<台車>あります?
おうちに台車あります?
お店をやっているとか、頻繁に引っ越しをする方以外、
そうそう、台車をお持ちではないでしょう。
配達の人が荷物を運んでくるか、
知りあいに借りる程度じゃないかな。
したがって、
台車の値段が、わからない。
わからないのではなく、およその数値さえわからない。
何万円もするものなのか?
1000円ほどで手に入るものなのか?
ピンからキリまであるものなのか?
ところで、今舞台で、台車で遊んでいる。
台車で遊んでいたら、そのまま舞台に出たという言い方でもいい。
私は、<
ダイシャマン>である。
その台車にも、それぞれクセがある事実が判明した。
下に付いている、4つの車の動き次第で、
ひとつひとつの台車にクセがあるのだ。
ただちょっと押してみる位では解らないが、
ちょいと軽く蹴ってやると、
台車は不思議な動き方をする。
そのクセを見破ったのが、私<ダイシャマン>なのだ。
その蹴りの力の入れ方、方向性を把握すると、
その台車は、ある
一定の動きをし続ける。
例えば、蹴られた台車が、クルリと廻って、
自分の所に戻ってくるように操作する事も出来る。
床の状態や、湿気などを加味し、台車に向かう。
台車に命を吹き込むのである。
深呼吸後、息を止め、そっと台車に足を添える。
子供の背中を押す感覚で、蹴る・・・
「大袈裟だねえ」と肩をすくめたアナタ。
あなたが街で見かける台車は、
まだまだ、
命を吹き込まれていない可哀相な台車なのだ。
ダイシャマンに掛かれば、自由自在に動ける
素敵なマシンに変身するのだ。
嘘だと思うなら、舞台<スリーベルズ>をご覧になるといい。
ダイシャマンの実態がわかる。
えっ、もう舞台終わるって?
ほんだら、舞台DVDも売りだされるらしいヨ。
そうそう、自分で台車買いました。
思ったより安い・・
2980円でした。
台車を譜面台にする男たち