<幻のラー油>
10年ほど前だろうか、沖縄は石垣島を訪問した。
帰り際に、空港で、 なんとなく、ラー油を買った。
うちに帰り、 なんとなく、そのラー油を餃子に浸した。
がああああああ~~~~ああああああ~~~んんんん!
今、もの凄い、 があ~んを書いた。
書き過ぎるほど書いた。
よし!
宣言しよう!
これまで、ラー油と云う食材を口にしてきて、
これほど 美味いラー油を食べた事がない!
辛い筈のラー油が、凄まじく甘く感じられる。
旨み成分バリバリのぉ・・
甘み成分ブクブクのぉ・・
この驚くべき旨さはなんだ!!!
持ち帰った私は、余りの旨さに、
餃子どころか、何にでも振りかけてみた。
炒め物はもちろん、スープにも、
あげく、ご飯ものにも、振りかける。
最終的には、いい加減に調理した野菜炒めに、
振りかけた。
すると、どうだ!
三ツ星レストラン様々の、
立派な中華料理が出来上がったではないか!
ないか!!
「さあ、石垣島まで買いに行こう!」
などと、悠長に構えていたら・・
世の中のスピードは凄まじく速かった。
「ひとり、お一つです」
石垣島まで、わざわざ買いに行った私に、
シビヤな言葉がかぶさる。
「大変、恐縮ですが、お並び下さい」
あの旨くてやまないラー油が、いっきに 希少品と化したのだ。
それも、 超のつく希少品になったのだ。
しかも・・しかもだよ・・
そのラー油を制作したのは、
元来の沖縄在住の方ではない。
そのご夫婦は、石垣島が好きで、
内地(内地)から移り住んだ移住者なのだ。
ほ~ら、いいでしょ。
とんでもないモノは、 情熱から創られるのかもしれない・・
by ishimaru_ken
| 2010-11-14 08:43
| 謙の発見!
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