良かれと思ったことが仇になる話
車を走らせています。
高速道路を走っていると、
自分の前方にウインカーをつけた車が割り込んできました。
カッチ、カッチと
ハザードランプが点きました。
これは「ありがとう」「スンマセンナー無理な割り込みして」
の意味である。
今ではウインカーに次ぐほど
正当行為として行われているこの行為は、
実はいまから遡ること十数年前に
トラックの運転手たちの間で行われたのは始まり
…と言われている。
あまりにも車社会が殺伐としているので、
<割り込んだ時くらい挨拶しようや>ということで始まったこのマナーは、あっという間に全国の一般ドライバーに広まった。
ふーん、始めに思いついた人は偉いやっちゃ。
だた、あえてここで、大きく首を傾げたい。
この行為には、
危険が潜んでいるかもしれないのだ!
ありがとうのサインとしてカッチと1回だけつけるならまだしも、
2回3回とつける車のなんと多いこと!
(例えば高速を100キロで走っているとして、
カッチ・カッチ・カッチと3回点滅させる間には
およそ100M進んでいることになる)
高速道路で前方に割り込んできた車が
カッチ・カッチ…とハザードを点滅させる。
あなたはこう思うかもしれない
(…ん?もしかして、前方に障害物があって停止しようとしているのかな?…本来のハザードランプの使い方をしているのかな?)
そうなると自然に足は軽くブレーキを踏む。
スピードは緩む。
後方の車もブレーキを踏む…。
軽い渋滞が始まる。・・・と、それならまだいい。
カッチカッチにあまりに慣れっこになってしまい
本当は前方に障害物があり、前の車は停止しようと
本来の意味で使用しているのに、
あなたは「ありがとうのサインじゃな」と
勝手に思い込んでしまい、そのまま突っ込む。
新聞には載らないが、こんな事故原因例は、
実は結構多いのでないだろうか?
でも、だからといって、
この素敵な<ありがとう>のマナーを全面的に止めろ・・と
いっているのではないですぞ。
ここで提案
<ありがとう>のサインは
1回だけにしないかい?
しかも瞬間フラッシュというのはどうだい?
これはそんなに難しいことではない。
ハザードボタンを出来るだけ早く2度押してみてごらん。
つまり<点いた&消えた>。
あなたがたとえどんなに早くボタンを押しても、
必ずバザードランプは点いているはずだ。
早速、誰かに見てもらって試してみよう。
では、実践してみよう。
…すると、こうなる…
高速道路を走っている。前方に車が割り込んできた。
黄色いハザードランプが
一瞬フラッシュする。
(あーあれは「ありがとう」のサインだな)
0コンマ数秒のことである。
そして何事もなく、快適なドライブは続く。
もう、現在すでに
このようにハザードを使用しているドライバーもいる。
しかし、まだあまりに少数だ。
「おっ、こいつできるな!」 と言われてみない?