
オリンピックを見ていて、
ふと、考えてしまった。
「平等ってなんだろな?」
陸上や水泳、様々な競技があるが、
《選手は平等の条件で戦う事が出来るのか?》
陸上競技でみてみよう。
例えば、100m走。
厳密には、レーンによって、優劣があるだろう。
走り高跳びや投擲でも、時間帯で、風の影響で
優劣があるだろう。
例えば、水泳。
レーンの影響は大きい。
陸上と違い、全部の選手が見えないからだ。
ボール競技においては、会場の差であったり、
試合順であったり。
よもや、トーナメント競技(柔道、レスリングなど)
においては、クジ運がすべてだ。
さあ、そんな時、不平等を当たり前としている種目もある。
《セーリング》
不可思議な風をたよりにするスポーツだ。
いつどこから吹いてくるか分からない風を、
どう利用するかにすべてが掛っている。
ウインドサーフィンもそのカテゴリーだ。
海上に出たら、あとは、自由である。
とにかく、気ままな風を操って、
いち早くゴールに辿り着いたヤツが金メダルだ。
ある意味、最も難しい種目と言える。
全くの無風に近い状態から、
台風に近い状態まで、すべて乗りこなして、
一番速いヤツが金メダルだ。
っと、ここまで、話して結論を言おう。
私の私見では、最も平等なレースは、やっぱり、
《マラソン》だね。