
《性懲りも無く》という言葉がある。
性懲りも無く、又、スノーシューに行って来た。
こうなると、間違っていると分っていても、
この諺を使わざるをえない。
《喉元過ぎれば、熱さ忘れる》
前回のスノーシューから、一週間しか経っていない。
「ほんじゃ、普通じゃん」
と思ったアナタ。
コレを聞いたらどうかな?
その一週間の間に、私は、
雪の無い山を3つ登っている。
つまり、スノーシューとスノーシューの間に、
他の山を
3つ登っているのである。
で、今回のスノーシューも、北八ヶ岳である。
泊まった山小屋は、麦草ヒュッテだ。
その翌朝だ。
山小屋がうなっている。
吹雪いている。
外は、やや暖かく、マイナス5度。
しかし、風が悲鳴をあげている。
よし、出かけよう!
ッとその時、女性3人から声を掛けられた。
「ご一緒してよろしいでしょうか?」
よろしいも何も、どうぞどうぞ・・
あまりの吹雪に、道がわからないかもしれないので、
道を知っている我らに、導いてもらおうと言うのだ。
イシマル探検隊が、一挙に5人になった。
私の自慢は、
《一度通った道を忘れない》
その道を逆さまに歩いても間違わない。
幼少の頃より、転校生で、転勤ばかりしていた私の、
地理に関する
秘めたる能力が、こんなところで役に立つ。
「レッツゴー!」
マイナス5度、風速10mの吹雪の中に歩き出した。
新雪は、30センチを超える。
深い所では、50センチも、膝がもぐりこむ。
一歩あるくのに、膝を50センチ上げなければならない。
「先頭変わりま~す」
吹雪の中で、我ら5人のラッセルが始まった!
果たして、生還できるのであろうか?
(生還したから、コレを書いてるんでしょうが!)