昨日、お馬鹿な実験をしているバタヤンの話をした。
こう書いた。
<ええ加減に遊びながらアイデアを提出して、
世界的なデザイン賞を受賞しようと実験中の、
バタヤン>
すると、その前日に、
バタヤンからメールが届いている事に気づいた。
なんと、その世界的な賞を、
とっちまったらしいのだ。
サンヨーの《ザクティ》のデザインにおいて、
イギリスの、
グッドデザイン賞のグランプリを、
見事受賞したので、
ロンドンまで、行ってくると、
メールの文字は言っている。
ふ~ん、
ええ加減に遊んでいるとばかり思っていたら、
以外や、ちゃんと仕事はしていたんだ。
早くも、実験が成功した人が現れた。
<働かずに遊んで暮らそう>実験を慣行中の、
ナカヒラ君にも、ひと筋の光明が見えた。
ふた筋には、まだまだ遠いが、見えた見えた。
ナカヒラ君の実験は、
我々小心者には、とても手に負えない実験である。
なんとか、我々の夢を叶えて欲しいものだ。
その暁には、グッドデザインほどではないが、
それ相応の、
グッドな賞を、与えたいと考えている。
健闘を祈る。
「グッドな賞って、なに?」
今、後ろからナカヒラ君が、肩越しに覗き込んで、ほざく。
『ウインドの海外遠征なんて、どうだい?』
冗談で言ったら、
「いいっすねえ!」
てなこって、来週、海外遠征に行く事になってしまった。