大晦日、ラスト、エンド、フィニッシュ、最後・・
すべての終わり、との表現は多い。
ところが、私たちは知っている。
《終わった試しがない》・・と。
終わる終わると云いながら、終わらない。
もうダメだね・・と云いながら、ダメでない。
そう、大晦日のあとに、日の出と共にお正月がやってくる。
この日は、特別な日ではない。
たまたま、正月なのだ。
太陽がめぐり、太陽が沈んでいく。
その中で、たまたま、沈んだ日が大晦日であり、
たまたま、出てきた日が、正月だ。
すべてが、たまたまで、日にちが作られている。
しかし、私は、そうは思いたくない!
きっと、大晦日の夕暮れには意味があり、
お正月の日の出は、神々しいのだ・・と。
かの哲学者デカルトも、述べたではないか。
《我思うゆえに、我あり》
そうなのだ!
《アナタ思うゆえに、アナタの正月あり》