
休みの日、
つくば市をフラフラしていたら、突然そいつが現れた。
なんじゃアレは?
門の向こうに、ロケットが見える。
入ってゆくと、物々しい文字が書いてある。
《宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター》
横文字で《JAXA》
読み方は(ジャクサ)でいいのかな?
どこを訳せば、JAXAになるのか解らないのだが、
ビルやら、柱やらに、ジャクサの文字が貼られている。
何やら入り口があるので、大きなビルに入っていくと、
なんと、そこに宇宙船が、ずらりと並んでいたのだ。
金紙で包まれた四角い物体が、ドデンと置かれてある。
本物なのか、レプリカなのか?
宇宙服まで、あるではないか!

勿論、着てみたのは言うまでもない。
着てみた・・は間違い。
服の中
入ってみたのは言うまでもない。
ロボットアームも展示してある。
動かせないのは言うまでもない。
コレらは、人工衛星だ。
地球の周りをグルグル回っていたモノだ。
おお!
国際宇宙ステーションの研究カプセルがあるではないか!
中に入っていいよと、フタが開いている。

おお!この映像は?
<かぐや>が、月面の周りを周回しながら、
撮りまくった映像ではないか!
クレーターが次々に現れる。
山脈や、平たい平地が過ぎてゆく。
ベンチに腰掛け、
一時間以上ず~と眺めていた。
すると、月面の地平線に、青い地球が、登りだしたのだ。
そう、コレは、こう呼ばれている。
<地球の出>
美しかった。
現在では、CGでも描ける映像かもしれないが、
月まで出かけて撮影した映像は、
やはり、美しかった。
