~昨日の続き~
サバの模様に意味がある事が、わかった。
上から見ても、下から見ても、さらに、横から見ても、
見えにくい紋様とウロコと持っている事が、わかった。
優れた卒業論文であった。
ところで、イシマル博士から、
水槽をお持ちの方に、訊きたい。
水槽で飼っている小魚のうち、1匹が死んだとする。
その死んだ魚を、そのまま放置しておくと、
他の魚まで死んでしまうよネ。
伝染病という訳ではないのだが、
死という良くないモノで、水槽の水が悪化するらしい。
そこで、あなたは慌てて、その小魚を取り出し、
埋葬する・・でしょ。
水槽の場合は、こうして、うまくいった。
ところが、問題は、海や川や池だ。
誰かが、死んだ魚を取り出さなければならない。
ん・・?
誰がやる?
鳥だ。
他の魚だ。
では、鳥や、他の魚は、
どうやって
魚が死んだのを見分けるんだ?
ここで、昨日のサバくんの模様の話が出てくる。
生きている時には、上も下も横からも見つかりにくい。
では、死んだ場合どうやったら、見つかり易いか?
《腹を上にして、浮かぶ》
なぜか、魚は死ぬと、腹を上にして、浮かんでくる。
そうすれば、擬態が逆転して、
どこからでもすぐに見つかる。
逆さまになる=見つかり易い
死んで、まだ痛まないうちに、エサになれるのだ。
やっぱ、自然って凄いネ。
魚は、意味があって、腹を上にして、
ご臨終していたのだネ。
生前の向きで、死んじゃったら、
なかなか食べて貰えないもんネ。
死んだあとの事まで考えているなんて、
偉いサバくんに感謝だネ。
今夜は、シメサバで感謝するネ。
ありがとネ。
高級サバ缶詰 (福井で売ってた)