
『今日の戦い、どうでしたか?』
「そうですねエ~調子は良かったです」
「そうですねエ~悪くはなかったです」
「そうですねエ~」
スポーツの戦いの後のインタビューである。
お決まりのように、選手が口にするセリフが、
「そうですねえ~」
喋り始めが、コレである。
日本語が解からない外国人が聞いてみればいい。
判で押したように、喋られる
「そうですねエ~」
の意味を聞きたがるだろう。
同じ経験を日本人もしている。
英語が解からない人には、
アメリカ人のインタビューに於ける、この言葉に引っ掛かる。
「ウエ~ル・・」
「イッツア~」
喋り始めに十中八九くっ付いている。
話、戻って日本人。
「そうですねえ~」
コレは、スポーツ選手に限らない。
将棋や、碁の世界でも、接頭語に使われている。
名人が率先して使用するので、
若輩者は、当然使う。
「そうですねエ~」
これなしには、語れなくなってしまっている。
スポーツ界に再び目を向けると・・
相撲界では、言い方が違う。
「ソッスネっ」
息があがっているのだろう。
野球界では、痩せているのに、
「ソッスねっ」
何度も、この言葉を使うので、異様な短縮形になっていく。
「そ~えすねえ」
「ああ~えすね」
「・・すね」
さすが、俳句を生んだ国だ。
短くする天才である。
『アジフライ、何かけるぅ~?』
「ソッスね!」
おあとがよろしいようで・・