サクランボを食べていた。
スーパーでパックで売っていたものだ。
おお~コレは!
なんと、 双子のサクランボではないか?
そもそもサクランボというのは、軸が2本あり、
対になっているモノだ。
その片方の軸に、二つ実が成っている。
コレはやっぱり、双子と呼んでいいのかな?
鶏卵に、たま~に、双子の卵がある。
アレに当たると、なぜか嬉しい。
黄身が二つある事実、そのものよりも、
滅多に当たらない宝くじみたいなもので、
当たったという事実が嬉しい。
この双子のサクランボも、すぐに皿の脇によけて、
しばらく眺めていた。
他のサクランボを口に運びながら、
観察していた時だった。
なぬっ?
もう一つ、双子のサクランボが見つかったのだ。
『滅多に』という言葉を使ったばかりなのに、
その滅多を再び使用しなくてはならなくなった。
滅多が立て続けに起こるとは、どういう事だろうか?
双子のサクランボが、
ゴッチャリと成る木があるのだろうか?
四つ葉のクローバーを見つけた経験がありますか?
三つ葉の中に、四つ葉がふと見つかる事がある。
アナタは慌てて、そいつをむしり取ろうとする。
ちょっと待て・・
実は、四つ葉は兄弟姉妹でいる場合が多い。
見つけた周りを注意深く眺めると、
もう一本あったりする。
異端は異端を好むのか・・異端同士仲良しである。
皿の中に、ついに二組の双子のサクランボが残った。
いとおしく口中に放り込んだ。
味は・・・どれも一緒だった。 《凍った卵》2008;10月12日
by ishimaru_ken
| 2014-06-25 05:55
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