
一昨昨日、水面ダイブの話をした。
その夜、ケーブルテレビを観ていたら、
こんな番組をやっていた。
<クリフダイビング>
オリンピックの飛び込み台を遥かに超えた高所から、
飛び込む競技だ。
25m以上の高台から、挑んでいる。
あまりにも高いので、普段練習する場所すらない。
失敗した選手が、救急車で運ばれてゆく。
水の抵抗の恐ろしさを、最も知り尽くした選手達だ。
その時、私は、
彼らが、飛び込む真下に、不思議な
水の放水を見つけた。
飛び込む辺りに向かって手前から、
放水しているのだ。
なぜ?
答えは、昨日の私の話にある。
《水面が見えない》
高い場所から、波の立っていない水面をみても、
どこに水面があるのか、わからない。
そこで、見え易いように、
わざわざ、水を流しているのだ。
「ここ、ここですよ、水面は!」
そう云えば、子供達はその昔、岩から海に飛び込んだ。
勇気を持った奴だけが、高台から飛び込んだ。
更なる高台を、わざわざ探してきて、
もっとの勇気を試した。
飛び込める奴は、ほんの一握りになった。
そんな奴らでさえ、時折、プカリと浮かんだ。
「は・・腹ウチしたぁ・・」
腹ウチが、勇気の代償であった時代が甦る。

飛び込み台から下を覗くと放水で海面が見える