
これ、何だと思います?
緑の鉄骨は、見ての通り、高速道路を下から見たものだ。
で、左から、ビヨ~ンと伸びたクレーンは何?
このクレーンの本体は、高速道路上にある。
そこから、真下に、折れ曲がったクレーンを伸ばして、
架橋の下の修理をしているのだ。
下に伸びるクレーンである。
クレーンは、上に伸びるとばかり思い込んでいた私の
ウロコから目が落ちた。
では、もう一つ、伸びたモノ。

何だか分りますか?
真っ赤な鐘撞き櫓である。
ゴ~ンと鐘を撞く所であるのだが、
よく見て欲しい。
撞き棒から、左にヒモが伸びている。
私は、このヒモをたどった。

え~と、お寺の廊下に繋がっているゾ。
住職がお住まいになっている部屋の前に、滑車があり、
ヒモはそこを通って、垂れていた。
ん・・?
コレって、鐘撞き櫓まで、歩いていかずに、部屋を出た所で、
ヒモを引っ張れば・・・
ゴ~~~ン
なあ~るほど、この山寺は、冬は寒いわな。
ふ~ん、御住職の名誉の為に、どこだか内緒にしましょ。
でもね、御住職は少しは反省したらしいのだ。
実は、この寺を訪ねるのは、2回目なのだ。
以前、訪ねた折には、そのヒモは、廊下から更に伸びて、
部屋の中にまで、吸い込まれていたのだ。
ゴ~~~~ン