<ミルクコーヒー>は、優れた飲み物である。
食べ物や飲み物を混ぜると、ポイントが上がるものがある。
イチゴミルクなんてのは、典型的な例だ。
イチゴ + ミルク = イチゴミルク
(1) (1) (3)
1+1が3になった。
美味しさが、2倍以上になったのである。
それを踏まえると、ミルクコーヒーの場合
ミルク + コーヒー = ミルクコーヒー
(1) (1) (5)
1+1が
5になったのである。
美味しさが、もの凄く飛躍したのである。
ミルクと混ぜて、
それほど美味くなる飲み物ってあるだろうか?
例えば、ミルクティ。
ミルク + ティ = ミルクティ
(1) (1) (2・5)
コーヒーとの落差が激しい。
例えば、抹茶ミルク
抹茶 + ミルク = 抹茶ミルク
(1) (1) (3)
まあまあのパフォーマンスを味あわせて貰った。
例えば、ミルクシャーベット
ミルク + 氷 = ミルクシャーベット
(1) (1) (2)
さほど感動しない飲み物とも言える。
例えば、ミルク焼酎
ミルク + 焼酎 = 焼酎の牛乳割り
(1) (1) (0・5)
双方が情けない味になってしまう。
のど越しが良いので、ついついグビグビやってしまい、
翌日後悔することになる。
そうなのだ。ミルクコーヒーとは、
跳びぬけて評価の高い
変身をする飲み物なのだ。
生まれてから、ミルクコーヒーしか飲んだことがない人が、
初めてその単体であるミルクとコーヒーを
別々に飲んだら、
たった一言、こう言うに違いない。
「なんじゃこりゃ・・」
銀座の田んぼ その後