
お風呂嫌いだった私が、最近お風呂にはまっている。
理由は簡単だ。
水風呂がある。
熱い風呂に入った後に、冷たい水風呂に飛び込める。
給食嫌いの子供が、
最後にアイスが付いてくると、興奮するのに似ている。
そんな私は、そもそも大分県は別府温泉で育った。
産湯は温泉だった。
中学の頃は、朝、温泉で汗を流してから、通学した。
帰ってくると、温泉に飛び込んだ。
今考えると、超のつく贅沢である。
それでも、お風呂そのものになじめなかった。
理由は、
熱かったからである。
せっかく、世界一の温泉地域に生息しながら、
温泉になじむ身体を獲得できなかったダメな人間である。
もったいない人間である。
そのもったいない人間が、どういうワケか、
心を入れ替えた。
最近、お風呂好きになったのである。
世の中的には、《新陳代謝》が落ちたと言われている。
年齢と共に、新陳代謝が落ちると、汗をかき難くなり、
熱いお湯につかれるようになるらしい。
らしいと言われたものの、
じゃあ、本当に熱いお湯につかれるかと、問われれば、
「ムリだも~ん」
そこで、最近どこでもそこでも紛れなく設置されているのが、
水風呂。
冒頭の写真は、別府の明礬(みょうばん)温泉の泥湯だ。
泥パックで遊んだ後、
冷たい水風呂に浸かるのが、最高の楽しみなのだ。
「今夜のフレンチは、
デザートこそが楽しみなの・・」
くしくもおっしゃるアナタの考えと同じざんす。
水風呂に入るが為に、熱い風呂に我慢しているざんす。
え~とネ。
最近の、データを発表しよう。
本日の入浴タイム・・
熱風呂30に対して、水風呂70だネ。
金返せ!