<牛久大仏> (うしくだいぶつ)
茨城県、牛久にある大仏だ。
とにかくでかい!
青銅製としては、世界一でかい。
どれくらいデカイかと問われれば、こう答える。
《その手の平に、
鎌倉の大仏が乗ってしまう》
「えぇ~そぉんなバカな!」と憤慨したアナタ。
実際、近くによって眺めたら、
そんな口の曲がった言い方はできなくなる。
簡単に、その姿を数値化しよう。
高さ 120m
重さ 4000トン
左手の平 18m
親指直径 1,7m
人差し指 7m
目の長さ 2,5m
口の長さ 4m
鼻 1,2m
耳
10m
どうだ!
耳の長さだけで、鎌倉の大仏の高さ(11m)に近づいている。
どうだ!
って、私が造ったわけでもないのに、自慢している。
内部には、エレベーターがあって、
上層部から、外を眺められるようになっている。
周りになあ~んにも無いので、見晴らしが良すぎる。
どうだ!
って、まだ、内部に入った事もないのに、威張っている。
ちょっと横を通り過ぎただけなのに、誇らしげに喋っている。
牛久大仏とはそんな存在だ。