
「どうやって、大砲を撃っていたか?」
今から、100年ほど遡ろう。
日清日露・・正露丸が役に立っていた時代である。
(今も役に立っているが)
日清戦争で活躍した船、三笠丸(みかさまる)がある。
今もある。
どこにあるかと言うと、神奈川県横須賀にある。
観光船として、飾ってある。
誰でも、観られる。
かつての軍艦が、おしげもなくさらされている。
艦長の部屋から、トイレまで、さらされている。
大砲の撃ち方まで、さらされている。
小さな大砲から、大きな大砲まで、
「こうやって撃つんだ!」とさらされている。
そして、その大砲に触っても構わない仕様になっている。
「ふむ、そうなのか」と触る観光客がいる。
触るどころか、大砲を動かして、照準を見つめて、
発射しようという輩もいる。
その輩は、驚くのであった。
「大砲を発射する方法って、コレだったんだ!」
それは驚きであった。
100年前、大砲の大きな弾丸を発射するきっかけは、
ピストルの引き金と同じ装置である。
同じ形状である。
ズキュ~~ン!
マカロニウエスタンの銃と
なんら変わらない。
SF映画の銃器の引き金と
なんら変わらない。
ふっと思う・・
アナログって良くネっ!

撃て!