すぐにエスカレートする。
何が?・・・ランニングがだ。
列車に乗って、とある駅まで行き、走って帰る。
最初は、3駅ほどであったのだが、すぐに4駅になり、
昨日は、8駅走ってしまった。
都内の駅ではないので、一駅間が長い。
ましてや、出鱈目に走るので、距離も長くなる。
20キロ弱の、ランニングになってしまった。
走り終えてから気づいたのだが、
生まれてこのかた、
そんなに長い距離を走った記憶がない。
長い距離を走ると、普段走っている距離では気づかない、
体の不具合が起こる。
《足の親指の爪が、浮いたように痛くなる》
《股関節の両端が、痛くなる》
「そんな事、今頃気がついたの?」
あきられそうだが、気づいたものはしょうがない。
そんな事より、私の不安は、私の
エスカレート癖である。
3駅から、8駅にエスカレートするのに、
数日間しかかからなかった。
この先、いったいどうなるのだろう?
自分で自分が、不安なのだ。
現に、さっき、《爪が痛い》のは、靴のセイにしていた。
《股関節の痛み》は、
慣れれば痛くなくなるだろうと言い訳していた。
医者に止められない限り、
エスカレートは、続くのではないか?
その
止めてくれるべき主治医は、大畠先生である。
私がケガで通院すると、
「どんどん動きなさい」
むしろ運動を奨励してくれる方なのだ。
止めてくれよう筈がない。
そもそも長距離走が苦手な私である。
なんで、こんな事思いついたのだろう?
列車は、乗った分、乗って帰ればいいじゃないか!