さあ、今年も断食の季節がやってきた。
といいながら、すでに私の断食は始まっている。
本日で、2日目となる。
体調は良い。
昨年の断食中には、食べ物の妄想が、空中を飛び交い、
我が精神力のなさに、がっかりしたものだが、
やはり二年目ともなると、腹が据わってきた。
ただ、今回は、断食前に、準備行動をした。
それは・・・
本を2冊読んだ。
紹介しよう。
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《ミニヤコンカ軌跡の生還》
松田宏也著
1982年、チベットにあるミニヤコンカ山(7556m)
での遭難事件の話である。
著者の松田氏が、軌跡の生還を果たしたその実話を、
書き記したモノだ。
《たった一人の生還》 新潮文庫
佐野三治著
1992年、小笠原沖で、ヨットが転覆、
生きて還るまでの、長い時間を佐野氏がつづっている。
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この2冊を一気に読み終えると、
しばらく立ち上がれなくなる。
人間の持っている能力の限界のとほうもなさに、
口をあんぐり空けながらも、希望が湧いてくる。
この生還に比べれば、たった一週間の断食なんて、
ヘみたいなもんである。
おっ、もう一冊見つけた!
《あきらめたから生きられた》
太平洋37日間
おっ、コレも以前読んだゾ!
《大西洋漂流76日間》 ハヤカワ文庫
スティーヴン・キャラハン