掩体壕とは、 第二次大戦の時、航空機を敵の爆撃から守るために、 拵えた、防空サイトだ。 日本中に、いまだ防空壕が残されているように、 飛行機の防空壕が、掩体壕だ。 知ってる? 私は、一応知ってはいたが、 こんな身近に残っているとは知らなかった。 そこは、大分県の宇佐市。 自転車で、ぶらりと田んぼの中を走っていたら、 突然ソレが現れた。 びっくりした。 「ま・・まだあったんだ掩体壕!」 慌てて、中を覗いてみると、 当時の戦闘機のエンジンが陳列されている。 そして、その戦闘機が飛び立った滑走路は、 現在、長~い直線道路として、使われている。 勿論、田んぼの中だ。 その田んぼの中を走り回った。 すると、 掩体壕を10個見つけた。 70年近く残ったのではなく、敢えて残したらしい掩体壕。 アメリカの爆撃機に見つからないように、 こんもりとした丘になっている。 形だけみると、古墳に似ている。 宇佐市は、ローマ字表記すると、 《USA》となるんだが・・・ #
by ishimaru_ken
| 2013-12-15 05:39
| 謙の発見!
《入水鍾乳洞》いりみず 日本にあまたある観光洞窟の中で、 探検観光洞窟として、オープンしている珍しい洞窟だ。 <どこにあるか?> 大洞窟として有名な、阿武隈洞から車で、5分。 <料金は?> Aコース550円。 Bコース700円。 Cコース(5人まで、インストラクター付きで)4600円。 <時間は?> 往復で、A30分。 B60分。 C90分。 <準備するものは?> 濡れても構わない格好。 レンタルの雨具とサンダル、ロウソクとマッチを貸してくれる。 今、ロウソクとマッチと言った。 これが、この洞窟のスリルを盛り上げる。 A~Cまで、一本道のコースである。 洞内に入ると、Aコースは明かりがあるが、 次のBコースの柵を越えると、明かりがわずかしか無くなる。 ほとんど真っ暗な中を進む。 唯一の明かりは、アナタが持っているロウソクだ。 足元には、地下水がザーザーと流れている。 氷水に近い冷水だ。 天井からポタンポタンと水がしたたり落ちる。 すると、何が起こる? 偶然にも、ロウソクの火に、落ちてきた水が当たると・・ ジュッ! 明かりが消える。 ヒエェ~~~ ここで、アナタは、入り口で貸してもらった、 マッチを取り出さなければならない。 取り出した挙句に、間違っても、落としてはいけない。 下は、水ジャージャーだ。 真っ暗闇に、取り残される。 だから、細心の注意を払って、マッチを取り出し、 慎重に、火薬を擦る。 ロウソクに点火したら、再びマッチをしまう。 もちろん、濡れないポケットにビニールに包んで、しまう。 洞内の天井は、高かったり、低かったり。 低いところでは、60センチほどしかなかったりする。 つまり、這ってすすむ。 そこにも、水がジャージャー。 「ずぶぬれじゃないか!」と、嘆いた方がいい。 そして、Bコースが終わると、カギがかかった門扉があり、 Cコースの始まりだ。 インストラクター同行でなければ、入れない。 なぜか? ここから先は、まったく明かりが無い。 その上、一箇所、上か下か、どっちに進むのか迷う場所がある。 間違うと、極めて危険だ。 正解は・・・教えない。 この探検洞に入って出てくると、 たいがい頭や背中に、軽い傷をおっている。 恐れおののいた代償である。 スリル代ともいえる。 そして、ご褒美は、出てきた所に、 温泉が待っている。 700円で、こんなに楽しめる観光施設があるだろうか? えっ、もしマッチを落としたら・・? ふふふ・・その時のために、入り口で、 手首に番号札をくくり付けられたでしょ。 一定時間以内に帰ってこなかったら、捜索隊が出るってサ。 ヒエェ~~~ #
by ishimaru_ken
| 2013-12-14 05:49
| その他
