
「ああ~楽しいな~楽器でもかき鳴らそうかな~」
「ああ・・悲しいな・・楽器とお話しようかな・・」
メロディを奏でられる楽器は、
メジャーコードでもマイナーコードでも演奏できる。
できる筈だが、我思うに、その楽器そのものが、
メジャー向きと、マイナー向きに、
分かれているように思われる。
もっと分割すると、喜怒哀楽に分かれているのではないか。
例えば、喜
《
クラリネット》
こいつは、はなから笑っている。
楽観主義の筆頭といっていい。
タレントで例えると、植木等、所ジョージである。
ん・・?古い?
今、クラリネットなヤツいないんだなあ~
例えば、怒
《
バスーン》
いつも怒っている。
ぶつぶつ、文句ばかり呟いている。
時折、ブウゥ~~~と、不平を洩らす。
例えば、哀
《
バイオリン》
これは、<マイナーで哀>でしょう。
失恋をした・・うえ~ん
てな時は、バイオリンでしょ。
バイオリンが明るく飛び跳ねているなんて聞いた事がない。
泣いているのがバイオリンだ。
例えば、楽
《
木琴》
モッキンは、どうやっても、
のん気な父さんが良く似合う。
<ぶらり途中下車の旅>のナレーター
滝口順平さんの喋りは、
まさにモッキンそのものである。
どこか間が抜けており、青い空に浮かんだ白い雲の様である。
あっはぁ~