ歩したのであった。
# by ishimaru_ken | 2006-06-01 06:37 | 仕事
富豪刑事
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TVドラマ 富豪刑事のイシマルのセリフ
『いくら華やかに見せようとしても、君たち成金組が作ったクラブなど、しょせん金メッキのハリボテ~』

又、事件が起きた。
ドラマのロケに 学士会館 という所を借りた。
ここは、東京大学や、京都大学などを卒業した方や、
学長などのみが入会出来る、由緒正しいクラブなのである。
建物も明治を思わせる古めかしさで、
それぞれの部屋で、会食が出来る。

それは、昼どきだった。
イシマルが現場から少し離れた、エレベーターの前で、
セリフの練習をしていた。
そして、エレベーターの前には、なぜか
スタッフが片付け中の、長椅子が置かれてあった。
上記のセリフのくだりになった時、
スーッ
エレベーターのドアが開いたのである。
中から、一人の初老の紳士
シルバーグレーの髪に三つ揃いの背広。
そこに、このセリフがかかったのである。

君たち成金組が作ったクラブなど、しょせん~』

カッ! 紳士の目が見開いた。
(きさまあ~!)
紳士のの口元が、引きつる。やにわ、
エレベーターの前にいる、無礼な男に、掴みかかろうと、
グッと、足を踏み出した。

ドガッ!
紳士の足が長いすにぶつかる。
バタバタ、ヨタヨタ~
必死の思いで、体勢を立て直した紳士!
怒りで顔が真っ赤に染まっている!
(きさまあ~!)
・・と、遠くから、
「○○様、こちらでございます。」
折りよく、タキシードの執事の声がかかった。

イシマルを睨みながら、背筋正しく、歩き行くあの方は、
ひょっとして、御偉い大学の元学長さんだったのだろうか・・
成金 呼ばわりされて、驚いただろうな。
苦学の末に、辿り着いた学長の身分だったろうに、
成金 呼ばわりは、可哀そうだったな。

一部始終を見ていた、イシマルのマネージャーが言う、
『あんな、見事な 間の悪い事って、あるんですねえ。』
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6月9日夜9時 朝日放送 テレビ朝日系列
# by ishimaru_ken | 2006-05-31 07:26 | 仕事
元気が良けりゃ
毎日、舞台を昼夜やっていると、かなり疲労が溜まってくる。
こういう時飲む、いい漢方薬なんだろう?
その薬のキャッチコピーを考えていた。

<元気なあなたが見たい!>
<明日こそ、すがすがしい朝を>
<さよなら疲れ君>

う~ん、いまいちかなあ~
と思いながら、歩いていたら、薬屋のガラスにコレが!

疲れて死にそうな方 店内へ>e0077899_582084.jpg

なーるほど、これでいいのか。
思ったままを言えばいいのか。
何事も直球が一番なのだ。
疲れてはいるが、死にそうにまではなっていない人でも
店内に入りたくなる。






入って、おそらく置いてあるだろう椅子に
倒れこみたくなる。
表のナントカ薬ちょうだい。
甘えたくなる。
毎日でも、この薬屋に通いたくなる。

そうかそうか、
病院も、少し営業努力をしましょう。

<疲れて死にそうな方、当院内へ>
# by ishimaru_ken | 2006-05-30 05:10 | 仕事
シジフォスの投擲(とうてき)
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この写真、何をやっているか、わかりますか?

誰かが、<砲丸投げの練習>をしているのです。
そっと、眺めていました。

彼は、所定の場所から、重たいタマを投げるのだ。
ひとつ・・ふたつ・・みっつ・・
3個のタマを投げ終わると、十数メートル先に転がった
そのタマを拾いにいく。
ぼそぼそと歩く。
拾っても、重たいので下手でよいしょと投げる。
やがて、再び、元の場所から同じ行為が繰り返される

彼は、ひとりだ。
コーチはいない。
ただ、黙々と重いタマを投げる。

これまで、様々なスポーツの練習風景を見てきたが、
これ程、短調で、つまらなそうな物は知らない。
つまらない なんて言ったら、彼に怒られそうだ。
逆に言えば、彼はすごい人なのかもしれない。

