岡山県は穴ポコだらけだ。
あまり知られていない事なのだが、
岡山は、鍾乳洞が非常に多い。
ちょいと列挙してみよう。
《井倉洞》 いくらどう
《満奇洞》 まきどう
《備中鍾乳穴》 びっちゅうかなちあな
《ダイヤモンドケイブ》
《諏訪洞》 すわどう
《宇山洞》 うやまどう
《ゴンボウゾネ》
《羅生門》 らしょうもん
《秘坂鍾乳穴》 ひめさかかなちあな 入洞禁止
《鬼女洞》
《神代鬼の穴》
《神庭鬼の穴》
《羽山の穴小屋》
《御神窟》
《仙骨峡蛇の穴》
《磐窟洞》
《井弥の穴》
どうだ!
なにが、どうだ!なのかうまく説明できないが、
岡山県は、鹿児島、岩手と並び称される洞窟天国なのだ。
満奇洞(まきどう)などは、与謝野鉄幹、晶子夫妻が、
あまりの美しさに感動して名づけた洞窟だ。
洞窟は基本的に、<横に広がる穴>と<堅に深い穴>がある。
岡山の穴は、その両方がアチコチに存在している。
満奇洞が、横穴の典型ならば、
井倉洞が、堅穴の代表だ。
上記した<ゴンボウゾネ>とは、やはり堅穴だ。
この名前は、《ゴボウの根》という意味だ。
地中に向かって、細く深く穴があいている。
まるでゴボウの根っこみたいという岡山の方の意見らしい。
考えるだに、恐ろしくも魅力溢れる竪穴の入り口は、
表立って分からないようにしてある。
興味本位で、洞窟知識のない人が入りこみ、
迷い、出てこれなくなるのを防ぐためだ。
迷い込んだ猫ですら、戻れなくなってしまうと聞いた事がある。
岡山県にも、ケービング協会がある。
一から教えてくれる。
どうぞ、連絡を・・
《日本ケイビング協会 岡山》