~昨日の続き~
私と自転車が発見したスロベニア料理店<ピカポロンツァ>
「ごめんください」
『は~い』
「予約をしたイシマルですがぁ~」
『どうぞどうぞ、おあがり下さい』
現れたのは、日本人の女性だ。
靴を脱いで、2階へ上がると、大柄な白人のシェフがニッコリ。
案内の女性の旦那さんで、彼が、スロベニア出身だと分かった。
ピカポロンツァ
この転がるような響きに惹かれる。
どういう意味だろう?
『
てんとう虫ですヨ』
なるほど、可愛い名前なわけだ。
可愛いヤツには、可愛い名前が付けられる。
室内を見回すと、てんとう虫グッズに溢れている。
壁掛け時計も、てんとう虫のデザインだ。
料理の方は、全く分からないので、お任せにしてもらった。
まず、前菜に驚いた。
金沢の治部煮に似て、食材を煮〆てある。
一見和食かと見間違える。
酸味が利いているのだが、味付けは分からない。
不思議な味だが、パクパク箸が進む。
その後、出された数品にも、いちいち溜息が出る。
ピザ風の一皿は、蕎麦の生地にチーズが焼かれている。
スロベニアは
蕎麦の産地だそうだ。
蕎麦料理がたくさんあるそうだ。
パンも蕎麦パンだった。
そういえば、バターやオリーブ油が使われていた風がない。
お腹いっぱいになったのに、脂ギトギトの感がない。
いやあ~おいしかったぁ~
あさって12月4日に、
サッカーワールドカップの抽選が行われる。
32チームが8つのグループに分けられる。
つまり、4チームが、まず予選で当たるワケだ。
その
同じグループに日本とスロベニアが入ったとしたら、
しばらくは、ピカポロンツァの予約は取れなくなるナ。
ピザ風
鹿肉料理