
ウインドサーフィンにおける、スピードは
永遠のテーマである。
先日、本栖湖で、イシマルの最高タイムが出た。
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65、1km> 時速
GPSによる、瞬間スピードである。
自動車を走らせて、65キロのスピードとは、
まあ、さほど騒ぐほどの事もない速さである。
ところが、
水の上を飛びすさる物体のスピード感は凄まじい。
小さな風波が、洗濯板のようなデコボコに見えてくる。
激しい凹凸に感じられてくる。
ちょっとした小波で、跳ね飛ばされる事態に陥る。
ワザと
力と、
根性が試される。
スピードを出している最中は、
ほとんど息を止めた状態で、走っている。
ウインドサーフィンを知らない方の為に説明すると、
エンジンが付いていない水上を走る道具で、
最も速いのが、ウインドサーフィンである。
世界記録は、時速
100kmに近づいている。
であるからして、
ブレイクした時に恐ろしい事が起こる。
ブレイクとは、クラッシュの事である。
クラッシュとは、
無茶苦茶になる事である。
うまくいって、水上を3回転ほど身体が転がる。
うまくいかないと、手足頭が、やばい方向に捻る事になる。
水もスピード次第では、硬い物体に変身するのだ。
んだからして、スピードに挑戦するヤツは、
根性の座った楽天家が多い。
「65,1キロ、出たゾ~!」
みんなに、GPSを見せて回ったら、
その30分後、ツッシーが水から上がってきて、
「これ、見てください」
GPSを差し出す。
<
66、0km>
ガ~~~~ン!