
70年前の父親の写真
昨日の続き~
正也のDNA
次男坊のけんじろうが、両親に付けられた接頭語。
<
おりこうけんじろう>
昨日クイズにしてしまったが、
え~立派なニックネームでないですか・・
とお叱りを受けそうだ。
そもそも、接頭語を付けると云う事は、
その子に、こうなって欲しいとの願望が込められている。
つまり、次男坊けんじろうには、
おりこうになって欲しかったらしい。
さあ、ここで、<おりこう>を考察しよう。
<おりこう>を変換すると、<お利口>になる。
その<お>を取ると、<利口>になる。
利口=賢い
どういう事か?
<お>が付いただけで、賢いという意味から、
《
いう事をきく》という意味に変わる。
両親にとって、私は<利口>ではなかったらしい。
長男のように、賢くなかったらしい。
んだもんだから、せめて<お利口>になって欲しかったらしい。
云う事をちゃんときいてくれる子供になって欲しかったらしい。
んだもんだから、
私を呼ぶ時は、いつも、
「
おりこうけんじろう!」
そう呼びながら、心の中では、願っていたに違いない。
(せめて、
おりこうにしててね、けんじろう)