
「♪~あのひろ~まで、え~ながめ~えた、つきぃがぁ~
きょうはみやこのそらてらすぅ~♪」
いったい何の歌だろう?
そう思ったアナタは、55才以下である。
この歌は、50年前、日本中を席巻していた。
老いも若きも、皆が口ずさんでいた。
その題名・・・
《東京五輪音頭》
三波春夫が明るく唄う歌は、毎日数十回もラジオやテレビから流れ、
否が応でも、頭に刷り込まれた。
冒頭の歌詞を、意味が解るようにしてみよう。
「♪~あの日、ローマで、ェ~眺めた月が~
今日は都の空照らすぅ~♪
4年経ったら又逢いましょうと、
固い約束夢じゃない、エイソこ~りゃ夢じゃない
オリンピックの顔と顔、
それドドンパドドンパ顔と顔~♪」
音頭であるから、「ドドンパ」と発奮音を唄っている。
これが、前回のオリンピックのテーマソングだったのだ。
そして、このテーマソングは、オリンピックが終わった途端、
パタっと唄われなくなる。
思い出の歌謡曲だの、青春の一曲だので、
テレビで唄われたりしない。
あれほど唄っていた曲が、ある日唄わなれなくなり、
何十年も経過する。
だからだろうか、その時子供だった人達以下の年齢の方は、
この曲を知らない。
カラオケでも聞いた事がない。
「♪~あの広間で~・・・今日はみやこのソクラテス~♪」
意味がわからない歌に戸惑うばかりだ。
さて、次の東京オリンピックのテーマソングは、
誰が唄うのだろう?
どんな曲になるのだろう?
又、
誰もが知っている名曲になりながら、
その後、誰も唄わなくなるのだろうか?