「イシマルさん、もうサスケはやめたんですか?」
あ~んだと?
私が、サスケ挑戦を始めたのは、12年前、48才の時だ。
以来、年に2回、挑戦し続けてきた。
そして、昨年、チャレンジをしようとしたその日・・
私は、台湾にいた。
ポンフー島で、ウインドサーフィンの、
スピードチャレンジをしていた。
つまり、私的な理由で、チャレンジを逃したのだ。
そして、半年、さらに身体を鍛えた。
サスケの為に、走り、登り、ハングし、息を止め、
ダッシュし、シェープし、体脂肪を減らし、
食いたいものも食べず・・
食いたいものとは、
トンカツであったり、
ラーメンであったり、
焼肉であったり、
スパゲッティであったり、
ピザであったり、
テンプラであったり、
(なんなら、もっと書こうかい!)
カレーライスであったり、
カレーパンであったり、
コロッケであったり、
メンチカツであったり、
チーズフォンジュであったり、
ラザニアであったり、
鍋のあとの、
雑炊であったり、
(居直っていいなら、もっと書けるんだゾ)
パフェであったり、
シュークリームであったり、
エクレアであったり、
大福であったり、
ボタモチであったり、
アンミツであったり・・・
(もうヤケクソだ)
吉野家の
牛丼であったり、ナカヤの
親子丼であったり、
モスバーガーであったり、丸亀製麺の
うどんであったり、
それらのものを、3ヶ月前から、一切口にせず、
サスケの為に、体質、体力をキープしてきたのだが、
そのピンポイントの日に、映画のロケが入ってしまった。
ガ~~~~ン!
(出られない)
でも、私はくじけない。
これまでも何度もおこった事だ。
未来の予定が、予定でなくなるアクシデントに、
いちいち泣き言を言っても仕方ない。
次、サスケが、半年後にあるのか?
一年後にあるのか?
私にはわからない。
そのとき、出場させて貰えるのか?
貰えないのか?
それすらわからない。
それすらわからないのが、サスケ出場希望者だ。
サスケをあえて表現すると、
《
殆ど無駄になるかもしれない努力にこそ、全力を尽くす》
完全制覇者 長野誠のとったアジ