
青森県人と、大分県人が、大いなる誤解の上で、
会談し、お互いを讃えたとしたら・・・
大「いや~青森県!いいですねエ~まずは、
洞爺湖サミットおめでとう御座います」
青『ソレ、北海道なんですけんど。ま、いいです。
東コクバル知事によろしくお伝えください』
大「それ、宮崎なんだけんど・・ま、いいや。
一度、青森に行って、わんこソバ食べたかったんですよ」
青『それ、盛岡じゃないですか?』
大「そうか、わんこソバ盛岡は秋田県だったネ」
青『いや、盛岡は岩手県ですが・・』
大「ごめんごめん、今度青森ネプタ行くよ」
青『んだらば、私は博多ドンタクへ』
大「って、ドンタクは福岡だよ。私は大分!
今、博多ドンタクって言ったじゃない」
青『博多は大分とは遠いんですか?』
大「遠いとか言う問題じゃなくてぇ・・」
青『あっ、別府温泉入りたいなぁ~』
大「あっ、どうぞどうぞ、」
青『砂風呂の指宿(いぶすき)やりたい』
大「それ、鹿児島県だし、いぶすきは地名だし」
青『是非食べたいのは、トンコツラーメン!』
大「うん、是非食べて」
青『屋台で飲んだ後にネ』
大「だからぁ、それは博多でしょ」
青『お土産にシーサーも買いたいな』
大「ううぅ、それは沖縄なんだけんどぉ~」
青『竜馬の銅像は拝める?』
大「うん、拝めるヨ、四国に渡ったらネ」
青『オッ、さっきネプタ来たいって言ったネ、おいでヨ』
大「うん、流氷観光の後にネ」
青『流氷って、うぅ~季節違うし、それ北海道だし・・』
大「そうそう、青森に行って一度食べてみたかったんだ」
青『なに?』
大「タン」
青『タンって、牛舌のタン?』
大「そのタン」
青『そのタンは、仙台だよ、宮城県だよぉ!』
大「青森から遠いの?」
青『遠いとかそういう事ではなくってぇ~』
大「そう云えば、マリモ上手く育ってる?」
青『それは、北海道の阿寒湖です!』
大「ふんじゃ、石川啄・・」
青『宮城ケ~ン!』
大「宮沢賢・・
青『秋田ケ~ン!』
大「太宰治」
青『はい、青森県です』