マラソンだって、ただ走るだけだが、
少なくとも、風景は変わるぞ
水泳は風景は変わらないが、長距離を泳ぎきった
達成感があるぞ
同じ投擲種目でも、円盤投げや、ハンマー投げは、
遥か遠くまで飛んだという満足感があるぞ
同じ球技でも、サッカーとは、天と地ほど開きがある。
待てよ? これは、球技じゃないのか・・

彼を眺めていたら、ギリシャ神話のあの話を思い出した。
《オリンポスの神々に敗れ去った巨人シジフォスは、その罰として、大きな岩を山のてっぺんまで、運びあげる苦役を課せられた。しかし、何度運び上げても、ゴロゴロと落ちてしまうのである。永遠に終わる事のない作業・・》

このギリシャ神話を、彼は知っているだろうか?
どうか知らないで欲しい。
もし、知ってしまったら、もう、
・・タマを拾いにいけなくなるよ・・
# by ishimaru_ken | 2006-05-29 07:09 | スポーツ
旧暦 端午の節句
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旧暦の端午の節句が、もうすぐである。
太陽暦の5月31日
旧暦を重んじる台湾では、こう云われている。

《その日の正午に、生たまごが立つ

「ウソだと思うなら、やってみたらいいよ、イシマルさん。」
いきつけの台湾料理屋 華華(ふぁーふぁー)の
おかあさんがのたまう。
でも、その時間、ドラマのロケをやっているんだよね。
朝出る時に、生たまごを持って出るしかないな。
割れない様に、しなきゃな。
すごいな、立ったら!

正午のイベントが終わったら、たまご どうしよう?
そうか、ロケ弁当を食べる時、生たまごご飯にすればいいんだ。
弁当に生たまごをカケル人は、あまりいないだろうな。
羨ましがられるかな?

皆さんも<たまご立て>試してみませんか?
そして、昼定食、昼弁当に生たまごをかけましょう。
ハヤルかもしれません。
# by ishimaru_ken | 2006-05-28 07:13 | その他
おのおの方
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『おのおの方!エイ、エイ、オー!』

といえば、<忠臣蔵>の、トキの声である。
吉良上野介を討ち取った直後の、四十七士の叫びである。
一昨年、10時間時代劇<忠臣蔵>に出演した。
そして撮影は、いよいよ大詰、<トキの声>を迎えた。

この、番組の主人公《大石内蔵助》を演じているのは、
歌舞伎界の大御所、[ 中村吉右衛門 ] である。
吉右衛門と言えば、鬼平犯科帳の鬼ヘイである。
撮影現場でも、大御所過ぎて、近寄って行く役者はいない。
朝、「おはようございます。」
といったら、それっきりだ。
(・・と、誰もが思っていた。)

さて、いよいよ <トキの声>
撮影準備をしている待ち時間に、イシマルがバカな事を始めた。
血液型Aの人いる?』
「はい!はい!はい!」(四十七士が集まってくる)
『ほんじゃ、いくよ!おのおの方!血液型を述べよ!
(その人を指差すと、本人が血液型を叫ぶのである)
 !」
 !」
 !」

その間、大御所はといえば、ずっと離れた所で、多くの
取り巻きに囲まれて、メーク衣装直しに余念がない。

「は~い、テストいきま~す」
さあ、大御所 吉右衛門さんの出番だ。
我々は、内蔵助の周りを取り囲む。
宿敵、吉良を討ち取った喜びに泣きむせいでいる。
内蔵助、すっくと立ち上がるや、大声で

おのおの方!血液型を述べよ!』(指差す)
A A O !

・・・あっけにとられていた。
その場にいた、百数十人が、あっけにとられていた。
ポカンと口を空けていた。
歌舞伎でも、非常に有名なセリフを、
パロっちゃったのである。
しかも、歌舞伎界の大御所が・・

どうやら、吉右衛門さん、離れた所から、
こっそり、イシマルのバカを見ていたのだ。
見ている内に、やりたくなったらしい。

その後、どうなったかって?
み~んな、吉右衛門さんが大好きになっちゃった。
「おはようございます~」と挨拶したら、そのまま、
話し込んだりしている。e0077899_9114887.jpg

鬼ヘイさん
 なんとも、オチャメな方だったのだ。
# by ishimaru_ken | 2006-05-27 09:14 | 仕事



石丸謙二郎
by ishimaru_ken
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