両国は力士の町である。
言い方を変えよう。
両国は、関取の町である。
もっとフランクに言おう。
両国は、お相撲さんの町である。
お相撲さんが、闊歩する町である。
浴衣を着た、チョンマゲ結いのお相撲さんが、
そこらに、ふらふら歩いている町である。
そこらどころか、普通に自転車に乗って、買い物袋を下げて、
うろうろしている町である。
頑張って見に行く必要はない。
何となく行けば、
コンビニの入り口に、
ゴツンっと頭をぶつけているお相撲さんを目にする事が出来る。
キーーーーーー!
赤信号に、自転車のブレーキが利きもせず、
反対側まで渡ってしまったお相撲さんの、
テレくささを見る事が出来る。
歩きながら脱げてしまった草履を、
手で嵌めようか?
足でなんとかしようか?
迷っているお相撲さんのいら立ちを、見つける事もある。
ショーウインドーに、とんでもなくデカイパンツが
飾られてあったりする。
店に恐る恐る入ると、バカでかサイズの服が陳列してある。
3L、4Lは当たり前で、最大
8Lを見つけた。
さらに、こんなお店も発見したりする。
ジャイアント馬場よりデカイ足形、発見!