「小野伸二から絶妙なパスが中田英寿に通った!
なんと!中田、ワンタッチでキラーパスを前線へ。
そのボールを中村俊輔がヒールパスで柳沢へ!
柳沢ドリブルを仕掛ける…最後の一人のディフェンスを抜いた!!
おっと!
ディフェンスが後ろから柳沢の足をはらって、転倒!
惜しい、あまりにも惜しい!
決定的な瞬間を逃しました日本。
相手ディフェンスにはイエローカードが出されました。
惜しかったですね~セルチオさん」
セルチオ越前「あれはイエローカードで
済まさレル問題ではないですヨ。決定的な1点ですヨ、あれは。
そろそろルールを見直さなきゃナランな」
見直しましょう、ルールを!題して、
<フリーキックライン>
サッカーを観戦していてもっともがっかりする瞬間。
それは最高に胸躍る瞬間を、台無しにされた一瞬である。
見事なまでにパスが渡り、
鍛え上げられた最高のパフォーマンスを
今まさに見せてくれている瞬間に(ファウル)という
実に詰まらない手法で台無しになるのである。
そして、その台無しにした選手に対しての
ペナルティーがあまりにも小さい。
5点や10点以上入る野球やほかのスポーツと違って
1対0…なんていう試合が多いサッカーにおいて、
1点を防ぐためのイエローカードならディフェンスは屁でもないわね。
よもや、イエローをもらわないファウルはやりたい放題。
それがテクニックと呼ばれるんだから…ちゃんちゃら可笑しい。
そこで提案、ルール改正!

図を参照…ペナルティーエリアの外側に、
フリーキックラインを設ける。
Aでファウルをした場合は
A~aまでのどこから蹴ってもいいのである。
Bの場合も然り。
Cは従来どおりその場所からのキック。
つまりフリーキックラインの内側は、
従来の場所からのみとなる。
と、なると
Dでのファウルは、かなり有利になるよね。
(もちろん、即座にリスタートする場合は、
ファウルを受けた場所からこれまでどおり再開できる)
さあ、このことによって何が変わるでしょう?
ルール変更後、しばらくは同じ様にファウルが続くでしょう。
試合もブツブツ止まるでしょう。
しかし、フリーキックラインからの得点率は
そうとう高いと思われる。
そんな代償を犯してまでもやるファウルを
監督や観客が認めるでしょうか?
・・・当然、犯さない方向にチームが変わっていくでしょう。
自然、試合はブツブツ止まりにくくなります。
すると、流れの中での決定的な瞬間が増えるでしょう。
いかがでしょう?ルール改正案。
PKだって昔はなかったんですよ。