 世の中には、触れてはいけない事柄がある。
今日は、あえてその中の一つに触れさせていただく。
あえてと宣言したからには、
オッタマゲーションマークを付けて発表しよう。
《 リンゴのおケツは汚い!》
リンゴの頭が、木と結びつけている軸側だとすると、
リンゴのおケツは、その反対側だ。
すぼんでいる暗い部分だ。
果物屋の店頭で、
床に触れている部分の奥に引っ込んでいる箇所だ。
「あそこが・・汚い」
子供の頃、
「おへそのゴマを触るんじゃありません!」
母親に叱られたものだが、
リンゴのおケツを眺めると、
その触れてはいけない怪しい汚なさにまみれている。
ここで、他の果物に目を向けてみよう。
例えば、ミカン。
ミカンは下半身はおろか、上半身まで、潔癖だ。
汚い部分など微塵もない。
例えば、リンゴに似ている梨。
梨にも、軸があり、おケツがあるが、
キレイなものである。
例えば、サクランボ。
同様に軸がくっついているのに、
その軸ごと口に入れて慈しんでいる。
スイカも、メロンも、みんなケツはキレイだ。
ところが、果物界の売れ専ナンバーワンの、
リンゴのケツが汚いのである。
ナイフでグルグルと皮をむいてゆく行為の最中にも、
あのおケツに触らないようにビビっている!
なるべく視界に入らない様にしているのだ。
丸かじりが大好きな私でさえ、リンゴだけは、
すべてを食い尽くせない。
理由は、おケツの汚さのセイだ。
先述の梨との差が、そこにある。
食べ物に関して、
凄まじく品種改良を繰り返してきた我々である。
その我々が、どうしてリンゴのおケツに、
気が回らなかったのであろうか?
愛してやまないリンゴ。
そのおケツ問題を、放っておいた尻拭いを、
そろそろしなければならない時が来ているとは、
思いませんか?
by ishimaru_ken
| 2013-04-27 05:31
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