
「おほ~宮殿だあ~」
与論島の海の底の潜ると、突然、神殿が現れた。
・・のではない。
人為的に、かような神殿風の物を沈めてあるのだ。
まるで、
太古の遺跡を発見した様な錯覚に陥る。
ダイバーの為に、沈めた人工物ではあるが、
漁礁にもなっている。
魚が棲みつき群れている。
かような神殿風の構造物があると、
当然、「ここでやろう!」と考える人が出てくる。
<
結婚式>
そうなのだ。
水中結婚式をとり行うカップルがいる。
ウエディングドレスを着て、タンクを背負い、
レギュレーターマスクを咥えての結婚式だ。
参列する人達も、やはりタンクを背負っている。
二人の回りを取り囲み、吐きだした気泡で、
水中に気泡の柱をグルリと立てる。
神父の訓話は、ボードに手書きだ。
サンゴの指輪を交換し、
水中キッスも敢行する。
・・らしい。
おまけに、神殿の天井には、ご丁寧にも、
<ハート型>の穴が開いているのだ。
カップルで、この穴をくぐり抜ける。
・・らしい。
時折、お腹がつかえて、大騒ぎするカップルがいるらしい。
通りかかったウミガメは首を傾げたらしいよ。
(水面下10数mで、人間は何をやっとるのかネ?)