
コレ、なんだか解る?
ソフトクリームじゃないヨ。
<マグロ丼>
青森県、浅虫温泉の駅からほど近い食堂、<鶴亀屋>。
なんてこたあない町の食堂に、それはあった。
食堂に入ってまず目に入ったのが、このマグロ丼。
たくさんいるお客さんが、注文しているのだ。
その大きさが、半端でない。
壁のお品書きを見渡すと、
<マグロ丼>と<マグロ丼ミニ>がある事が知れた。
迷うことなく<ミニ>の方を頼んだ。
それは、サラっと、目の前に出された。
もう一回最初の写真を見て欲しい。
大量のマグロを支えている丼は、普通の丼だと考えて下さい。
この状態がミニなのだ。
どうやって食べるのだろう?
回りを見渡し、対策を練る。
皆、小皿に、マグロを一端降ろし、まずはご飯の確認をしている。
え~なになに・・小皿に降ろす・・
え~!
小皿に乗り切れないじゃ~ん。
仕方ないので、タクアンが乗っている小皿にも降ろす。
それでも乗りきれない。
まだ、半分以上が、盛り上がったままだ。
ご飯なんか、見えようがない。
しょうがない。
醬油を上からぶっ掛ける。
ん・・?
何かに似てるナ。
はは~ん、
かき氷だ。
氷の代わりのマグロに、ミツの代わりの醬油を掛ける。
そして、氷ならぬ、マグロを頬張る。
う・う・うまい!
なんでも、このマグロは冷凍ではなく、
生マグロなのだそうだ。
どうりで、うまいワケだ。
さて、食べ続ける事、しばし・・
ついに、白いご飯らしきものが、見え始めた。
バクバク
やがて、白いご飯に箸が刺さった。
しかし!
その時、すでに私の腹は満腹状態であった。
隣の小皿2枚に、うず高く盛られたマグロが、
恨めし気に、こちらを睨んでいる。
乗っかっていたマグロの量の計算をしてみる。
これまで食べた事のあるマグロ丼と比較すると、
凡そ、
10人前の量が乗っていたナ。
味も美味かったナ。
ふ~む、ミニじゃなかったら、どうなってたんだろう?