カラアゲと云えば、鶏のカラアゲだ。 漢字で書くと、空揚げだったり、唐揚げだったり。 これといった決まりはない。 でも、カラアゲが好きだ。 飲み屋に仲間と集まると、注文品に、必ずカラアゲが入る。 カラアゲを入れないと、むくれるヤツもいる。 「なんで、カラアゲたのまないんだ?」 コブシを上げて、カラアゲ必要論を振りかざす人がいる。 飲み屋のつき出しが、カラアゲでも許すという輩もいる。 さほど、カラアゲは愛されている。 もはや、日本に、カラアゲ無しでは済まされない雰囲気すらある。 パーティに、カラアゲが無かったら、「くびすを返して帰る」と、 涙するオジサンもいる。 さほど、カラアゲは愛されている。 今や、カラアゲは文化になりつつある。 その文化の発祥地は、大分だ。 大分県に行くと、カラアゲ専門店が、そこかしこにある。 どのくらいあるかと、問われると、 街道筋を、それとなく走っていると・・ 「これでもか!これでもか!」 カラアゲのカンバンが目に入る。 あまりのカラアゲ屋の多さに、驚いてほしい。 3~4件とおり過ぎても、どうってことない。 まだまだ、カラアゲ屋は出現する。 でだ、本気でカラアゲを食べたいなら、 大分県の宇佐(うさ)市に行くといい。 何種類ものカラアゲを楽しめる。 餃子の宇都宮の、カラアゲバージョンだと考えていい。 町のアチコチで常に、 ジュウジュウ、カラアゲが揚げられている。 ハフハフ、皆がかぶりついている。 餃子が安いように、カラアゲも安い。 「100グラム下さ~い」 『今、揚げます』 ジュワ~ 「おいくら?」 『170円です』 熱々の塊りが、みっつほど、渡される。 「100グラムくださ~い」 一日に、4軒回ったけん! #
by ishimaru_ken
| 2013-12-13 05:31
| 仕事
なんと八面山登山には、まだオマケがあった。 《山に登った後には、温泉に入る》 テーマとして掲げている温泉入浴。 大分県とは、日本一温泉が多いという事で、 自ら《温泉県》と名乗っている。 ならば、八面山にも温泉くらいあるだろうと、タカを括っていた。 私がこう云うと、タカは括られなかったと、普通考える。 ところが、普通は裏切られ、 そのタカは、見事に括られた。 いとも簡単に、温泉が見つかった。 その名も、 《金色温泉》 かないろ温泉 600円 この温泉の特徴は、何と言っても、露天風呂だ。 露天を歩きながら、いくつもの風呂に湯浴みできる。 おりしも紅葉の時期、モミジ狩りと湯浴みを楽しむことができた。 できたと言ったものの、その実態は、裸の徘徊である。 アッチの風呂にパタパタ・・ コッチの風呂に、ピタピタ・・ 遠くのソッチの風呂にも、プラプラ・・ 3周ほどもすると、めまいがしてきた。 ここは、来年のNHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」の地である。 官兵衛の顔出しマルに、顔を突っ込んだのは云うまでもない。 (コレって、カメラのタイマーで撮るのは、やっぱ恥ずかしいな) #
by ishimaru_ken
| 2013-12-12 05:46
| 謙の発見!
山を降りている途中に、大きな岩に出くわした。 高さ19m、周囲57mの四角い岩だ。 岩には、名前がついていた。 《ややま権現石舞台》 石舞台とは言うものの、造ったものではなく、自然の石。 グルリと周りを巡れるようになっている。 っと・・? 岩の側面に、白いチョークの跡を見つけた。 チョークとは、フリークライミングの時に使用する粉チョークだ。 手の平にまぶし、岩と手の摩擦をあげる。 汗で、滑らないようにする為の粉だ。 チョーク跡があるという事は、 誰かが、常々この岩を登っている? あわてて、八面山のパンフレットを引っ張り出す。 あったあった! <ボルダリングコーナー> ブルダリングとは、低い岩を、単独で登るクライミングである。 確保ロープを使わないので、手軽にできる。 (この岩は、観光地らしいけど、パンフにも載ってるし) 登っていいのかも・・ さっそく、岩にとり付く。 うむ、なかなか難しい。 というより、途中で、もし落ちたら、ケガするかも。 一人はやはり、危ない。 というより、石舞台というからには、 厳かなモノではないのだろうか? 榊(さかき)関係のような気がする。 登ったりしてはいけないのではないだろうか? 両手を合わせて礼をして、その場を去った。 パンフの岩場を、よくよく観察してみたら、 どうも別の場所であるらしい。 失礼しぁしたあ~ #
by ishimaru_ken
| 2013-12-11 06:17
| スポーツ
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