昨日、逆クレーマーの話をした。
私にばかり、いつも不幸がふりかかる話だ。
そう、やっと、都内のホテルに戻って来た。
よし、久々にまともに眠れるかもしれんゾ。
満を持してホテルの部屋にはいった。
(ん・・?なにやら大きな音がするナ?)
フロントにたずねてみると、
隣のビルの解体工事が始まったそうだ。
ガガガガガガッ!
でも、今、夜だよな・・
ガガガガガガッ!
何か壁に貼ってある。
『解体作業に伴い、今夜、道路の水道工事がおこなわれます』
あんだって?
『ご希望の方は、
耳栓をお貸しいたします』
あ~~ん?
わかった・・解体でも、徘徊でもなんでもやってくれ。
逆クレーマーは、いっさい文句はいいません。
そういう運命だと、とっくに諦めております。
そういうタチだと、開き直っております。
その昔、住み込みの部屋が、ボイラー室の隣で、
筆談でないと会話ができない轟音に満ちていた。
人間とは不思議なもので、
そんな部屋でも、熟睡できる優れた肉体を造り出したものだ。
それに比べれば、道路工事など、チョロイチョロイ・・
ガガガガガガガガガガガガッガガガガガガガッ
ガガガガガガガガガガッ ガガガガガガガガッ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッガガガガガガガッ
ガガガガガガガガガガッ ガガガガガガガガッ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ 耳栓